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つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと
日々の暮らしの中でふと感じたことなども

『サルバドール・ダリー天才の秘密ー展』に行ってきました♪

2025-03-29 | 展覧会
横須賀美術館で開催されている『サルバドール・ダリー天才の秘密ー展』を観に行ってきました♪

感想を備忘録として書きます。
文中の敬称は省略させていただきます。






【展覧会概要】
サルバドール・ダリ(1904-89)の生誕 120 周年、シュルレアリスム宣言 100 年の記念すべき節目に開催する本展は、世界屈指のダリ・コレクションを形成する諸橋近代美術館の所蔵品を中心にダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動にも注目する。 
ダリが私たち観衆に魅せた「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の複雑で繊細な内面を探り、世界中で愛されているサルバドール・ダリがいかなる芸術家であったのか、油彩、 素描、版画、彫刻のほか、ミロやマグリットなどシュルレアリスムの作家の作品群など約 120 点により明らかに。
 
※ダリ展には一部、性的表現を含む作品が展示されている。入場に際して事前にご了承いただきますよう。


【感想】
多作だったサルバドール・ダリの作品の一部をまとめて観られてよかったと思う。一番観たい(多分、ほかの方々も)『記憶の固執』がなかったのは残念だったけど。
ブロンズ彫刻もあって、そこでもダリはやっぱりダリであり、彼特有のモチーフやフォルムが観られた。

ダリの作品にいつも登場するモチーフ
*ぐにゃりとした懐中時計
*蟻
*生物の一部を切り取ったようなぐにゃりとした物体
*燃えるキリン
*ねじれる人体
*人体にはめ込まれた引き出し
*ロブスター
*女性器
*男性器
*松葉杖
*妻のガラ
などはあちらこちらに観られる。
これらを見つけると、「ダリだな~」とすぐに思う。

繊細かつコンプレックス(性的)を抱えた偏執的な性格に加えて、精神分析学の権威であったフロイトの思想に傾倒していたダリ。その発露として彼の作品は存在している。
好みが分かれるところだろうが私は好きだな。シュールレアリスムが好きなので。

ショートムービーも展示されていてベンチに座って鑑賞できる。
あと、展示作品は撮影禁止。お気をつけて。


【余談】
サルバドール・ダリの画集は1冊だけ持っていて、随分前に購入したものなのなのでハードカバーの角がこすれてしまっている。黒地にシルバーで「●DALI ダリ」と入っている。書名は『現代美術の世界18』。

ミニマリストを目指してはいないのだけど、持ち物を少し整理して身軽になろうと思っている。いるのだが、実用書を除く書籍、画集や図録は絶対に処分しないつもり。
引っ越しの際に処分してしまい、もう手に入らなくなったものもあるからだ。それに最近はすぐに絶版になるし。
心の栄養はなくさない方向でいくよ~これからも♪


【画像】


展覧会パネル




横須賀美術館全景




横須賀美術館 案内図




美しい螺旋階段




屋上庭園
海が見渡せて気持ちがよい♪ 無料の双眼鏡もあるよん。




美術館側から海を望む風景




ランチはテラスで♪
アイアンテーブルの中央に張り紙「鳥に注意!」お気をつけてくださいな。




キッチンカーの生ハムとクリームチーズのパニーニとコーヒー♪ うまうま♡
美術館併設のレストランが満席で、どう考えても1時間以上待たされそうだったのでこちらに。食事のために1時間待ちとか無理なの~。




ランチの後、お天気が回復したので散策に♪
ソメイヨシノが咲いていたよ。







案内ポール




石畳にカワヅザクラの花びら




オトメツバキの花びらに水滴ころころ♡




三軒家園地
誰もいらっしゃらなくてこの景色を独り占め♪




貨物船がゆっくりと進んで




海と岩場、遠くに観える建物




不思議なオブジェ♪




シダの群生 ちょっとオバケみたい




三軒家砲台跡 説明パネル




三軒家砲台跡 歴史を感じる遺構




閉ざされ錆びた扉 この向こうには何があるのだろう?




フライヤー




チケット 大人1400円




公式図録 2800円
展覧会に来たら必ず公式図録は購入するの♪




【リンク】
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『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』に行ってきました♪ vol.2

2025-03-12 | 展覧会
展示の画像を順路に沿って貼ります。とても多いのでがんばってスクロールしてくださいませ♪







































































































































































以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました♡


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『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』に行ってきました♪ vol.1

2025-03-11 | 展覧会
角川武蔵野ミュージアムにで開催されている『モネ展』を観に行ってきました♪

感想を備忘録として書きます。
文中の敬称は省略させていただきます。





【展覧会構成】
●体感型デジタルアート
本展覧会のメインエリアとなる、アートと物語を全身で浴びて没入する体感型デジタルアートです。モネや印象派と関わる様々な作品が、音楽と共に床や壁面360度に映し出され、モネが人生で訪れた場所をなぞりながら、モネの見た景色、共に過ごした家族や友人、最後の住処であるジヴェルニーでの生活などを音楽と共に追体験します。 

【各幕タイトル】
第1幕 プロローグ 印象日の出
第2幕 ダンスホール
第3幕 パリ
第4幕 女性ダンサー達
第5幕 サン=ラザール駅
第6幕 ノルマンディー
第7幕 セーヌ川の岸辺
第8幕 ジヴェルニー
第9幕 睡蓮
第10幕 アトリエ
第11幕 ジャポニスム
第12幕 南仏 コートダジュール モネ
第13幕 南仏 コートダジュール ルノワール
第14幕 ルーアン、ロンドン、ヴェネチア
第15幕 エピローグ


【感想】
久しぶりの角川武蔵野ミュージアム 体感型デジタルアートでした。
よいですね~♡ 壁360℃と床に広がるプロジェクションマッピングが素晴らしく美しい。音楽もよい♡
どっぷりとモネの世界観に浸ってきました。


【余談】
角川武蔵野ミュージアムで開催された体感型デジタルアート、『浮世絵劇場』には行けたのですけど、『ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー
もう、「行こう!」と決めたら、なにがなんでも行ったほうがいいですね。うん。
そうしないとどんどん、いろいろなことで時間を取られてしまって会期が終わってしまうもの。これ大事!

あと、展示作品とは直接関係ないけど、モネと最初の妻カミーユとの関係性を知っているので、もにょっとしてしまうのは仕方がないかな~。作品と作者の人間性は比例しないからね。
中野京子『新 怖い絵』を参照されたし。


【動画】
動画撮影は禁止なんですが、写真(ストロボは禁止)はOK!なので撮影してきました。
画像を動画にしたのでどうぞ♪ 再生速度は0.25くらいがゆったりと観られておすすめです。



【画像】

2Fエントランス入ってすぐの展示。一つ目小僧。




アニメーション撮影台の展示。本物!









5Fサクラダイナーでランチ♪
本日のおすすめメニュー、ホワイトアスパラガスと玉ねぎのクリームパスタをセットでいただきました。うまうま♡


テーブルのしつらえもおしゃれ♪




サラダ



ホワイトアスパラガスと玉ねぎのクリームパスタ
目玉焼きが乗っていて、「最初はそのまま、後から目玉焼きの黄身を崩してからいただいてください」とスタッフの方からレクチャーを受けました。



ブラマンジェとコーヒー



角川武蔵野ミュージアム 2Fから入ります。




隈研吾氏が設計した建築、圧がすごいごつい外観。




水盤に可愛いオブジェ♪




武蔵野坐令和神社の手前にいらっしゃる大魔神さま。




展示の画像もたくさん撮ってきたのですが、とても多いので次の記事にまとめますね。
ご興味のある方はそちらもぜひご覧くださいませ♪


【リンク】
公式サイトはこちら♪

『浮世絵劇場』の記事はこちら♪ 

モネと最初の妻カミーユとの関係性の記事はこちら♪

続きの記事はこちら♪






 


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『デ・キリコ展』に行ってきました♪

2024-08-23 | 展覧会
東京都美術館で開催されている『デ・キリコ展』を観に行ってきました♪

感想を備忘録として書きます。
文中の敬称は省略させていただきます。





【展覧会構成】
SECTION1 自画像・肖像画
SECTION2 形而上絵画 形而上絵画以前
      2-1イタリア広場
      2-2形而上的室内
      2-3マヌカン              
SECTION3 1920年代の展開 
SECTION4 伝統的な絵画への回帰ー「秩序への回帰」から「ネオ・バロック」へ
SECTION5 新形而上絵画
TOPIC1 挿絵ー〈神秘的な水浴〉
TOPIC2 彫刻
TOPIC3 舞台美術


【感想】
10年ぶりの大回顧展ということで行ってきた。デ・キリコは好きな画家だし♪
一番有名だと思われる〈通りの神秘と憂愁〉が展示されていなかったのが残念だったが、珍しい自画像・肖像画や彫刻、舞台美術も展示されていて見応えたっぷりだった。

絵画はキャンバスに油彩が主でテンペラも少しあり、テンペラとはまた古風なと思った。古典に回帰した時期があったようだ。
時代によってどんどんモチーフや手法が変化し続けていて、こんなに変遷していたとは知らなかった。
一貫して変わらないと感じたのはくっきりとしたコントラスト、艶、透明感のある色合い。静物の果物などガラス細工なのかと見まごうほどの透明感があった。

絵画で一番印象に残ったのは〈ヘクトルとアンドロマケ〉、このビジュアルはなんともいえない。マヌカンにはとても惹かれる♡
余談だが、某漫画の登場人物のビジュアルはこのマヌカンからだよな~と。
彫刻は彫刻の概念を覆すような、つるん~として柔らかな曲線で構成されていて驚き感動した。ブロンズに金や銀メッキでこんな表現になるんだ~と。

デ・キリコ、エルンスト、ダリ、ピカソ、アルチンボルドなどは子供のときから好きなので展覧会があれば是非とも行きたい。開催してくださらないかな~。

【余談】
今年の夏はひときわ暑くて外出を控えていた。美術館も電車内も涼しいが、いかんせん駅までと駅からが暑い…。日傘、ミニファン、ネッククーラーを装備しても暑い…。気温が下がるわけではないからね。
いつまで経っても暑いので、諦めてお盆に行こうと“音声ガイド付きチケット”を購入したら、今度は台風で外出できず。20日以降は日時指定チケットになるので、どうしよう~と思っていたら振替えができることに。ありがたやありがたや。
というわけで21日の一番早い時間帯に行ってきた。夏休み中ということもあり、家族連れもちらほら。思ったより混んでなくてよかった~♪

1階の上野精養軒のカフェでハヤシライスでランチして、ラウンジでゆっくりと購入した公式図録を鑑賞してからゆるゆると帰途についた。
途中、上野公園内でビールフェスやライブ、お猿さんの芸なんかやっていてにぎやかだった。お猿の“ぽんずちゃん”可愛いかったな♡


【画像】



何度来て思わず撮ってしまうオブジェ♪



フォトスポット その1
会場内は撮影禁止! ここはOK♪



フォトスポット その2



フライヤーとチケット



展示作品リストと音声ガイドリスト



購入した公式図録♪ 表紙のデザインは2種類あってこちらをチョイス。



購入したポストカード♪ 下から順に。
〈ヘクトルとアンドロマケ〉
〈バラ色の塔のあるイタリア広場〉
〈大きな塔〉



【リンク】
 



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『中島みゆき展2024「時代」』に行ってきました♪

2024-06-23 | 展覧会
ようやく関東も遅い梅雨入りですね~。昨日、貴重な梅雨の晴れ間に、角川武蔵野ミュージアムで開催中の『中島みゆき展2024「時代」』に行ってきました♪
会期は23日までなのでもうぎりぎり。危ない危ない、『ゴッホ展』や『ダリ展』のように行けずじまいになるところでした。

会場内はほぼ写真撮影可だったので画像多いですが、がんばってスクロールしてくださいませ♪
時系列でどんどんいきま~す。


ところざわサクラタウン
ここに角川武蔵野ミュージアムとジャパンパビリオンがあります。奥にある近未来的な建物が角川武蔵野ミュージアムです。迫力!




ジャパンパビリオン




開場はAM10:00からだったんですが、少し早く到着したのでこちらで時間をつぶして。




正面入り口




開場時間になったのでミュージアム2Fから入場します。
あらかじめネットでチケットを購入していたのでここはスルー。当日券を購入される方はこちらで。




なぜか入り口付近に立っている一つ目小僧。




5Fが会場です。エレベーターで移動するとすぐ。
オンラインチケットを提示して入場します。提示すれば再入場も可とのこと。




























カバーされた方のパネル、裏返すと曲名が見られます。





リクエストするとレコードで曲をかけてくれます♪
浸れる~泣ける~。













ガイドブックと記念コースター。コースターは本棟3Fの角川食堂でいただきました♪



角川食堂のランチビュッフェ♪ ちょっとお高めだけど種類も多くて美味しい♡
ポークカレーとサラダ♪




食後のコーヒー♪ ランチビュッフェとはまた別料金になります。ご注意のほど。
デザートのほろにがプリンも撮ったはずなのにフォルダに見当たらず。はて?



食後にぷらぷら~と。暑い…。
武蔵野坐令和神社の小鳥居。
大鳥居は近くにあり夜には電飾で光っています。くぐる度に色が変化するんですよ~!



茅の輪くぐり
作法どおりにくぐらせていただきました。この後に参拝をしてお邪魔させていただいたご挨拶を。



手水舎からの清い流れ。



中央広場の大魔神様♪



おまけ♪
最寄り駅のJR武蔵野線東所沢駅からの歩道には、夜になるとLEDが光るというデザインマンホールが設置されています。このマンホールを辿っていけば間違いなく到着しますよ~。
通行するみなさまのお邪魔にならないようにして撮影してきました。ご覧ください♪




























これはおまけ。普通の排水マンホールです~。
ゆるキャラ“トコろん”が可愛い♪ 頭にプロペラ付いてます。



公式サイトはこちら♪
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