縁

世の中には
自分に似た人が3人いるという


Mちゃんのママと初めて会った時
ほんの少し、そんな気がしていた


もちろん、子供の障害が共通していたこともあるが
話をしていくうち、お互いに『なんとか力になれないかな…』と思うようになっていた


さらにメールなどでやりとりするうち

どうやら抱えている【闇】までが、似ているように思えてきた



お互いに、もっと若かったなら
その【闇】を共有したがったかもしれない


ただ
それがマイナスしか生まないことは、これまで生きて学んできたし
傷をなめあうのは嫌いだ


ほどよい距離を保ちながら、お互いを見守っていけたら、と思う


彼女とは
長い付き合いになりそうだ