懐かしい未来

常に迷子だと感じてる、帰国後の混乱を擦り抜けようとしてる、無職っぽい休憩を楽しんでるアメリカ人です。

小説を書いちゃいましょうぅ~

2010-10-27 | 人生
この間、6年間もかけて、やったりやめたり続けたりしていた日本の小説の英訳をやっと終えた。英語版を出版できない作品なので自分のためだとしか言えないけど、500ページもあって、もう早く終わりにしてくれ~と責任感が強い自分に言いながらなかなかやる気が出なくてずっと微妙にストレスを感じてきた。そしていよいよその大変なプロジェクトか解放された!…ただ、限りなくやりたいことのある私は早速11月中にNaNoWriMo (National Novel Writing Month)に参加することにした。

イベントの日本語の説明を探してみたら、これを見つけた:

1999年、米国カリフォルニア州サンフランシスコで、「1か月間で175ページ(約5万語)の小説を書こう」という試み“National Novel Writing Month(NaNoWriMo)”が始まりました。これは年を追うごとに拡大し、海外にも広がりました。2006年は約8万人が参加を表明し、およそ1万3千人が目標を達成したとのことです。
また2004年から2006年の3年間には、寄付金を元にカンボジア、ラオス、ヴェトナムの3か国に児童図書館を作るという活動も行っています。

ホームページは http://www.nanowrimo.org/ (英語のみ)

1ヶ月間小説を最後まで書いちゃうなんて本当に大変なイベントだけど、ずっと前から小説を書きたくてもどうしても書く気になれないという人には、一気にやっちまうチャンスになる。世界中に何万人が参加していることが分かっていると、なんだかやる気がわいてくるからだ。

ということで、子供の時からずっと小説を出版する夢を持ってきた私はいよいよ今年参加することにした。去年もやろうと思ったけど仕事にまだまだ慣れていなかくて、「来年やろう」と決めて、もう来年が来てしまった

私の11月に書くつもりの小説のタイトルやキャラクターを決めたが、実際に何が起きるかとかがぜんぜん分からなくて、すごく不安。そういう「小説を書くのが分かるけど何を書くか分からないから適当で行こう」という人が多いけど、私は書くのが久しぶりで、いつも何も頭に浮かばない。もう11月になっちゃうから今週いっぱい読まなくちゃ

とりあえず、タイトルはStacy and Scarlet(ステーシーとスカーレット)。簡単に説明すると、ステーシーは13歳の男子中学3年生で、気ままな友人のスカーレットは27歳の女性建築家。ませたステーシーはスカーレットを無邪気に思っていて、守りたいと思っている。ユニークな友達関係のストーリーで、ステーシーはスカーレットの母親役を果たそうとしている。話のナレーションはステーシーがやっているからスカーレットはステーシーの気持ちに気づいているかが不明だけど、2人の間のハプニングを通してステーシーが高校に入るまでにお互いがどんな関係であるかがだんだん分かってくる。成長物語のようなストーリーだと思う。

もちろん英語で書くから今のところは日本語版が予想できないけど、11月は小説を一生懸命書いているから非常に忙しくなるよ!がんばって小説を書くぞ!を伝えたかった。

マラソン と同じように、あきらめたい時がたくさんあると思うけど、11月30日まで完成に成功できますように願っている。 5万語のゴールにたどり着けるように。

ゴールに到着する人の賞品は…自分の作品が完成した満足感!イェ~イ