つれづれな日々のつぶやき♪

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『深夜食堂』第十五話 「缶詰」

2011-11-22 | テレビ/ドラマ/DVD

『深夜食堂』第十五話 「缶詰」を観ました。例のごとく録画したものを。


<第十五話 「缶詰」>
大学の映画サークルで、自主映画を製作しているゲンキ(森岡龍)とユウキ(前野朋哉)。八王子の鑓水峠でロケハンの最中、史跡らしきところに積まれていた「パイナップル」の缶詰を失敬し、マスター(小林薫)のところに持ち込んだ。
どこか不気味なところもあるものの、マスターにパイナップルの入った酢豚を作ってもらい、それをきっかけで、彼らは店に来ていた菊乃(早織)と知り合う。
二人は暗くて寂しそうで、それでいて綺麗な菊乃を、自分たちの映画のヒロインにとお願いするのだが。。
菊乃は撮影の日に現れず、ゲンキとユウキは、柚木(史朗)という初老の男から、鑓水峠が心霊スポットで、かつて殺人事件があったと教えられる。


今回のお話は心霊ものかと思いきや。。不倫のお話。
暗くて不思議な翳りのある菊乃は、実は大学の教授と不倫関係にあり、そのことで思い詰めていたのでした。
よくある話ではあるのだけども。。ゲンキとユウキたちの自主制作映画の撮影をすっぽかして、携帯も捨て、自殺を図ろうとする菊乃。
自業自得といえばそれまでだし、残された家族や友人のことも考えていない自分勝手な行動ではあります。でも、彼女の一途な気持ちだけは本当だったんだろうな。。
いい悪いは別にして。。
自分自身を見つめ直すために、菊乃は震災ボランティアに参加して帰ってきます。見違えるほど元気になって。
深夜食堂でマスターに話す菊乃の言葉には、吹っ切れた強さがありました。

「私の悩みなんかちっぽけだな。。って」

この言葉に、父が闘病中のことをふと。。思い出しました。
死にゆく父の姿を目の当たりにして、自分はなにもできない。。ただ側にいるしかできない。
そんなとき思ったんです。ほかにもいろいろと思い悩むことはあったのだけれども。。そんなことは、全然小さなことでしかないことに。

とりあえず、菊乃はゲンキとユウキにすっぽかしたことは謝ったほうがいいよ~


 

コメント
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