俗に言う依存症。
人それぞれ依存するものが違って
携帯だったり
ゲームだったり
インターネットだったり
買い物だったり
食べ物だったり
パチンコだったり
ギャンブルだったり
それを
どこまでが普通で
どこからが依存になるのか
その境界線もまた微妙。
オタクと依存症の境界線もまた微妙ではないかと思う。
依存症を調べるのに
Wiki に飛んだら
なんだか怖くなってしまった。
(自分が当てはまっているようで)
携帯電話ならそこそこに詳しい友達が
前に「メールなんて気にしてないしぃ~。メール依存症じゃないしさ。」
なんてことを言っていた。
インターネット(ブログ)やメールが好きなのが
オタクなんだか依存症なんだか微妙なラインのあたしには
この時 返答に困った。
そんな彼女が
「GREEをやりはじめたの」と言い始めたのは
1年ぐらい前だったかなぁ?
「やってみれば?」と勧められたけど
その時はまだGREEのスマフォ版は無かったし
これ以上 SNSに手を出すつもりはなかったので
結局はいまだにやってない。
誰でもみな やり始めたものに対しては夢中になって没頭する。
これは自分でも当てはまるので何も言えない(^^;)
思いっきりバーチャルの世界にハマった彼女。
あたしと会っている時でも
GREEの画面を立ち上げ
ゲームをやったり
自分のページに来たコメントに
一人でウケてたりしていた。
ずっとGREEの画面を立ち上げっぱなしで
バーチャルの世界に片足を突っ込んだまま
あたしと遊んでいるのである。
いゃ…別にやっていても構わないけど
でもなんか…ちょっと違くね?
やりたい気持ちが分かるから
だからあたしはこの時は何も言わなかった。
それからしばらくして
最近 また彼女と会うこととなった。
あいかわらず現実の世界とバーチャルの世界を行ったり来たり。
GREE熱は冷めてはおらず。
これもまた彼女の自由なので
何をしてようと勝手だし
彼女がこんなにもGREEがおもしろいだの
GREEの中で友達が80人いるだのと
それゎそれゎ楽しそうに話をするもんだから
黙った聞いていた。
あいかわらず GREEの画面は立ち上がりっぱなしで
あいかわらず ゲームをしながらGREE友とメールをしながら
話すのである。
こともあろうに
あたしと会ってる最中にGREEで仲良くなった子からの電話に出て
しばらく話し込むという始末。
もちろんあたしの話を聞きながらも
目はGREEの画面。
黙っていればいいものを
人の会話の最中に
『えぇ~!何これ。コイツ ウケるぅ~!』と。。。
コメント見ながら言い始める。
おぃおぃ?人の話を聞いているのか?
せめて生身の人間と会ってる時ぐらい
現実世界にいようよ。。。と
喉まで出かかって 結局は言えなかった。
自分もいわゆるバーチャルの世界で
それなりに遊んでおり楽しいのが分かるだけに
この一言が言えなかった。
バーチャル世界に行くことが悪いことではない。
そこで知り合う人とメールすることも悪いことではない。
ただしこれは日常生活に支障をきたさないからこそ
言えることではないんじゃないかなぁ?
いろんな意味でバーチャルの世界はおもしろい。
顔を知らないだけでここまでも自由になるのか?
こんなにも言葉のからくりにハマってしまうのか?というぐらい
おもしろくてそして怖い世界なのである。
時に現実世界とバーチャル世界が混合する人もいるのだから。
この友達も現実とバーチャルの区別はついているつもりでいる。
こんな高校生みたいなことやっていてはいけないよね。とも言っていたが
生身の人間と会ってる時でさえ
バーチャルの世界から抜け出せないのは
ある意味 依存症に近いのではないだろうか。
なんせ一日中GREEをやっているというのだから。
さすがに悪いと思ったのか
あたしと別れてから
『ずっとGREEをやっていてごめんね。』とメールが届いた。
いゃいゃ。。。気づくの遅いし。。。
あたしと会ってる時にGREEなんてやって…と
やきもちを焼いてるわけではない。
別にやっていても構わないと心から思ってる。
だけど
何も今やらなくてもいいんじゃない?と思うだけである。