つれづれな日々のつぶやき♪

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『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』 vol.1

2013-12-25 | 舞台/DVD

『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』を明治座にて東京千秋楽、12月24日(火)開演16:00を観てきました。

【脚本・演出】毛利亘宏(少年社中)
【特別顧問】板垣恭一
【音楽】依田謙一 楠瀬拓哉 奥村健介
【照明】斎藤真一郎
【美術】中嶋正留
【衣装】EIKI
【音響】大野高志
【ヘアメイク】山崎潤子
【振付】野村涼子
【殺陣】栗田政明(倉田プロモーション)
【キャスト】総勢31名
三上真史:常陸坊海尊
矢崎広:源義経
橋本淳:武蔵坊弁慶
大山真志:梶原景時
辻本祐樹:源頼朝
久保田秀敏:徳川家光
原嶋元久:片岡八郎
植田圭輔:源行家
鳥越裕貴:喜三太
内海啓貴:藤原泰衡
松尾英太郎:和田義盛
荒木健太朗:源範頼
河合龍之介:駿河次郎
きだつよし:北条時政
滝口幸広:後白河法皇
林剛史:中原信康
中村龍介:伊勢義盛
小林且弥:安達盛長
井深克彦:佐藤継信
長倉正明:佐藤忠信
池田たかひろ:牛貴
二瓶拓也:藤原国衡
加藤啓:丹羽長重
小林健一:北条政子
大堀こういち:徳川家康
平野良:一条能成
兼崎健太郎:大江広元
渋江譲二:北条義時
松村雄基:金売吉次
大和田獏:九条兼実
左とん平:藤原秀衡
【ストーリー】※公式サイトより抜粋。
時は天下泰平。月夜の晩、徳川家光の元に御伽衆として一人の男が現れる。
その男の名は常陸坊海尊。人魚の肉を食らい、不老不死となり歴代の天下人の元に現れていた。
海尊が語ったのは、自らが全てを捧げ、尊敬し仕え抜こうとした源義経の悲劇。
平家と源氏の間で揺れ動く朝廷。渦巻く陰謀と権力争い。
何故、不老不死になってまで語り続けなければならないのか?
彼の目的とは何だったのか‥‥。
【上演時間】
1幕 80分
休憩 30分
2幕 80分
休憩 25分
SHOWでしょう! 30分
合計 4時間5分(休憩込み)

公式サイトはこちら → 『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』 
公式ブログはこちら → 「るーちゃんのブログ」


★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★ 


※思いっきりネタばれがありますので、ご注意くださいませ。


客入れは大河風の楽曲。
美術はかなりシンプル。色とか造形とかが書き割り風。少々、安っぽい感じが否めず。
奥行きの中程から凹の形にグレーの構造物。中央が開口して役者さんが入退場。
階段が2個、黒子さんたちによって搬入、撤収。

年末年始恒例る・ひまわりさんのお祭舞台♪
休憩込みの4時間があっという間のテンポ、歴史が苦手な方にも親切設計のわかりやすいストーリー。
一応、予習はしていったんですが、しなくても大丈夫なくらいのわかりやすさ。この頃は保元の乱、治承・寿永の乱と内乱ばかりで、人物が敵味方に入り乱れておりややこしいことこの上なく。それをこのシンプルなストーリーに仕上げて、キャストさんたちそれぞれに見せ場を作った毛利さんはすごい!
テーマは「価値のない人間などいない」。気恥ずかしいくらいストレートにテーマを全面に押し出して。
前半コメディで後半泣かして。ラストシーン近くはあちらこちらですすり泣きが。
ラストシーン、桜吹雪が舞い散る中、命の炎を散らせてゆく源義経たちが哀しくも美しい。

第二部はライブ。大変に盛り上がりました~♪♪
【御曹司】 「恋のMINAMOTO~Bomb of the Love~」 ペンライト指定は源氏の白。
PVよろしく床に寝転がるところから始まり、最後はまた床に寝転がる。かっこいいです、全員♪
PVはこちら → 「恋のMINAMOTO~Bomb of the Love~」
【かむろ8】 「スパイスなスパイス」 指定は平家の赤。
ひたすらかわいいかむろさんたち♪ コントも楽しい。
PVはこちら → 「スパイスなスパイス」  
【しょきがかり to 諸行無常】 指定は橙色。
いろいろと色気出しすぎ(笑 諸行無常のみなさん、テンションが低めで大人しめ。
【御ピース】 「つわものディストラクション」 指定はカフィ:青、サンナン:黄色、オロ:紫、ワミ:桃色、カメップ:緑。
PVはこちら → 「つわものディストラクション」 
カメップがくるりと後ろを向くと、背中には緑色の亀の甲羅が。
御ピースだけ生歌だったようですが、音量が大きくて若干聞こえづらかったかも。 

無茶ぶりで心が折れるキャストさんが多数。お気の毒でございました。
備忘録がてら、ネタや無茶ぶり、ハプニングなどを。あくまでも一回観た限りの記憶に基いているので、記憶違いなどはどうかご容赦のほどを。
※キャストさんのお名前は一部を除き、省略させていただきます。

第一部、始めから“明智”ならぬ“滝川クリステル”仕様のコバカツさん(笑 ショートカットのウイッグ、ブルーのスーツ、首にはスカーフ。「お・も・て・な・し♪」を披露。
司会の三上座長に「足、でかいっすね~!」と突っ込まれ。
『大江戸鍋祭』から火消しのみなさんが登場。
本編すぐに義経役の矢崎広さんが台詞を間違え、臣下の伊勢三郎義盛を「弁慶!」と言ってしまいわたわた。しっかり言い直すというハプニングあり。
義経さまは2回ほどワイヤーでフライイング。舞台上で京の五条の橋、花道で。
あと、やたらとキスが多かったですね(苦笑
北条政子さまから愛しの頼朝さまへ「いってらっしゃい♪」。死に際の佐藤継信殿から「最後にチューして♪」のおねだり、その後お姫さま抱っこで退場。耳の後ろにキスされて「耳の後ろって新しい。。」と呟く三上座長。
物真似をやらされることになり「アムロやります」と言ったら、「安室奈美恵をやって!」と言われ、結局「アムロ行きます!」と下手に捌けていく徳川家光さま(6歳)。
「おまえ、楽屋で左とん平師匠のことを右とん平とか、大和田獏さんのことを夢喰い獏とか言っているそうじゃね~か!」と言われ、素で「事務所の先輩!俺を干す気か!」とまじでうろたえるコバカツさん。
「最年少!」というはずが、「最年長!」と言ってしまった内海啓貴さん。

ベテラン大御所さまへのリスペクトと思われるシーン、左とん平さんの「とん平のヘイ・ユウブルース」、松村雄基さんの「スクール☆ウォーズ」は貴重。

第二部、始めの場繋ぎ?にDA2-DANZINのみなさん、モンゴルから来日。相変わらず片言でぐだぐだな感じで。DVDの宣伝もしっかりとして。
【御曹司】
頼朝さま、トーク部分で台詞をど忘れし、隣のリーダー義経さまから教えてもらう。
同じくトーク部分で範頼さま、「クリスマスはチキンを食べて、ケーキを食べて、俺がおまえを食べる!」と言い放って全部もっていき、前のめりに崩れ落ちるリーダー義経さま。追い打ちをかけるように範頼さま、「俺は変態!みんな変態!」と叫ぶ。
能成さま、おひとりひたすらマイペースで微動だにせず。さすが公家の血。
【しょきがかり to 諸行無常】
大江広元殿、白いシャツを脱ぎ上半身裸で「乳首!」を連呼。‥‥さすがにひきました。絶句。
脱いだシャツを客席に放り投げ、慌てた中原信康殿、拾ったお客さまから「まだ、大阪あるから」と回収。
中原殿、最前列の小さい男の子に「レンジャーやってたんだよ~デカブルー、あっちはボウケンブルー」と司会の三上座長を指さす。
さらに、「今日のことは忘れていいからねぇ~」と良い子の記憶からは抹消したかった模様。黒歴史決定なのでしょうか?(笑
お二人共、客席の通路を走っていき、中原殿、ファンサービスというか、一歩間違えるとセクハラ?なお客さまを唐突にハグ!
その後、三上座長、「デカブルー、尊敬してたんですけどね~」とやや呆れ顔。

グランドフィナーレ、キャストさん全員で登場。お客さんと中島みゆきさんの「時代」を合唱。なんだか感動的。

カーテンコールは2回。
2回目には両座長が登場。
何故か三上座長のマイクが最初入っておらず、矢崎座長に「まかせる!」と依頼された模様。矢崎座長が話し始めてからマイクが復活。
「今日はつぶすから」と矢崎座長。??な表情の三上座長。
グラスの飲み物を飲む仕草をする矢崎座長。まだ、??な表情の三上座長。「つぶす?俺の声?」
ようやく打ち上げのことだと気づき、「大丈夫?」(多分、飲んでも大丈夫なの?という意味かと)と三上座長。
最後まで、微妙に噛み合っていない両座長の会話がシュール。

今回の席は2階席。覚悟はしておりましたが、やはり自分サイドが死角になって観づらかったですね。
若干、首が痛くなるっていう(苦笑 
とにかく、怒涛のマチソワ連チャンでキャストのみなさまお疲れだったようですが、特に負担が大きかった矢崎座長がしんどそうでした。
声も枯れていて、ちょっと痛々しい感じで。。
まだ、大阪カウントダウンがありますが、ともあれ、みなさまお疲れさまでした。


★★・‥…―━━━―…‥・・‥…―━―…‥・・‥…―━━━―…‥・★★


長くなったので、vol.2に続きます♪















 


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