つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと。
日々の暮らしの中でふと感じたことをつぶやいたり。

『KAGAYA 星空の世界展』に行ってきました♪

2022-08-08 | 写真展
『KAGAYA 星空の世界展』をそごう美術館にて観てきました。

感想を備忘録として書きます。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【展覧会構成】
四季の星空
月のある空
オーロラ
天の川を追う星の旅
一瞬の宇宙


【感想】
とにかく美しい♡ ほ~っとため息が出てしまう美しさ♡ 心に、魂に、美という滋養が染みわたる感じがした。

動画以外は撮影可!、SNSにもアップ可!と太っ腹な写真展。大盤振る舞いにびっくりしつつ、ほぼ全部撮影してきた。スマホで。
その中から特にお気に入りの作品を貼っておく。真正面から撮影できたものばかりではないので、後から歪みは修正しているが、色味などは無修正。上部の明るい光は作品を照らす照明が写りこんだもの。

全48作品。作品名・撮影地・撮影月日・キャプションはご本人によるもの。
がんばってスクロールしてね~♪


雪桜 埼玉県 2016.4.8
会うはずのない幻の共演。




夢色の軌道 京都府 2017.4.9
この先には、昔見たあの夢の続きがあるかしら。




桜の宇宙 東京都 2017.4.6
花の季節をガラス玉に閉じ込めて。

 


天空への招待 北海道 2019.3.10
空に溶けてしまいそうな真っ白な大地に、一匹のキツネが現れ、夜の天空散歩へ誘ってくれているような気がした。




三日月ともすクリスマスツリー 北海道 2019.3.10
刻一刻位置を変える天体がつくった一瞬の光景。




満月 東京都 2021.2.27
月の模様は日本では昔から“お餅をついているウサギ”といわれている。月にはクレーターがたくさんある高地と、低く平らな「海」とよばれる地形があるので、海は高地に比べて暗く見える。




夜明け色の宝石 北海道 2017.1.17
打ち上げられた氷たち。波に洗われ、天空の一瞬の色を映して輝く。




星降るように雪降る夜に 北海道 2018.12.11
見上げれば、空からの贈り物。




冬の贈り物 北海道 2015.12.13
丘の青い影が雪の上をすべって波のように寄せてくると、一匹のキタキツネが雪原を走って渡っていった。音も凍りつくような静かな景色を誰かに届けたくなった。




アイスバブル 北海道 2018.12.30
凍結した湖に閉じ込められた自然の造形。上を歩けるようになったばかりの透明な氷の中には、泡も凍って無数に連なっていた。




夜空の宝石たち 北海道 2017.1.19
凍結した湖を、凍てつく霧が通り過ぎていった。湖畔の灯りと霧がつくりだした幻想的な光景。仰ぎ見れば白く染まった木々の上、夜空の宝石たちが輝いていた。




夜明けの結晶 北海道 2020.1.5
満点の星が消えていった夜明け、落ちた星のように足元にきらめいていた霜をマクロレンズで拡大撮影してみた。




秋のトッピング 東京都 2016.11.24
雪に追い抜かれた落ち葉たち。




秋の贈り物 神奈川県 2017.11.27
この日の鮮やかな秋を詰め込んで。




夜の始まりの停車場 愛媛県 2016.9.23
ああ、次の列車もやり過ごそう。空があんまり綺麗だから。




夏の名残の天の川 岐阜県 2018.10.7
夏の思い出、天の川の音色。




夕映えの積乱雲 東京都 2019.9.10
鮮やかな稲妻が雲を中から照らし、夏の終わりを告げるような雷鳴が響いた。




満月の砂丘 鳥取県 2018.12.22
日が暮れて、いざよう(ためらう)ように少しの間をおいて昇る十六夜(いざよい)月。




中秋の名月 東京都 2018.9.24
想いを抱いて見上げたあの日の空が、深い思い出の光景となって心をささえてくれることもある。




富士から昇る天空の宝石たち 山梨県 2015.12.8
富士山頂から昇る二十六夜月、その月の右上の明るい星は金星、左上には緑色の小さな彗星(カタリナ彗星)も写っている。天空と山と、一期一会の光景。




かぎろいの二十七夜月 埼玉県 2019.2.2
大気でゆがんだオレンジ色の細い月が、まだ眠っている街の上に昇る。




夢見るタウシュベツの橋 北海道 2016.5.29
月光を浴びて眠る鉄道橋。かつて汽車を走らせていたころの夢を見ているのでだろうか。




幻の銀河橋 北海道 2016.5.27
湖の水が引き、姿を見せたその橋は、まるで銀河の果てまで続いているようだった。




湖に映る天の川 アメリカ、ワイオミング州 2017.8.22
天の川は、私たちがすむ銀河という円盤状の星の大集団を内側から眺めた姿。ちょうどこの写真の正面にその銀河の中心があり、とくに明るく写っている。この夜は無風で鏡のようになった水面にも天の川が映って、まるで銀河の中に浮かんでいるような気分になった。




エデン メキシコ 2019.2.11
セノーテとよばれるマヤの聖なる泉は、ユカタン半島の森に数百も点在しているといわれている。その一つに潜ると、森から泉に差し込んだ光が、まるでカーテンのように揺らめき、透明な泉の底まで届いていた。




エンジェル メキシコ 2019.2.9
セノーテとよばれる泉に潜ると、水はあまりに透明で、宙に浮いているかのような気分だった。光に包まれ、この世とは思えない光景だった。




空と海と大地が混ざり合う場所 ハワイ島 2016.9.20
ハワイ島の火山から流れ出た溶岩が海へ落ち、火と水が激しくぶつかっている。




月夜のキラウエア火山 ハワイ島 2016.9.7
天の川と月は地上を照らし、火山は空を照らす。




ザトウクジラの海 オーストラル諸島
2017.9.26 クジラが悠々と上を通り過ぎてゆく途中、私はクジラに見つめられているのに気がついた。




遺跡の島の南十字 イースター島 2010.7.12
モアイが立つ海岸に出ると、空高く南十字。太古の人々はどんな気持ちでこの星々を眺めたのだろう。




北十字から南十字の天の川 オーストラリア 2019.8.26
日本で高く昇る北十字(はくちょう座)から南半球で高く昇る南十字まで、一望にできる場所がある。世界の旅は星空をめぐる旅でもある。




パタゴニアの残照 パタゴニア、ペオエ湖 2016.1.9 高緯度地方の長い夕暮れ。残照に染まる山の向こうに待ちきれな星々が輝き始める。




すばるとカリフォルニア星雲 静岡県 2020.12.10 夜空に広がる宇宙。人の目には真っ暗に見える星と星の間にも、たくさんの星や漂う雲(星間ガス雲)がある。右下の青い星の集まりがすばる(プレアデス星団)、左上の赤い帯がカリフォルニア星雲。




オリオン座の星間分子雲 静岡県 2020.12.11
子供のころ私が初めて覚えた星座はオリオン座。そのオリオン座を画面いっぱいに、カメラで長時間光を集め、星と星の間に漂う色彩豊かな星雲を撮影した。オリオン座分子雲までの距離は約1500光年。肉眼では見えない宇宙の姿が浮かび上がった。




久遠の旅人 秋田県 2020.7.17
数千年の公転周期をもつネオワイズ彗星。冷たい太陽系の果てから悠久の時を経てやってきた。何千年先の未来に再び回帰することがあるなら、尾をひく姿を見上げる人がいて、私と同じように美しいと感じていたら素敵だなと思う。




尾をたなびかせる彗星 秋田県 2020.7.17
2020年夏に姿を見せたネオワイズ彗星。立派な尾をひく彗星を肉眼で見たのは23年ぶり。彗星との出会いはまさに一期一会。空に彗星の浮かぶ光景を次に見られるのはいつの日だろう。やや曲がって黄色っぽく写ったのが塵でできた尾(ダストテイル)。真っ直ぐ青白く伸びるのがイオンの尾(イオンテイル)。




プロミスリングが見えるダイアモンドリング インドネシア、スラウェシ島 2016.3.9
太陽の光が月の縁から漏れ出て、宝石をつけた指輪のように見えるため、ダイアモンドリングとよばれている。縁に赤いプロミネンスが見えている。




太陽の翼 アメリカ、アイダホ州 2017.8.21
皆既日食。ふだん決して見ることができない太陽と月の姿。募るのは、自然に対する畏敬の念。




天空のリング 埼玉県 2012.5.21
太陽と月と地球が一直線に並んで起こる金環日食の瞬間。太陽の前を真っ黒な新月が横切っていく。悠久の宇宙の時間では無数に繰り返される現象だが、一人の人間がその短い一生のうちに経験できるチャンスはわずかだ。




ダイアモンド富士 山梨県 2013.11.17
今日もどこかに富士山頂と日の出が重なる特別な場所がある。晩秋の朝。太陽の光が山頂からあふれると、草原の霜が一斉に溶け、宝石のように輝き始めた。




宙を翔ける 沖縄県 2018.1.18
ロケット打ち上げに伴う発光雲が、まるで宇宙へ飛び立つ不死鳥のように見えた。




円い虹 アイスランド 2019.10.9
滝のしぶきの中、無数の水滴に囲まれると、完全な円い虹が現れた。珍しい写真が撮れたが、カメラがびしょ濡れになった。




結晶の中を飛ぶ 九州付近太平洋上空 2018.7.2
太陽を取り囲む暈、幻日(写真中央の光)、太陽と幻日を貫く幻日環。私がこれまで見た中で一番はっきりとした幻日環。幻日は眩しいほどで驚いた。




氷の向こうの世界 ロシア、バイカル湖 2017.3.16
大きさ、深さ、透明度。どれもずば抜けたロシアのバイカル湖。そこで目にしたファンタジーの世界のような光景。青く輝く氷は自然の彫刻のようだった。




長岡の三日月 新潟県 2019.8.3
遠い人に、静かな眠りを。




夏のオーロラ アラスカ 2014.8.28
極北の短い夏の終わり、暗くなりきらない薄明の空に今年初めてのオーロラが現れた。




銀河の果ての南極光 ニュージーランド、南島 
条件が揃う夜にはニュージーランドでもオーロラが見られることがある。この日は磁気嵐で、南の彼方にオーロラが現れた。夕暮れ間もなくで、オーロラの上端にはまだ太陽光があたっていてピンクに染まった(共鳴散乱という現象)。南半球のきらびやかな星々とカラフルなオーロラ、夢のような共演。




オリオンとオーロラの夜明け アイスランド 2019.10.10
妖精の国アイスランドで見つけた妖精の遊び場のような場所。夜明けのオーロラとオリオンがそのプールの中で光っていた。




チケットとフライヤー♪




購入した写真集は2冊。ショップは危険な香りがぷんぷん。物欲に負けないようにしないとね。




【余談】
SNSで美しい作品は拝見していて、どうしても観ておきたかったKAGAYA氏の写真展。
今年は例年以上に猛暑、酷暑で体調を保つのがなかなか大変で…。例の疾病にも気をつけないとだし。おまけに、フォトコミュニケーション協会のアドバンス14期も受講中で忙しく。
暑いし、日曜日で混みそうな予感はしていたけど、行ってよかった~♡ 後でやっぱり行っておけばよかった。。と後悔したくなかったし。でも、2時間近く立ちっぱなしでスマホで撮影し続けたら、血糖値が下がりきって、最後はぼ~っとしていたのは内緒。
あと、暑さで頭がぼ~っとして、記事がなかなか書けなかったのも内緒。画像も多くて、処理とかPCに移動とかも大変だったし。いや、自分で撮ったんだけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする