どういう子どもに育ってほしいか

先日、家族でドライブへ。
帰路の車中は、疲れて居眠りする娘たち。
その寝顔を見ながら、カミさんと
「我が子が どういう大人に育ってほしいか」という話題に。

「頭がいい」
「友達が多い」
「優しい」
いろいろ出てきます。

頭がいい大人って、
「知識が多い」のと、「知恵が働く」のとは
違いますな。
これの違いは大きい。

友達が多いというのは、考え方によってはそれほど難しくないかも。
性格が悪いのは横に置いておけば、
ニコニコしていて、
他人に意見を批判せず、悪口を言わず
ノリが良くて、付き合いが良くて、
そこそこ面白ければ、
友達は自動的に増えます。
　（ただし「遊び友達」ですが）
そう、
「遊び友達が多い」のと、「ビジネスパートナーが多い」のとは、
違いますな。
これの違いも大きい。

優しいってのもね。
表面だけの優しさもあれば、数年後に解る優しさもあります。
アクシデントがあったとき、
「大丈夫？」と声をかけるのと、
「なぜそうなったかを考えて繰り返さないようにしろ！」と言うのとは、
一見、違いますな。


まぁ、そんなこんなで話が膨らみ、
結局、どんな大人になってほしいか、というと、
「要領がいい大人」かな…。

「こズルい」という印象の「要領」ではなく、
察する力がある、空気を読める、
気働きができる、配慮ができる、気がきく
先読みができる、深読みができる、
世を渡る力がある、しぶとい。
ゆえに、人生のハズレくじを引かない。
ゆえに、信頼を得ることとなる。
そんな要領のよい大人になってほしいな～、と。

そのためには、
どうやって親として我が子と付き合いをしていけばいいのだろう。
一歩 引いたり、一歩 踏み込んだり…。
思う以上に子育ては難解である。
そうやって育てていく。
そうやって育てられてきた。
子を想う気持ちが深まれば、親を想う気持ちも深まる。
なるほど、そういうものか…。


　■■「はじめてのＣＳＲ講座」の第一回目、ボチボチ締切りですよ■■