横須賀美術館で開催されている『サルバドール・ダリー天才の秘密ー展』を観に行ってきました♪
感想を備忘録として書きます。
文中の敬称は省略させていただきます。
感想を備忘録として書きます。
文中の敬称は省略させていただきます。

【展覧会概要】
サルバドール・ダリ(1904-89)の生誕 120 周年、シュルレアリスム宣言 100 年の記念すべき節目に開催する本展は、世界屈指のダリ・コレクションを形成する諸橋近代美術館の所蔵品を中心にダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動にも注目する。
ダリが私たち観衆に魅せた「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の複雑で繊細な内面を探り、世界中で愛されているサルバドール・ダリがいかなる芸術家であったのか、油彩、 素描、版画、彫刻のほか、ミロやマグリットなどシュルレアリスムの作家の作品群など約 120 点により明らかに。
※ダリ展には一部、性的表現を含む作品が展示されている。入場に際して事前にご了承いただきますよう。
【感想】
多作だったサルバドール・ダリの作品の一部をまとめて観られてよかったと思う。一番観たい(多分、ほかの方々も)『記憶の固執』がなかったのは残念だったけど。
ブロンズ彫刻もあって、そこでもダリはやっぱりダリであり、彼特有のモチーフやフォルムが観られた。
ダリの作品にいつも登場するモチーフ
*ぐにゃりとした懐中時計
*蟻
*生物の一部を切り取ったようなぐにゃりとした物体
*燃えるキリン
*ねじれる人体
*人体にはめ込まれた引き出し
*ロブスター
*女性器
*男性器
*松葉杖
*妻のガラ
などはあちらこちらに観られる。
これらを見つけると、「ダリだな~」とすぐに思う。
繊細かつコンプレックス(性的)を抱えた偏執的な性格に加えて、精神分析学の権威であったフロイトの思想に傾倒していたダリ。その発露として彼の作品は存在している。
好みが分かれるところだろうが私は好きだな。シュールレアリスムが好きなので。
ショートムービーも展示されていてベンチに座って鑑賞できる。
あと、展示作品は撮影禁止。お気をつけて。
【余談】
サルバドール・ダリの画集は1冊だけ持っていて、随分前に購入したものなのなのでハードカバーの角がこすれてしまっている。黒地にシルバーで「●DALI ダリ」と入っている。書名は『現代美術の世界18』。
ミニマリストを目指してはいないのだけど、持ち物を少し整理して身軽になろうと思っている。いるのだが、実用書を除く書籍、画集や図録は絶対に処分しないつもり。
引っ越しの際に処分してしまい、もう手に入らなくなったものもあるからだ。それに最近はすぐに絶版になるし。
心の栄養はなくさない方向でいくよ~これからも♪
【画像】
展覧会パネル

横須賀美術館全景

横須賀美術館 案内図

美しい螺旋階段

屋上庭園
海が見渡せて気持ちがよい♪ 無料の双眼鏡もあるよん。

美術館側から海を望む風景

ランチはテラスで♪
アイアンテーブルの中央に張り紙「鳥に注意!」お気をつけてくださいな。

キッチンカーの生ハムとクリームチーズのパニーニとコーヒー♪ うまうま♡
美術館併設のレストランが満席で、どう考えても1時間以上待たされそうだったのでこちらに。食事のために1時間待ちとか無理なの~。

ランチの後、お天気が回復したので散策に♪
ソメイヨシノが咲いていたよ。


案内ポール

石畳にカワヅザクラの花びら

オトメツバキの花びらに水滴ころころ♡

三軒家園地
誰もいらっしゃらなくてこの景色を独り占め♪

貨物船がゆっくりと進んで

海と岩場、遠くに観える建物

不思議なオブジェ♪

シダの群生 ちょっとオバケみたい

三軒家砲台跡 説明パネル

三軒家砲台跡 歴史を感じる遺構

閉ざされ錆びた扉 この向こうには何があるのだろう?

フライヤー

チケット 大人1400円

公式図録 2800円
展覧会に来たら必ず公式図録は購入するの♪

【リンク】
翠波画廊「ダリとガラの奇妙な関係」
諸橋近代美術館「サルバドール・ダリとは?」