悪いことが重なるときには重なるもので。。

え～悪いことが重なるときには重なるものでございますね（苦笑
先日、とある講座に出かけた日に、駅まで歩いていたんですけども。。
左足が外側にずりっと滑りまして。。そう、捻挫したんです。そのときはね～「ん？」くらいで大丈夫だったんですけどもね。。
講座中にどんどん悪化してきてしまいまして、帰りはとうとうびっこひきつつ、駅からはタクシーで帰ってきましたよ（泣
二階の寝室に上がるのも一苦労な有様。とりあえず、冷湿布を貼って、休みましたわ。
夕食の支度はごめんなさいとさせていただきました～
左足をつくと痛いし（響くのね。。）、家事はできないわ、家の中の移動もおぼつかないわで、自分でやってしまったこととはいえ、凹みましたぁ～～
今は随分よくなりましたけど、まだ完璧ではないかなぁ。。

で、その怪我をした翌々日、遅い昼食を食べようと思ってテーブルについたら。。
外から突然！「ドカ～ン！！」というすごい音が二回もしました。
足が不自由だったんですけどもね、何事かと外に出て見ると。。
向かいのお宅の御主人が、ご自分の家の車庫入れをしようとして失敗！　わが家の外構に正面衝突！！　
‥というわけでしたの。
いやぁ～びっくりするやら呆れるやら。この外構、今年の春先にリフォームしたばっかりなんですけどもねぇ～
お向かいの御主人は謝っておられましたけど（当たり前）、だからといって笑って「いいですよぉ～♪」と言えるほどお人好しじゃあないんで（笑
結構、むっ！としつつ、事務的なことはきちんと伝えておきましたわ。
明日の午前中、保険の調査会社と工務店の方が現状を見に来られることになっております。
とにかく、きっちり原状回復はしてもらいます。こちらには全く非がないんで。
それにしても。。人身事故にならなくて、本当によかったわ。。。この道路、狭いわりに人がよく通る生活道路なので。

みなさまも事故にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

『大鹿村騒動記』

日本映画専門チャンネルで放映されて録画していた、『大鹿村騒動記』を観ました。
公式HPはこちらです☆

2011年作品
【監督】阪本順治
【出演者】原田芳雄、大楠道代、岸部一徳、松たか子、佐藤浩市、富浦智嗣、瑛太、石橋蓮司、小野武彦、小倉一郎、でんでん、加藤虎ノ介、三國連太郎
【主題歌】「太陽の当たる場所」　作詞／作曲／歌：忌野清志郎
【あらすじ】
江戸から数えて300余年。南アルプスの懐に抱かれた大鹿村では、途絶えることなく「村歌舞伎」の伝統が続いてきた。
そこで主役を張ってきたのが、初老の食堂店主・風祭善だ。サングラスにテンガロンハットの無骨な男だが、いざ舞台に立てば観客の視線を一身に集める花形役者。
しかし私生活では女房に逃げられ、18年間ひとり暮らしをしている。そんなある日、公演を5日後に控えた村に、駆け落ちした妻の貴子と幼なじみの治が帰ってきた。聞けば彼女は脳を患い、善の顔も忘れてしまったという。わずかに覚えているのは、かつて夫相手に舞台で演じた台詞のみ。
折しもリニア新幹線の誘致をめぐって仲間が対立し、暴風雨まで接近するなか、善の心は千々に乱れてしまう。「これじゃ歌舞伎なんてやれねえ！」。 天災の年にも戦争の季節にもやめなかった村芝居。
さて、その幕は、無事開くや否や？

評判がとてもよかったのでかなり期待して観てみました。感想としてはおもしろかったですね。笑いあり涙ありの、楽しめる娯楽作品だと思います。
さすがに号泣はしませんでしたけども、うるっ。。とくる感じでした。要所要所にいい場面があるので。
キャリアも実力もある超ベテランの役者揃いで、まぁ～豪華なキャスティング♪　しかし、それだけに頼らない脚本と演出だと思いました。散漫になりやすいんですけどね、この手のキャスティングをすると。作品としてというより、役者しか印象に残らないような（笑
幼なじみ同士を演じた原田芳雄さんと岸部一徳さんが、もう～とてもよいです！　漂う風情とさりげない佇まいだけで、台詞の奥に隠されたさまざまな想いを表現されていて、それがこちらにちゃんと伝わってくるのですもの。
なかなかできそうでできないことだと思われます。。
そうそう、大楠道代さんと岸部一徳さん、かなり古～いドラマですけど、沢田研二さん主演の「悪魔のようなあいつ」でも共演されていましたね。昨年、DVDを借りて観たので覚えておりました♪
確かこのときが岸部一徳さんの俳優としての初仕事だったとか。ロン毛で白いスーツに黒いシャツのチンピラヤクザの役で、大楠道代さんを脅してましたっけ（笑

最後に一言。。
主演の原田芳雄さんと主題歌を歌われた忌野清志郎さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。