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つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと
日々の暮らしの中でふと感じたことなども

『アストリッドとラファエル 文書係の事件録 シーズン5』ストーリーと感想

2025-04-11 | テレビ/ドラマ/DVD
CSミステリーチャンネルで『アストリッドとラファエル 文書係の事件録 シーズン5 』を観ました。
ざっくりとストーリーと感想を備忘録として書き残しておきます。


※ネタばれがありますのでご注意ください。
※敬称は省略させていただきます。





【ストーリー】
几帳面で論理的なアストリッドと、思いついたら猪突猛進のちょっとガサツだけど大らかなラファエル。正反対の二人がお互いの足りない部分を補い合い協力し合うことで、事件を解決していくフランス発ミステリーのシーズン5。

アストリッドとラファエルがスパイとなって国際問題をはらむ事件の捜査に乗り出したり、約20年前に発生したチベット僧殺害に関わる事件など、様々な謎めいた事件に挑んでいく。


【感想】
シーズン1からずっと好きで視聴していたので待望のシーズン5!

オープニングはスタイリッシュ、フランスミステリーならではの軽さが小気味よく。パリの街や部屋のインテリアもおしゃれで眼福♡

アストリッドとラファエルのコンビはさらに絆が深まり、バディ感がより強くなってきている。安定感があってよき♪
ただ、ラファエルがすぐに同僚と付き合いだしたり、職場で行為をしたりとかはいただけない。節操ないな~と。付き合ってもいいのだけど、もうちょっと場をわきまえようと思ってしまう。
正直、あんまり恋愛が絡むとミステリーを楽しみたいのに萎える。
奨学金が打ち切られ日本に帰国していたテツオがいとも簡単に、(どうやって?)長期ビザが取れてフランスに戻ってくる。そして、めでたくアストリッドと結婚することに。
ただし、別居婚。アストリッドの家は彼女の避難所だから、どんなに親しくても愛していても同居はできないのだ。

今シーズンは国際的なスパイとか、宗教絡みの話が多い印象があった。宗教絡みはどこの国でも扱いが難しい問題なのだなと感じた。デリケートな部分だからだろうな。
天才的な犯罪者でサイコパスが再度登場して、アストリッドに謎解きを送りつける。その謎解きに夢中になるアストリッド。
なのに呆気なくラファエルたちにマンションの屋上で射殺される。これで終わりかと思えば、とんでもないものを仕込んでいた。
アストリッドとテツオの結婚式に用意された指輪に毒を仕込んでいたのだ。そうとは知らないラファエルがちょっとだけと自分の指にはめた途端に倒れてしまう。
ここでシーズン5は終わる。クリフハンガーだね。シーズン6も制作されるのかな?
期待して待とう♪

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『探偵ミス・スカーレット シーズン4』ストーリーと感想

2025-03-25 | テレビ/ドラマ/DVD
CSミステリーチャンネルで『探偵ミス・スカーレット シーズン4 』を観ました。
ざっくりとストーリーと感想を備忘録として書き残しておきます。


※ネタばれがありますのでご注意ください。
※敬称は省略させていただきます。






【ストーリー】
舞台は19世紀のロンドン。イライザ・スカーレットは聡明で美しいが、周りを困らせるほどお転婆なところがある快活なお嬢様。
ある日、探偵社を営んでいた父が急逝してしまう。家計を支えるため、依頼人には父が他界したことを内緒にし、父のもとに来た調査依頼を引き継ぐが・・・。
父から譲り受けた探偵に必要な知識と洞察力、そして、持ち前の行動力と機転で、幼馴染でハンサムな刑事ウィリアムと事件を解決していく!



【感想】
シーズン1から続けての視聴。
19世紀のロンドンは男性優位の社会だったので、女性というだけで偏見を受けるイライザ。とても優秀なのに、女性というだけで道が閉ざされてしまう理不尽さ。
現代でも男女平等とうたいつつ、不平等がまかり通っており、差別や偏見もなくなっていないのが現実。哀しいね…。
イライザの先走りすぎなところや、コミュニケーション能力に欠けるところは困ったちゃんだけど。時代が時代なので致し方ない面もあると思う。
まぁ、もう少し大人になるとよいね~とは思うけど。

幼馴染の刑事ウィリアムが1年間、アメリカのニューヨークに出向することになり、二人は遠く離れ離れになる。ウィリアムはイライザのためを想いそうしたのだけど、イライザは裏切られた気持ちになり怒っている。本人は自覚がないので周囲にそのとばっちりがいってしまい、さらに困ったちゃん状態になってしまう。
イライザの気持ちもわからなくもないが、“怒り”の根底にあるのは“悲しみ”や“寂しさ”だから、そこに気づかないと自分も周囲の者も傷つけてしまう。

探偵事務所のオーナー、パトリック・ナッシュの個人的な恨みと殺人事件からナッシュは捕まり牢獄へ入れられてしまう。「ナッシュ&サンズ探偵事務所」は閉鎖され、イライザは一人で小さな事務所を開くところで最終回となる。
いつの間にかナッシュは意外といいやつ?みたいな感じになっている。人にはいろいろな面があるしね。
これからシーズン5があるとすれば、この三人の関係や探偵事務所はどうなっていくのだろう? 気になる~。

あと、セットではないロケで撮影されているので安っぽくなくてよい♪ 室内のインテリアや設えもリアルな感じが出ているし。
やっぱり映像は美術にお金をかけないと作品の質が落ちると思う。ただお金をかえればいいといいうものでもないけども。


【余談】
CSミステリーチャンネルは海外の良質なミステリーが観られてよいね♪
そのためにCSを契約しているといっても過言ではない、かもしれない。
ほかにも『アストリッドとラファエル』を録画視聴中だし、過去作だと『名探偵ポワロ』『ブラウン神父』『ミス・マープル』『アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班』『シャーロック・ホームズの冒険』『主任警部モース』『なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?』『バーナビー警部』『もう一人のバーナビー警部』などなど。
こうやって見るとかなり視聴しているね~。もっとあると思うけど。



【リンク】
ミステリーチャンネル
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朗読×アニメ×ドラマ『怖い絵本』ストーリーと感想

2025-03-03 | テレビ/ドラマ/DVD
NHK Eテレで、朗読×アニメ×ドラマ『怖い絵本 』を観ました。
ざっくりとストーリーと感想を備忘録として書き残しておきます。


※ネタばれがありますのでご注意ください。
※敬称は省略させていただきます。





【ストーリー】
■その23「ちょうつがい きいきい」
【絵本×アニメ】
玄関の扉を開けると響く「きいきい」という音。その音の正体を確かめた僕は驚愕する。扉の蝶番に、黒いクモのような小さなオバケが挟まって苦しげに叫んでいたのだ。身の回りのあらゆる「きいきい」という音には、オバケたちが挟まれ「いたい。いたい。」と苦しんでいた!
【ドラマ】
ひどい耳鳴りに苦しめられている男(塩野瑛久)が診察に訪れる。頭の中で「きいきい」という音が鳴り続け眠れないという。

■その24「おんなのしろいあし」
【絵本×アニメ】
強気な僕は、友だちが怖がる学校の古い倉庫も怖くないと言い張る。雨の夕暮れ、ひとり倉庫に入り、そこでぼんやり立つ「おんなのしろいあし」を見つける。僕はその足を叱りつけて倉庫を出た。帰り道でふと迷い込んだ廃屋で響くのは、不気味な足音「ぺた、ぺた、ぺた」。
【ドラマ】
少年(齋藤潤)は、友人(近藤華)と受験勉強中。こたつでお互いの足が触れ合うたびにドキドキ。黒い本を読み終えた少年が見たものとは?

■その25「おめん」
 【絵本×アニメ】
嫌いなあの子を不幸にしたい、そんな暗い思いが心に浮かぶとき、目の前に現れるのは不気味な「おめん」。おめんをかぶると、誰かを呪う力が手に入る。「きれいなあのこのかお みにくくなればいい」少女は次々と呪いを現実のものとしていく…。
【ドラマ】
会社で働く女性(芋生悠)は新入りの後輩(尾碕真花)や干渉好きな先輩(岩本えり)と仲良さげに会話しながら、陰で彼女たちへの不満などをSNSにつぶやいていた…。

 
【感想】
Eテレの人気シリーズ『怖い絵本』、こちらも好きでず~っと観ていた。
絵本は子供向けというのも固定観念だと思うし、絵本を大人が楽しんだっていい。特にこの『怖い絵本』シリーズは人気作家が腕を振るい、雰囲気のあるアニメ、ドラマも同時進行する仕掛けがよい♪

■その23「ちょうつがい きいきい」
隙間にはさまって「きいきい」痛がるオバケは怖いというより、かわいそうな存在にも思えてくる。でも、実際に見たらびっくりしてしまうだろうな~。いないけど。

■その24「おんなのしろいあし」
白い足だけの女は怖い。本当に怖いのは自宅までついてくることが怖い。
裸足の足で「ぺたぺた」とどこまでもついてくるのは怖いな~。

■その25「おめん」
この話はオバケや幽霊ではなくて人怖。よくあることだけに寒々とする。
後味が悪い話ではある。


【余談】
■その23「ちょうつがい きいきい」の作者 加門七海は霊感が強く、白狐さまが憑いて守護されていると、『視えるんです』の作者 伊藤三巳華が自作で描いていたけど、本当なのかな~。気になる。


【リンク】
『怖い絵本』NHK
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ドラマ『ゴースト・オブ・レディオ~バチボコ怖い心霊バスツアー~』ストーリーと感想

2025-02-20 | テレビ/ドラマ/DVD
WOWOWライブで放送された『ゴースト・オブ・レディオ~バチボコ怖い心霊バスツアー~』を観ました。
ざっくりとストーリーと感想を備忘録として書き残しておきます。

※ネタばれがありますのでご注意ください。
※敬称は省略させていただきます。





【ストーリー】
実際に人気ラジオ番組として生放送されている「三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」。
この番組の心霊バスツアーを舞台に、過去への想いを抱える三四郎のマネジャーを主人公に、個性豊かなリスナーや番組スタッフたちの想いが交錯するノンストップエンターテインメント。


【感想】
特に三四郎のファンというわけでもないのだが、タイトルがおもしろそう~と観てみた。うん、おもしろかった。テンポもいいし、俳優陣もよいし。
設定のオカルトというかなんというかは、突っ込まなくてよし!
こういうドラマは肩の力を抜いて楽しんだほうがよいのだ。


【余談】
ファンじゃないので(ファンのみなさま怒らないで~)「軍人」とか「軍人化」の意味がわからなくてGoogle先生にお尋ねした。理解したよ。
ファンじゃないと(しつこい)わからないこと多いよね~。音楽や演劇、お笑い、アイドルでも。
そのへんが部外者から見るちょっと怖いし、敷居が高くて近寄りがたいのが正直なところ。なので、現場には近づかず、TVやPCの画面越しに観るのが安全安心な気がする。




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おもしろかったドラマ・バラエティ*2024

2024-12-30 | テレビ/ドラマ/DVD
2024年に観たドラマ・バラエティの中で印象に残ったもの。備忘録として【あらすじ】【感想】をざっくりと書いておきます。
視聴はリアルタイム、録画のいずれかで。

ネタばれがありますのでご注意ください。
文中のお名前は敬称を省略させていただきます。





【あらすじ】
女性たちが困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。

【感想】
女性の生きる道が恐ろしく限られていた時代に生まれた女性たち。時代に翻弄されても抗い、戸惑い傷つきながらもそれぞれの生き方を貫いていく姿に感動する。
毎回のように涙していて、朝からどっと疲れていた記憶がある。
現代もこの時代とあまり変わっていない現実に呆然としつつ、少しずつでもよい方向に向かっていって欲しいと願うばかり。
キャストのみなさんがよい♪ 役にぴったりとはまり安心してドラマを楽しめる。





【あらすじ】
その20「あずきとぎ」
僕は夏休み、おじいちゃんの田舎に遊びに行く。何もないけど自然がいっぱいで楽しい。
でもそこで「しょきしょきしょき」という音が聞こえてきて…。

その21「こっちをみてる。」
私はなんだか熱っぽくて保健室へ。保健室の先生はなにかとおしゃべりしているみたい。
でも誰もいないのに…。

その22「かくれんぼねこ」
りんちゃんは縁側でお人形遊び、庭に猫がやってきて「りんちゃんかくれんぼしよう♪」と誘う。鬼は猫、りんちゃんは猫から逃げる逃げる。
捕まる!と思った瞬間…。

【感想】
シーズン1からずっと見続けている『怖い絵本』。絵本がアニメーションになっている不思議な映像がぞわぞわしつつも好きだ。
この絵本は子供向けではあるけど大人も楽しめる。子供も大人も怖いもの(現実に起こらなければ)ぞくぞくしつつ楽しいのだと思う。ホラー映画やドラマ、落語、舞台の題材になって連綿と続いているのはそういうことなのだろうな。





【あらすじ】
露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストラン。その店を訪れた露伴(高橋一生)と京香(飯豊まりえ)が出会ったのは、供する料理で客の体の悪いところを改善させる不思議な力を持ったシェフのトニオ(Alfredo Chiarenza)だった。
トニオは露伴に、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかける。実はトニオには、重い病気を抱えたフィアンセ森嶋初音(蓮佛美沙子)がいたのだ。

【感想】
第一期からずっと観ているこのシリーズ。ほどよい不気味さがあるブラックファンタジーがお気に入り♪
高橋一生演じる岸辺露伴のエベレストよりも高いプライドと傲慢な面倒くささ。ほかに演じる俳優が思いつかない。
また続きが観たいな~♪





【あらすじ】
美貌で男を虜にし、やがては取り殺す。それが飛縁魔(ひのえんま)の女。
江戸の町で夜な夜な発見される黒こげ死体。誰がどうやって大の男を燃やしたのか?色町で評判の白菊(小島聖)なる仕業との目撃情報もあるが…。おぎん(小池栄子)にまで疑いをかけられ、ついに動きだす又市(渡部篤郎)たち。
同心・田所(遠藤憲一)の家に転がりこんだ謎の女おきく、白菊を待ち続ける大店の金城屋。白菊の正体とは?複雑に絡んだ謎の真相やいかに。

【感想】
時代劇娯楽作品として楽しめた♪ ちょくちょくしつこいくらいに入るギャグ的な演出に見覚えがあるな~と思っていたら、やはり堤幸彦監督作品だった。『ケイゾク』『TRIC』『SPEC』とかの香りがほんのり~としたし。
夏といえばやはり京極夏彦作品が恋しくなる。CS時代劇専門チャンネルでも怪談作品が新旧問わず多い。録画して午後の時間帯にアイス片手にぼ~っと観るのはよいな♪





【あらすじ】
コロナ禍で中止が続いていた花火大会だったが、昨年、満を持して開催。それを機に、花火職人として仕事へのやる気にみなぎっていた望月星太郎(高橋一生)だったが、現在は、自室に引きこもる生活を送り、望月煙火店は開店休業状態に。自堕落な生活を送る理由は、花火大会後に星太郎に殺到した取材と、子どもの頃からの彼の性格が関係していて…?
一方で、住み込みで働く星太郎の弟子・水森ひかり(本田翼)は他店で花火職人としてバイトに励んでおり、そのことで改めて望月煙火店の技術のすばらしさに気付いたと星太郎を諭すのだった。同じ頃、久しぶりに望月航(橋爪功)の幽霊が2人の前に現れる。やる気のない星太郎の姿を目の当たりにした航は、煙火店を畳んでしまえと毒づくが、それを受けた星太郎は、航の本心に気付き、ひかりに婚活の相談を…!?
そんな時、謎の女性・野口ふみか(宮本茉由)が突然、望月煙火店にやってくる。なんと彼女は、星太郎に弟子入りを志願するばかりか、いきなり結婚を申し込んで――?

【感想】
前回からの続編。恋愛ものじゃないドラマに恋愛要素が入ってくると、途端に話がつまらなくなりがちなので少々構えていたがおもしろかった。
星太郎、航、水森のトリオは息もぴったり♪ 後から入った野口も可憐な容姿なのに残念な感じがよい♪ 花火のレシピを盗むのはだめだけど。
目が泳ぐ高橋一生、ひょうひょうとした橋爪功、さばさばな本田翼の演技がよいな~。ドラマは脚本、演出も大事だが俳優の力は大きいと改めて思う。
続編希望♪




【あらすじ】
強固な警備でガードされた外国の病院に、黒マントを羽織った怪しげな男が現れた。彼の名はブラック・ジャック(高橋一生)――法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医だ。人目を忍んで彼を呼び出したのは日本の法務大臣・古川正文。実は、息子の古川駿斗が旅行中に危険ドラッグ運転で事故を起こし、あらゆる臓器が激しく損傷。今しがた発生したドナーから臓器をすべて移植し、駿斗の命を救ってほしいのだという。そんな古川に、ブラック・ジャックは「息子さんの命はいくらですか?」と尋ねた上で合意。極秘手術を引き受けるのだが…。
ほどなく日本へ戻ったブラック・ジャックは研修医・長谷川啓介と出会う。実は啓介、服役中の友人・後藤一馬が自殺したと知らされるも納得がいかず、骨壺の中に入っていた“あるもの”を頼りに、ブラック・ジャックにたどり着いたのだ。だが、知らぬ存ぜぬの態度で啓介をあしらうブラック・ジャック。ますます一馬の死に疑念を募らせた啓介は、ブラック・ジャックにつきまとい…!
そんなある日、ブラック・ジャックにサラリーマン・六実明夫から依頼が舞い込む。かつての美貌は跡形もなく…。顔面が恐ろしく変形する奇病=獅子面病に苦しむ妻・六実えみ子(松本まりか)を治療してほしいというのだ。の“かわいい笑顔”を取り戻したいと必死に訴えつつも、提示された莫大な治療費には尻込みする明夫。そんな夫の姿を目の当たりにし、えみ子も治療を諦めようとする。だが、自らの見目形に複雑な思いを抱えるブラック・ジャックの助手・ピノコ(永尾柚乃)は、えみ子の秘めたる思いに共感。治療を引き受けようとしないブラック・ジャックに食ってかかり…!?
直後、えみ子は以前から世話になっている医師・キリコ(石橋静河)に連絡を入れる。ところが何を隠そう、キリコは“安楽死”を秘密裏に請け負う人物。しかもブラック・ジャックの宿命的ライバルで…!

【感想】
原作が好きな読者だけど「ん?」みたいな違和感は感じなかった。一部の方々がドクター・キリコが女性になっていたことで炎上していたようだが、そんなに違和感はなかったかな~。むしろ柔らかい感じがしてよかったと思うのだが…。
若く美しい女性の顔が変形していく病気に罹患し、治癒の見込みがない現実とどう向き合って生きていけばいいというのだろう?
ドクター・キリコを呼んだ気持ちは察するにあまりある。ありすぎる。
主演の高橋一生は相変わらずよい。複雑な人間性、表には出さないが秘めた想いを表現できる素敵な俳優だと思う。
ピノコが可愛かった♪ 「アッチョンブリケ!」
ドクター・キリコ役の石橋静河もよい俳優だと思う。繊細で透明感があって。
彼女も最近多い二世俳優で「親の七光り」どころか「十四光り」。そんなことを感じさせないところがすごいな~。
余談だがほかに「十四光り」には趣里がいるけど、彼女も全然感じさせないのがすごいと思う。

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