つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと。
日々の暮らしの中でふと感じたことをつぶやいたり。

おもしろかった映画*日本編2022

2022-03-11 | 映画/DVD
2022年にTV・DVD・映画館などで観た映画のうち、おもしろかったな~♪というものをざっくりと備忘録として書き残しておきます。

※ネタばれがありますのでご注意ください。
※敬称は省略させていただきます。



青森県の北里大学に実在した動物保護サークルを題材にした青春ストーリー。現役の獣医科大学生たちが、サークル活動を通じて捨て犬や捨て猫を救おうと奮闘する姿を綴る。 

一見、大学生の青春映画だけど、動物たちのおかれている現実に考えさせられる。捨てられること、虐待、多頭崩壊などなど。動物好きの方には辛いかもしれない…。
あと、個人的にいろいろと懐かしい気持ちになった♡




うだつのあがらない日々を送っていた青年が、松浦亜弥のMVとの運命的な出会いをきっかけにアイドルオタクとして開眼。ハロプロ好きの仲間同士、たえず寄り集まっては浮かれ騒ぎ、オタク道に邁進する姿を、劔の自伝的コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」をもとに、いきいきとユーモラスに描写。いい年をしてひたすらアイドルに熱中する憎めないハロヲタの野郎どもを愉快に好演し、エモーショナルで切ない青春グラフィティに仕上がった。

 松坂桃李、仲野太賀、山中崇らが飄々として演じながらも、時に切なくなる作品。
オタク道には共感できづらいけど、情けなく格好悪い青春の暗部を垣間見えた気がした。




5人の人気俳優がショートフィルムの監督に挑戦する。撮られる側から撮る側へ…"映画のWOWOW"が俳優たちと立ち上げた短編映画プロジェクトの第2弾。 

前回の第1弾もおもしろかったので、今回も観てみた。予想以上におもしろかったし、なんともいえない余韻が残る作品もあり。
これからも第3弾、第4弾と続けて欲しい企画。




動物写真家・岩合光昭が、世界中のネコと出会い、心から撮りたいと願ったネコの“家族愛”。流れゆく季節の中でふたつの舞台を見つめる。
ミャンマーのインレー湖。湖上に建つ小さな家にネコの家族とヒトの家族が暮らす。寄り添い共に生きる絆が、美しい水面に輝いて。
北海道の牧場では、たくさんの母ネコ、オスネコ、そして子ネコが、まっすぐに生きている。
時に温かく、時に厳しく、ネコたちは成長し、自分なりの新たな世界を築いていく。あるがままに…… 水と大地を舞台に繰り広げられる、ネコたちの愛と絆の物語。

大好きな岩合光昭の世界♪ どの猫も人もみんな愛おしい。。




広島の老舗ストリップ劇場に閉館が迫っていた。社長の木下は過去の華やかな時代を思い出す。最後のステージを飾るストリッパーたちが劇場にやってくる。この舞台で幕を引く有名ストリッパーや、謎めいた若い踊り子。閉館への日々に、木下は忘れていた遠き日の恋を思い出す。
そして、最後の舞台の幕が上がる。観客たちはステージの裸の向こうに何かを見つめている。木下は劇場の終演に、胸の奥に隠していたダンサーとの秘密を思い出す。ステージの上に幻は眩しく輝き、木下は遠い昔の美しい夢を見る。

現在と過去が行ったり来たりしながら、現実と妄想の狭間で生きる人々。切なさと哀しさと醜さと美しさが混在する世界観。
観終わったあとに、後ろ髪をひかれるような気がする作品。