懐かしい未来

常に迷子だと感じてる、帰国後の混乱を擦り抜けようとしてる、無職っぽい休憩を楽しんでるアメリカ人です。

ただいま~

2007-07-08 | 人生
ご無沙汰しておりました!
いよいよ、また実家に帰って落ち着きました。

結局日本であまり友達に会えなかったから寂しかったけど、仕方がないね。夜は時々、考え事しすぎて眠れなかったから電気をつけて泣きながら自分の気持ちをノートに書いた。なぜか、何か不安で惨めな気持ちになっている時は、他の人に読んでもらわなくても、自分の気持ちを具体的な言葉にすると、ちょっとすっきりする。本当は書いている時に誰かに見せて私の気持ちを理解してもらいたいと思って書いているけど、後でまた読むと、恥ずかしくてノートを捨ててしまう。
実は、書いたことの一部を漏らすと、自分の居場所がさっぱりわからないことで困っていた。子供の時から今までずっと、私はいつも友達がとても少なかった。何回引っ越しても、いつもその場になじめなかった。そして大きくなって、微妙に日本の文化に魅力を感じるようになった。なぜかわからなかったけど、大学に入ったら、日本人の先生や知り合いに「性格は日本の文化と合ってるみたい」と言われた。

確かに、私はステレオタイプのアメリカ人と違うし、色々な面で日本での暮らしに適しているかもしれない。だけど、アメリカ人との方がうまく付き合えると先月感じ始めた。バカな事に思われるかもしれないが、日本にいた時、結局電話してくれたのがアメリカ人ばっかりだった。そして、前に日本に住んだ時、2年間ずっと、一緒に遊びに行くように日本人に誘われたことがなかった。パーティーなどに誘われたことがあるけど、大勢を呼ぶことだからそれは別だと思う。それ以外、日本人と一緒に出かけた時はいつも私の方から誘ったか、一ヶ月以上前に一緒に計画をたてた。でも日本にいるアメリカ人の友達は、自分の仕事や学校などで忙しいのに、たまたま暇がある時に電話して、気軽に「今日会おうか」と聞いてくれる。

もちろん、日本人だからといってとか、アメリカ人だからといってみんなが同じだとは限らないことがわかっているけど、日本に住む期間はそんなに短くなかったし、寂しい時は非常に多かった。私にとって、自分が外人だってことさえ辛いけど、そんなことを気にしない友人がいなきゃ私が落ち着けなくて、寂しくてたまらない。

実は、アメリカでもなかなか友達を作れないから、同じように寂しいけど、特に目立つ外人として日本に住むとしたら、私を励ましてくれる友人がいたら、自信を持って幸せに生きていけると思う。こんな弱虫の私です。

大体そういうことをノートに書いてたけど、その後改めて家族の大切さと感じた。誕生日の日、どこへも遊びに行かなかったからちょっとがっかりしたけど、お母さん(もうホスト・ファミリーじゃないので養父母のように思う)がケーキを買ってくれて、夜に3人で食べたから、私を大切にしてくれる人と一緒にいられて最高に嬉しかった。だから友達がいなくても、私はアメリカの家族とも日本の家族ともこんなに仲がよくてとても感謝している。

まぁ、若い時はいつも家族だけと一緒にいると寂しくなるもんだと思うけど、家族がいるから私がいるってことを十分に認識している。

そして日本のお父さんとお母さんが私をアメリカまで送ってくれて、一緒に旅行して、とても素敵な10日間を過ごしました!