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LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

久しぶりのおひとり様

2022年12月14日 | クラシック音楽

久しぶりに独り重唱の動画をアップしました( ・∀・)

 

こういった「記録に残る作品」を作る場合、僕が一番気にしているのは「歌の出来」です。(当たり前ですがw)

 

なので一番時間がかかるのがレコーディングです。

 

今回を例にとってみると

1日目 バスパート、アルトパートのレコーディング

2日目 テノールパート、ソプラノパートのレコーディング

3日目 レコーディングされたものを確認し、録り直し箇所をレコーディング

4日目 ミキシングをしながら更に録り直しの必要な箇所を再レコーディング

 

と、音源を録音するだけで4日はかかります。

もちろんその前に伴奏音源の作成があり、伴奏音源にて各パートをある程度事前に練習しておかないとそもそもレコーディングが出来ません。

 

しかし、今回一番時間がかかったのは

 

映像制作

 

です(; ・`д・´)

 

トライ・アンド・エラー

アイデアを考え、イメージを膨らませ、様々な素材を探し、そうしている内に方向性が決まり、組み合わせ、混ぜ合わせ・・・と、悩みに悩んだ結果、一週間くらいかかってしまいました(笑)

 

ぜひ楽しんでご覧頂ければ幸いです( ・∀・)

【とあるテノールが「心の瞳(混声四部版)」をひとりで歌ってみた】

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新春オペラランチタイムコンサート

2022年11月29日 | クラシック音楽

リサイタルが終わるまでは「来年だし、まだまだ時間あるじゃん」って思っておりましたが、気がつけば今年も残り9%(11月29日現在)ということでこちらのコンサートをご紹介します!

 

2023年1月8日、第一ホテル東京シーフォート28階、東京ベイエリアの風景を一望できる地上100mの天空のバンケットホール「トップ・オブ・ザ・ベイ」にて、ワンドリンク・コース料理・演奏がセットになったコンサートに出演します( ・∀・)

 

28階【トップ・オブ・ザ・ベイ】

 

コロナ禍に突入する以前に一度お話を頂いていたのですが、今回、ついに3年振りの開催となりました!

なおこちらのコンサートはお料理の関係もあり、48名様限定となっておりますm(_ _)m

 

まず先にお食事の提供があり、その後にコンサートをさせて頂きます。

 

今のところ演奏予定曲としてプッチーニの「トスカ」から数曲をお届けし、他にも有名なオペラアリア、歌曲も考えております。(何かリクエストあります?)

 

年末年始を慌ただしく過ごされた方、三が日は家族、親族のことで手一杯だった方、いつもとは違う空間で現実から離れてみませんか?( ・∀・)


新春オペラ ランチタイムコンサート
-New Year "OPERA"Lunch Time Concert-

2023年1月8日(日)
受付12:30~ / お食事13:00~ / 演奏14:00~

【出演】
若井有里亜(ソプラノ)
芹澤佳通(テノール)
前田美恵子(ピアノ)

【会場】
第一ホテル東京シーフォート
28階 宴会場「トップ・オブ・ザ・ベイ」

【料金】
1名様15000円
(ワンドリンク・コース料理・演奏・消費税・サービス料込み)

※48名様限定

【主催】
株式会社阪急阪神ホテルズ

【ご予約・お問い合わせ】
03-5460-4408(10:00~18:00)


これは僕からのサービスですが、フライヤーに

「チケットの郵送の際は、送料として520円を別途頂戴いたします」

と書いているところ、僕からご予約を頂いた方には無料でチケットを郵送させて頂きます。

 

予約のご連絡はこちらのメールアドレスまでお願いいたします( ・∀・)
yoshimichi.serizawa@gmail.com

 

何か「これ歌って!」とリクエストがあればコメント欄に書き込んで頂くか、ご予約の際にメールに記載して頂ければ選曲の参考にさせて頂きます(`・ω・´)ゞ

 

ちなみに前日にリクエストされてもそれは流石に無理なので余裕を持った予約&リクエストでお願いいたします(年内だと助かります)

 

 

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芹澤バッハ歌うってよ

2022年11月25日 | クラシック音楽

バッハさん歌うと言ったら「ウケるー」と言われた芹澤です。

 

ええ、よくわかります。


バッハさんとの関係は、みんな大好きインベンションとシンフォニア(副科ピアノ)くらいで、かろうじて「主よ、人の望みの喜びよ」のテノールパートを歌った程度の希薄さです。

聴くことに関してはバッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」、チェロ組曲は大好きです。

 

特に「シャコンヌ」は常にiPadに入れて持ち歩いてます。

Hamelin plays Bach/Busoni, BVB 24: Chaconne ヴィルトゥオーゾとして尊敬してやまないマルカンドレ・アムラン氏の演奏

 

そんなバッハさんの声楽作品はやはり「バッハさんだな」という感じで、特にミサ曲のテノールパートは歌いながらインベンションに苦しんだ高校生のころを思い出します。

 

当たり前ですが、いちいちバッハ節なんですよね~

 

(๑´•.̫ • `๑)

 

御本人に直接お会いしたことはもちろんありませんが、譜面からなんとなく人物像、人間性が伺い知れます。


そんなI.O.C バッハ・・・もとい、J.Sバッハさんの作品のみで構成されたヨハン・セバスチャン・カンマーコーア・ヨコハマさんの『第97回定期演奏会』に出演させて頂きます。

【指揮】
阿部純

【出演者】
ソプラノ:阿部ゆう子、上田彩乃
アルト:庄司由美
テノール:芹澤佳通
バス:片山将司、長谷川陽向
オルガン:久保晃子、藤井麻理

【合唱】
ヨハン・セバスチャン・カンマーコーア・ヨコハマ

【管弦楽】
横浜室内オーケストラ

【会場】
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
開場13:30 開演14:00

【チケット】(全席自由)
前売3600円、当日4000円
学生券2000円(前売りのみ)


僕はソリストとして

「カンタータ第183番:人は汝を追放せん」
 ”Sie werden euch in den Bann tun”

「ミサ曲ト短調」(BWV235)
 ”
Missa in g-moll”

「クリスマスオラトリオII部」(BWV248)
 ”Weihnachts-Oratorium”

の3つの作品を歌わせて頂きます。


「トゥーランドット」歌ったり「タンホイザー」歌ったりした人の歌うバッハ・・・

果たしてどんなバッハになるのやら・・・

 

お問い合わせ①〈ヨコハマ・ストゥーディオ〉
Tel.090-7286-7905
E-Mail. jskcy@infoseek.jp

↓↓↓JSKCYホームページ↓↓↓

  

 

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限界突破リサイタルC→F終演

2022年11月22日 | クラシック音楽
11月19日、早稲田奉仕園スコットホールにて合同会社P&ME主催によるリサイタルをさせて頂きました
 
 
 
「限界突破」と銘打って選んだセットリストはいずれもその名に違わぬ難曲8選
 
「C→F」ということが表す通り、High CからHigh Fまでのアクート結果は
 
High C・・・43発
High Des(Cis)・・・2発
High D・・・12発
High Es(Dis)・・・4発
High F・・・4発
 
(ピアニスト調べ)
 
という結果に
 

ベッリーニ作曲 歌劇「清教徒」より
”裏切られたと信じていた不幸な乙女よ”
 
High Fがプログラム後半にまとまっていたため、演奏会後半は特に気が気ではありませんでした
 
『上手くいくのか?出るのか?飛べるのか?』
 
常に自分自身との戦いでした
 
ロッシーニ作曲 歌劇「ゼルミーラ」より
”あの貪欲な野獣が”
 
限界を超えるためには、それをサポートしてくれる仲間の存在が必要不可欠でした
 
もう何度共演しているかわからないピアニストの齋藤菜緒さん
 
出会った当初は大学院生だった田井友香さん
 
僕のわがままに付き合ってくれたLaboratorio141のみなさん
 
当日になって急遽お願いしたのにも関わらず、完璧な進行とアンコールラストを盛り上げてくれたMC相山潤平さん
 
そして細やかな気配りで舞台裏方を全て取り仕切ってくれたワッシー
 
 
彼らがいたから僕は無事に舞台に立つことができ、無事下りることが出来ました
 
 
僕独りでは限界の向こう側に広がっていた絶望と孤独の極地を渡り切ることは出来ませんでした
 
なので【限界突破リサイタル】は間違いなくご来場頂いた全ての方、全ての共演者、全スタッフによる総合芸術作品です
 
 
今回のリサイタルを終えて一つはっきりとしたことがあります
 
それは・・・
 
僕の声帯はまだ限界を迎えていなかった
 
ということです(笑)
 
正直終演直後は「しばらくは声出ないだろうな」と予想していたのですが、昨日かかりつけ医に診ていただいたところ「大丈夫だよ、使い方が上手いんだろうね、問題ない!」とのこと!
 
別に声帯を積極的に壊しにいきたいわけではありませんが、あれだけ無茶しても物理的な限界は超えてないことがわかり、これはまだまだやれることが有るな!と。。。そうなるとまだ一度も人前で出してないHigh Gが残っていますので、またいつか、さらなる限界を超えた挑戦をしてみたいと思います( ・∀・)
 
おまけ
正しいハートの抱え方(ワンハンドバージョン)
 
 

リハーサルの様子
 
プログラム
(クリック、もしくはタップにて拡大可能)
 
 
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『UNLIMITED/限界突破リサイタル C→F』の魅力を深掘り!【後編】

2022年10月31日 | クラシック音楽

【告知】UNLIMITED限界突破リサイタルC→F【ちょっと出し】

 

そんな芹澤さんの熱い挑戦を後押しするのが、Laboratorio141の皆様です。

バリトン歌手の石井一也さんが率いる声楽家集団Laboratorio141は、プロの声楽家がそれぞれの声の魅力を存分に発揮しながら、現代日本の合唱曲を演奏するという試みに挑戦し、コロナ下のクラシック音楽界に大きな一石を投じました。

 

石井さんの盟友でもある芹澤さんは、その過程においてLaboratorio141の活動を成功に導くために力を尽くしておいででした。

 

そう、今回のコラボレーションは、Laboratorio141の皆様との深い信頼関係を基盤としているのです。

 

男声合唱は全8曲のうち、なんと6曲で登場されるとのこと。

 

こちらも『UNLIMITED/限界突破リサイタル C→Fの聴きどころです!

 

 

 

 

そしてピアニストは、イタリアでの音楽経験が豊富な齋藤菜緒さん。

 

豊かな音楽性とイタリアの様式感を受け継ぐピアノの音色が『UNLIMITED/限界突破リサイタルC→Fに挑む漢たちを支え、力強く牽引していきます。

 

 

 

 

またリサイタル後半に演奏が予定されているベッリーニ作曲『清教徒』から「裏切られたと信じていた不幸な乙女よ」では、新進気鋭のソプラノ歌手田井友香さんもエルヴィーラ役として登場されます。

 

こちらも楽しみですね!

 

 

 

最強の布陣でお届けするテノール歌手芹澤佳通ソロリサイタル『UNLIMITED/限界突破リサイタルC→F』。

 

 

1119日(土)、早稲田奉仕園スコットホールで14時開演です。

 

 

残りひと月、本番に向けて出演者の士気も高まってきています。

 

 

最後に、『UNLIMITED/限界突破リサイタル C→Fに臨む芹澤さんの言葉をご紹介させていただきます。

 

 

──「限界は自分の心が決めるもの。誰でも覚悟を決めれば、乗り越えることができるんです。」

 

 

あなたも熱い演奏と共に、心の中の限界を突破しませんか?

 

 

行こうぜ! ピリオドの向こうへ!!

 

テノール歌手 芹澤佳通ソロリサイタル

UNLIMITED/限界突破リサイタル C→F 

〜いつからそれが限界だと錯覚した?〜 

 

日時:20221119(

開演:14:00  (開場 13:30 

会場:早稲田奉仕園 スコットホール

 

【出演】 

芹澤佳通(テノール歌手) 

齋藤菜緒(ピアニスト) 

Laboratorio141 (男性合唱)

田井友香(ソプラノ歌手)

 

主催:合同会社PME       

後援:

一般社団法人 姫りんご

一般社団法人 日本クラッシック音楽協会

相互扶助企画TEATRO GOLOSO 

 

【チケット】 一般4.000円 学生2.000円 (全席自由) 

【チケット取扱い】  eプラス・公式ホームページより

 

*こちらの特設サイトもあわせてご覧ください。

 

公演間際となると、予約が混み合います。お早めのご予約をお待ちしております。

 

一同、皆様にお会い出来ますことを楽しみにしております。

 

 

 

文:小暮沙優

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『UNLIMITED/限界突破リサイタル C→F』の魅力を深掘り!【前編】

2022年10月31日 | クラシック音楽

※今回の記事は、東京二期会所属のソプラノ歌手であり、ライター業もこなす小暮沙優さんに書いていただいた記事となります。

 

 

1119日(土)早稲田奉仕園スコットホールで開催される、テノール歌手芹澤佳通さんのソロリサイタル『UNLIMITED/限界突破リサイタル C→F』〜いつからそれが限界だと錯覚した?〜 まで、あとひと月ほどに迫ってまいりました。

 

今回は、すべてが規格外のリサイタル『UNLIMITED限界突破リサイタル C→F』の魅力を深掘りしていきます!

 

 

まずは『UNLIMITED/限界突破リサイタル C→Fの主役でもある、テノール歌手芹澤佳通さんのプロフィールをご紹介いたしますね。

芹澤佳通/テノール歌手

Yosimichi Serizawa

 

国立音楽大学音楽学部声楽学科およびボローニャ国立音楽院声楽コース卒業。

2007年に「第38回イタリア声楽コンコルソ」にてミラノ大賞(第1位)を受賞したことをきっかけに、翌年「入学可能な外国人は5名まで」という狭き門を突破しConservatorio di musica Giovann Battista Martini Bologna(ボローニャ国立音楽院)に留学する。在学中は学内コンクールにおいて第2位受賞や、音楽院が主催する演奏会のほとんどに出演するなど実力を認められ、卒業試験では満点にてディプロマを取得する。

 帰国後はオーディションに積極的に挑戦し、2015年には世界的な指揮者である小澤征爾指揮、ベートーヴェン「第九」にてソリストとして出演する。2018年には第九アジア初演100周年を記念した「第37回なるとの第九」においてもソリストとして選ばれるなど、第九のソリストとして高い評価を得ている。

 オペラでは、2017年の二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演R.シュトラウス「ばらの騎士」に動物売り役として二期会デビュー。その翌年には早くも同プロダクションにてプッチーニ「外套」の主要キャストであるルイージ役に選ばれ頭角を現す。2020のグランドオペラ国内共同制作プッチーニ「トゥーランドット」では、有名なオペラアリア「誰も寝てはならぬ」を歌うカラフ役を演じ、2021年東京二期会オペラ劇場ワーグナー「タンホイザー」では、タンホイザー役という自身初のタイトルロールに抜擢されるなど、主役級の役柄を歌うプリモテノールとしてそのキャリアを築き始めている。

20214月はに来日予定だった外国人歌手の代役として、急遽オペラ界のレジェンド、リッカルド・ムーティが指揮するヴェルディの歌劇「マクベス」にマクダフ役にて出演することとなる。数々の偉大な歌手と共演してきたマエストロ・ムーティの厳しい要求に短い稽古期間にも関わらず見事応えてみせその重責を全うした。

 最近ではYouTubeにて「とあるテノールちゃんねる」を運営しており、そのなかでも【とあるテノールが「夜の女王のアリア」を全力で歌ってみた!】は個人が演奏したクラシック音楽としては異例の11万回再生を超えている。

東京二期会会員

 

YouTubeとあるテノールちゃんねる

Twitter:@Yosimicio

 

 

輝かしい経歴と確かな実績を兼ね備えたプリモテノールである芹澤さん。真面目で誠実なお人柄も含め、様々な現場で厚い信頼を置かれています。筆者も、2020年の東京二期会公演『フィデリオ』で、カヴァーキャスト同士としてたいへんお世話になりました。

 

一方で芹澤さんの遊び心と実験精神が詰まっているのが、YouTubeの「とあるテノールチャンネル」。「ヘリウムガスを吸ってオペラ歌手が歌ってみたらどうなるか」など、子供のような好奇心が結実した動画などもご覧になっていただけます。

【検証動画】オペラ歌手とヘリウムガス

 

こちらがその動画、「【検証動画】オペラ歌手とヘリウムガス」です。

 

プッチーニのオペラ『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」を、①普通に歌うバージョン②ヘリウムガスを吸いながら歌うバージョンの2つで歌い比べている模様がご覧いただけます。

 

用意されたヘリウムガスは、ヘリウムガス80%・酸素20%の無害な呼吸用混合ガス。11.6リットル入りのものがステージ中央2本並んでいます。

 

それをフレーズごとに吸い込みながら歌う芹澤さん。ヘリウムガスを吸い込むあいだ、じっと待つピアニストさん。動画のピアノが止まる度に、スマホを持つこちらの手のひらにも汗がにじみます。

 

実験の結果は……ぜひ、その目と耳でお確かめください!

 

ちなみにプロフィールにも書かれていた、11万回の再生を超えた「夜の女王のアリア」の動画はこちらになります。

とあるテノールが「夜の女王のアリア」を本気で歌ってみた! Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen

 

あらためて聴いてみると、凄まじい動画です……

 

本来「夜の女王のアリア」は、ソプラノの中でも超高音域と細かい装飾歌唱を得意とするコロラトゥーラ・ソプラノがレパートリーとするアリア。

 

対して芹澤さんが舞台で歌ってこられたのは、『トゥーランドット』カラフ役や『タンホイザー』タイトルロールなど、分厚いオーケストラを越える強靭な声と豊かな響きを併せ持つスピントからドラマティコにかけての役柄(※もちろんテノールです)

 

コロラトゥーラが競技用の自転車だとしたら、スピントからドラマティコはトレーラーを運ぶ大きなトラックや建築現場で活躍する重機……と喩えると、その違いがおわかりいただけるでしょうか。

 

軽い自転車なら、くねくねと曲がる道や細かなスピンも比較的スムーズに運転していくことができますが、大きなトラックや重機が同じようなことをするのは至難の業です。

 

にも関わらず「競技用の自転車にとっても難易度の高いことを、重機で軽々とやってみた」というのが、この動画の凄まじさと魅力なのです。しかも、声種を超えて。

 

芹澤さんの豊かな響きを持つ力強い声が、精緻な技術を駆使しながら最高音の3点へ音に駆け上がっていく様は、巨大なデコトラが細かく華麗なスピンを次々に決めるような壮絶な場面が浮かんできます。

 

そう、芹澤さんはひたすらに声の道を極め続けた末に、強靭な声と精緻な技術を併せ持つ超人級のテノールに自らを高めていったのです……

 

【告知】UNLIMITED限界突破リサイタルC→F【前編】

 

【告知】UNLIMITED限界突破リサイタルC→F【後編】

 

そんな芹澤さんのリミッターを超えた魅力と迫力を存分に味わっていただけるのが、今回の『UNLIMITED限界突破リサイタル C→F』。

 

プログラム全8曲はいずれも最高級の難易度を誇るものばかり。

 

あまりにも超難曲が揃いすぎて、超人オリンピックか、天下一武道会なのかな?というラインナップです。少年ジャンプ感が溢れ出ています。

 

以下、プログラム全8曲を掲載いたします。

 

 

【プログラム】

 

モーツァルト:歌劇「ポントの王ミトリダーテ」より

美しい月桂樹の冠を頂いて

Se di lauri il crine adorno

 

ロッシーニ:歌劇「ゼルミーラ」より

あの獰猛な野獣が鉤爪を持っている限りは

Mentre qual fiera ingorda

 

ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」より

ああ友よ、なんて楽しい日!

Ah mais amis!

 

ロッシーニ:歌劇「ゼルミーラ」より

懐かしい土地よ

S'intessano agli allori Terra amica

 

休憩(20分)

 

ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」より

美しい人に恋焦がれ

Languir per una bella

 

ベッリーニ:歌劇「ビアンカとフェルナンド」より

多くの悲しみに

A tanto duol

 

ベッリーニ:歌劇「清教徒」より

裏切られたと信じていた不幸な乙女よ

Credeasi misera

 

ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」より

もう逆らうのはやめよ

Cessa di piú resistere

 

 

あまり馴染みのない曲ばかりかもしれませんね。それもそのはず、技術的にも音域的にも再現があまりにも難しすぎて、今の時代のメジャー曲になりきれなかった曲が並んでいるのです。

 

ただ、このプログラムは決して奇をてらったものではなく、芹澤さんが真摯に自分自身という楽器と音楽性に向き合って選び抜いたもの。

 

おもに19世紀前半のイタリア音楽界を牽引した作曲家たちが残した超難曲8曲が並ぶプログラムは、学術的にも高い価値を併せ持っています。

 

しかしながら、当の芹澤さんご本人はいたって謙虚に「声の持つさまざまな可能性をひとつの娯楽として楽しんでいただけたら、それだけで僕は充分です」と語っておいでです。

 

世界的に見ても類のない、まさに前人未到の挑戦に、軽やかに踏み出そうとされています。

 

(後編へ続く)

 

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流しのテノール

2022年10月24日 | クラシック音楽

リサイタルまで一ヶ月を切り、現在は周知活動として営業(流しの歌手スタイル)を展開しております。

 

営業は、首都圏で活動している合唱団等の練習時間にお邪魔し、リサイタルの告知と自己紹介代わりに一曲歌わせて頂き、失礼させていただいております( ・∀・)

 

これまでの実績は、とある中学校の合唱コンクールにサプライズ出演
(この回は営業というより教育活動の一貫)

 

10月20日は、明治大学公認混声合唱団さわらびコールさんの練習にお邪魔しました!

みなさんが高い集中力をもってアカペラ曲を練習されている様子を拝見し、最近まで「合唱」というジャンルに縁がなかった自分にとって、音大ではない一般大学のみなさんが作り上げるハーモニーの響きとそのレベルの高さに驚きました!

稽古中の写真や営業中のショットはないので、練習後に合唱団指導をされている先生と、この日伴奏を弾いてくれたLaboratorio141代表の石井さんと3人で反省会の1枚を・・・笑


厳しい意見が飛び交う反省会でした(ウソ)

 

翌21日は、リサイタルの主催者であり友人であるバス歌手兼合同会社P&ME代表の鷲尾氏が指導する「日本橋女声合唱団」さんの練習にお伺いし、営業させていただきました!

営業にはスピーカーを持参しており、この日はカラオケ音源での「誰も寝てはならぬ」を歌う予定でしたが、合唱団のピアニストの清水先生が伴奏をお引き受けくださり、気持ちよく歌わせていただきました!( ・∀・)

 

そして翌22日、リサイタルの男声合唱練習を終えてからの夜、歌舞伎町にあるショットバー「Bar Träumerei -トロイメライ-」さんにて3件目の営業をさせていただきました!


「Bar Träumerei -トロイメライ-」さんにて

明治大学での営業でも伴奏を弾いてくださったLaboratorio141代表の石井さんですが、非常に多彩な方です!
歌はもとより、高校時代はNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)に伴奏者として出場していたことから分かる通り、ピアノも弾けますヽ(゚∀゚)ノ

トロイメライさんでの営業を終えた後はみんなで牛カツ屋さんで大反省会!

↑この写真を撮っているところを鷲尾社長に盗撮されたのがこちら↓

大変美味しい反省会でした(反省とは?)

 

まだまだチケットはございます!

どうぞよろしくお願い致します!!!

 

お申し込みはこちらからヽ(゚∀゚)ノ



もっと簡単に注文したい!と言う方のためにお申込みフォームを作りましたのでこちらからもどうぞ!

限界突破リサイタルお申込みフォーム

 

おまけ

これ以上に歌舞伎町に溶け込めるテノールが他に居るだろうか???

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限界突破告知動画(後編)

2022年10月19日 | クラシック音楽

前回の反省(忘れ物して収録出来なかった件)から前日に明日の用意を済ませた模範的テノール芹澤です(小学生)

 

この日は初めてのソロ合わせ!

先だって合唱稽古が開始され、こうしてソロ合わせも始まると本番が近くなってきた実感が湧きます( ゚д゚ )クワッ!!

 

ピアニストの齋藤菜緒さんとは、これまでにも何度も共演していますが、お互いに初めて演奏する曲ばかりの今回のプログラムは、そもそも滅多に演奏されないだけに参考資料も少なく、「はてさて、これはどうしようかな?」、「ここは、、、音合ってるよね?」、「ちょっとここはムリだから、こう対応させて~」など、手探り状態!

なんと15時からスタートした合わせは録音まで含めて休憩無しで4時間続きました!(暇か?)


録音セッティングする白い人
(カーペットの上にスリッパで乗らないという教育を幼少期に受けた結果の右足)

 

今回の告知動画(後編)は、リサイタル後半に演奏する下記の4曲をハイライトでまとめました( ・∀・)

ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」より
”美しい人に恋焦がれ” Languir per una bella

ベッリーニ:歌劇「ビアンカとフェルナンド」より
”多くの悲しみに” A tanto duol

ベッリーニ:歌劇「清教徒」より
”裏切られたと信じていた不幸な乙女よ” Credeasi misera

ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」より
”もう逆らうのはやめよ” Cessa di piú resistere

リサイタル本番では、ここに男声合唱Laboratorio141とソプラノ歌手田井友香さん(清教徒:エルヴィーラ)が加わり、厚くて熱い音楽をお届けします!

 

【告知】UNLIMITED限界突破リサイタルC→F【後編】

 

お申し込みはイープラス、もしくはP&ME公式HPにて

 

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限界突破告知動画(第二弾)

2022年10月09日 | クラシック音楽

前回の告知動画(前編)の次は(後編)を撮る予定だったんですが、ピアニストのお宅にお邪魔した時にこれ↓

 

を忘れてしまい、録音用のマイクの取り付けが出来なく中止しました(´;ω;`)

 

これはマウントという部品で、マイクと取り付ける際には必要不可欠な部品なのです

 

ちなみに、僕はこのコンデンサーマイクを5本持っていて、録音する際にはいつもこの【オーディオテクニカ コンデンサーマイクロホン AT2020】を使用してます。

理由は安いからです(笑)

マイクは上を見ればキリがありませんし、これくらいの価格帯でも僕には十分です( ・∀・)

 

マウントを忘れてしまったので前後してしまい、本来【後編】を出してから公開予定だったこちらの告知動画を先に公開することになりました!

10月1日に行われた男声合唱初回稽古にて収録した動画となっています!

歌っている曲はロッシーニ作曲のオペラ、「ゼルミーラ」から”懐かしい土地よ”です( ・∀・)

男声合唱の勇壮な響きから始まり、最後はソロと合唱が一緒に歌って終わります。

演奏時間が10分ちかくと長いため、動画では聴きやすい様に短くまとめてあります

【告知】UNLIMITED限界突破リサイタルC→F【ちょっと出し】

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限界突破告知動画(前編)

2022年09月23日 | クラシック音楽
一般人とテノール以外の声種を置いてけぼりにしている感の強い我がリサイタル・・・
 
今回作成しました告知動画【前編】では、プログラム前半の4曲をオムニバス形式でご紹介しております。
 
本番では、各曲に6名の男声合唱とソプラノの田井友香さん(清教徒:Credeasi misera)に加わっていただきお届けします( ・∀・)
 
 
何故カットせずに合唱を入れてフルで演奏するのか?
 
 
それは・・・
 
 
合唱が歌っている間に休みたいから(笑)
 
 
オペラって上手く作られていて、歌う人の負担を考慮して歌う配分をうまーく分散してるんです。
 
リサイタルではアリア(ソロ曲)ばかり歌うことになるので、当然HPの減りが尋常ではなくなってしまいます(;´Д`)
 
 
あと仲間が舞台上に居るというのはそれだけで心強いので、精神的なバックアップにもなります( ・∀・)
 
 
果たして終演まで声帯は持つのか、それとも先に逝ってしまうのか・・・
 
 
芹澤と声帯の孤独な戦いが始まる・・・・

 

【告知】UNLIMITED限界突破リサイタル【前編】

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限界突破リサイタルC→F 歌う曲全公開

2022年09月03日 | クラシック音楽

少し前にTwitter(テノール歌手)で発表したのですが、退路を断ち、覚悟を決めるため、プログラムを発表しました。

プログラムは以下のとおりです

 

モーツァルト:歌劇「ポントの王ミトリダーテ」より
美しい月桂樹の冠を頂いて
Se di lauri il crine adorno

ロッシーニ:歌劇「ゼルミーラ」より
あの獰猛な野獣が鉤爪を持っている限りは
Mentre qual fiera ingorda

ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」より
ああ友よ、なんて楽しい日!
Ah mais amis!

ロッシーニ:歌劇「ゼルミーラ」より
懐かしい土地よ
S'intessano agli allori ~Terra amica

休憩(20分)

ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」より
美しい人に恋焦がれ
Languir per una bella

ベッリーニ:歌劇「ビアンカとフェルナンド」より
多くの悲しみに
A tanto duol

ベッリーニ:歌劇「清教徒」より
裏切られたと信じていた不幸な乙女よ
Credeasi misera

ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」より
もう逆らうのはやめよ
Cessa di piú resistere

 

 

なんと全部で8曲しかありません( ゚д゚)ハッ!

 

でも純粋な演奏時間は1時間以上あります。

 

つまり

 

 

全曲ラスボス級の大曲なのです!

 

 

で、このプログラムに関してですが、ハッキリ言ってマイナーです。

プロでも知らない作品も入っています。

 

どうしてこの様なラインナップになったのか?

 

それは今回のリサイタル名が教えてくれます。

 

限界を超える、突破することが今回のコンセプトであり、そのためにはそれ相応の曲でなければなりません。

 

有名な曲ではダメなのか?

 

「有名な曲」って、なんで「有名」だと思います?

 

「有名」になるためには「知名度が高い」という要素が必要です。

「知名度が高い」ということは「演奏される機会が多い」と言えます。

「演奏される機会が多い」ということは「演奏する音楽家が一定数以上居る」ということに繋がります。

「演奏する音楽家が一定数以上いる曲」ということは、「演奏家の多くが演奏出来るレベルの曲」となり、

「誰でも演奏出来る曲」ということで「簡単な曲」と捉えられます。

 

なので僕は「難しい曲」を探し求め、その結果が今回のセットリストとなりました。

 

が!

 

安心してください!(履いてますよ)

 

「難しい曲」と書きましたが、聴く分には難しくありません!

内容なんて知らなくても、音楽だけで楽しく、テンションアゲアゲになる曲ばかりです( ・∀・)

 

これから本番当日まで、どの様に過ごしていくかは冒頭に紹介したTwitter(テノール歌手)にて【リサイタルまであと○○日】とカウントダウンしております(笑)

 

また広報活動の一環としてInstagramを始めました!

こちらも併せてフォローしていただければ幸いです( ・∀・)

Instagramアカウント→Yoshimichi_Serizawa

 

チケットは好評発売中です!

嬉しいことに、8月19日の販売開始からお申し込みを頂いております!

↑こちらのイープラスの特設ページからもご購入いただけます!

 

「なんだか登録とか面倒くさいわね~」という方は、yoshimichi.serizawa@gmail.comにメールを頂ければよりシンプルにお求めいただけます!(チケット郵送対応!)

 

 

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UNLIMITED/限界突破リサイタル C→F

2022年08月19日 | クラシック音楽

 

リサイタルの詳細を発表いたします!


(クリックにて拡大)

(クリックにて拡大)

 

UNLIMITED/限界突破リサイタル C→F
いつからそれが限界だと錯覚した?

2022年11月19日(土)
開演 14:00  開場 13:30

早稲田奉仕園 スコットホール

芹澤佳通

ピアノ
齋藤菜緒

男声合唱
Laboratorio141

 

チケット 一般4.000円 学生2.000円(全席自由/税込)

 

【チケット販売】


↑↑販売ページに飛べます↑↑


こちらからでも購入可能です!

 

芹澤への直接注文はこちらへ
yoshimichi.serizawa@gmail.com
03-6745-9117(FAX)

*未就学児入場不可
*公演中止以外での払い戻し不可

【プログラム】

美しい月桂樹の冠を頂いて
モーツァルト作曲 歌劇「ポントの王ミトリダーテ」より

これ以上逆らうのをやめろ
ロッシーニ作曲 歌劇「セビリャの理髪師」より

懐かしい土地よ
ロッシーニ作曲 歌劇「ゼルミーラ」より

私に裏切られたと思い込んでいた、不幸な乙女よ
ベッリーニ作曲 歌劇「清教徒」より

ああ友よ、なんて楽しい日!
ドニゼッティ作曲 歌劇「連隊の娘」より

 

【お問い合わせ】
070-8960-3663(合同会社P&ME)

主催:合同会社P&ME
後援:一般社団法人 姫りんご
 一般社団法人 日本クラシック音楽協会
相互扶助企画TEATRO GOLOSO


 

今回のリサイタルでは己の限界に挑戦するとともに、普段の演奏会ではなかなか聴けないカットなしでお送りします!

「カットなし」とはどういうことか?

実際に何かしらのオペラを観に行った経験のある方にとってはある意味当たり前のことですが、オペラの中のソロ曲(これを”アリア”と呼ぶ)は完全に一人で歌うものもあれば、途中で合唱が入ってきたりするものもあります。そういった曲をコンサートやリサイタルで演奏する場合、合唱部分はカットして自然な形で繋げて歌うのが一般的です。

今回は可能な限りカットはせず、合唱部分を含めてオリジナルの演奏をします!

 

ただ、超絶技巧にこだわったあまり、選曲がマイナーな曲に偏った感はあります(;・∀・)

しかし、これは自分が決めたことであり、自分にしか出来ないことを貫こうとした結果です。

 

しかーし・・・・

 

あまりにもマニアックで、もはや声楽家でも聴いたこと無い作品もあるため、検索用に原語タイトルをご紹介します(笑)
興味を持たれた方はYouTubeでご視聴ください( ・∀・)

(紹介順)

Mozart
Se di lauri il crine adorno - Mitridate Re di Ponto

Rossini
Cessa di piú resisitere - Il Barbiere di Siviglia
Terra amica - Zelmira

Bellini
Credeasi misera - I puritani

Donizetti
Ah, mes amis! - La fille du regiment

 

芹澤のリサイタルはアトラクション系リサイタルです!

是非会場で急転直下の声のジェットコースターをお楽しみください!

お待ちしております!

コメント (1)
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アーティスト写真撮ってきた!!!

2022年08月01日 | クラシック音楽

11月のリサイタルに向けて、これはどうしてもやっておきたかったのが

 

新しいアーティスト写真の撮影!

 

 

アーティスト写真(またはプロフィール写真)は定期的に撮り直したいのですが、気がついたら前回の撮影から8年が経っていました(笑)

 

今回は銀座にあるフォトスタジオ、銀座SILKIAさんでヘアメイクもお願いして撮影してきました( ・∀・)

 

とても良い雰囲気のフォトスタジオで、楽しんで撮影を受けることが出来ました!

 

とりあえず銀座で撮影したんだからこれは最早「銀座の男」と言っても過言ではない、むしろ出来上がった写真はもはや【男】ではなく【漢】!!!

 

 

それがこちら↓↓↓

 

 

 

 

新日かな?ノアかな?

会場は有明かな?東京体育館かな?

 

 

いいえ、「クラシック音楽綱オペラ目男声科テノール属」に分類されるれっきとした声楽家です( ・∀・)

 

今後はこちらのアーティスト写真にて活動を展開していきます(`・ω・´)ゞ

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リサイタルのお知らせ

2022年07月31日 | クラシック音楽

友人が代表を務める合同会社P&MEが主催となり、この度リサイタルを開催することになりました。

 

UNLIMITED/限界突破リサイタル C→F
いつからそれが限界だと錯覚した?

日時:2022年11月19日(土)
開演 14:00  開場 13:30

早稲田奉仕園 スコットホール

芹澤佳通 テノール
齋藤菜緒 ピアノ

チケット 一般4.000円 学生2.000円(全席自由)

 

 

タイトルにもある通り、今回のテーマは「限界突破」です。

 

5月に会場が決まり、そこから「なにを歌おうか」と曲選びが始まりました。

オペラや歌曲には名曲と呼ばれるものがたくさんあります。

多くの人が耳にしたことのある曲もあれば、知られざる名曲というものもあります。

そんな作品を寄せ集めた時にふと思いました。

 

「リサイタルは生き様を表現する場では無かろうか?と。

 

そうしたら「曲に頼るのはやめよう。リサイタルでは自分にしか出来ないことをしよう。」と気持ちが固まりました。

 

現時点でのセットリストはこんな感じです。


Rossini:
Cessa di piú resisitere - Il Barbiere di Siviglia
Terra amica - Zelmira
Mentre qual fiera - Zelmira
Languir per una bella - L'italiana in Algeri
Si, ritrovarla io guiro - La cenerentola

Bellini:
Credeasi misera - I puritani

Mozart:
Se di lauri il crine adorno - Mitridate Re di Ponto

Donizetti:
Ah, mes amis! - La fille du regiment

 

以上は現時点での候補となっていますが、自分の限界を突破することをテーマに置いた結果、ロッシーニに偏った選曲になってしまいました(笑)

 

11月19日、【UNLIMITED/限界突破リサイタル C→F いつからそれが限界だと錯覚した?】をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

チラシは完成次第掲載していきますし、もし宣伝にご協力いただける方はご連絡いただければ発送致します(`・ω・´)ゞ

 

 

【チケット販売】8月19日販売開始予定
カンフェテイ・P&ME公演HPより
*未就学児入場不可
*公演中止以外での払い戻し不可

【お問い合わせ】
070-8960-3663(合同会社P&ME)

主催:合同会社P&ME
後援:一般社団法人 姫りんご 一般社団法人 日本クラシック音楽協会

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長年の疑問に終止符を打ちつける教育的ブログ

2022年07月07日 | クラシック音楽

「ヘリウムガスを吸うと声が変わる」というのを知ったのは小学生の頃・・・

 

バラエティ番組で知り「そんなものが世の中にあるのか!?」と、とても興味を持ったが、インターネットもまだない時代、「どこに行けば手に入るのか」なんて情報を手に入れることすら不可能だった。

 

時は流れ、情報化社会となった現在において物質を手に入れることは容易になった。

 

時は流れ、自分はオペラ歌手となった。

 

 

それならばやるべきことは一つ。

 

 

今ここに「オペラ歌手がヘリウムガスを吸ったらどうなるんだろう!?」という全人類の疑問に対するひとつの答えが爆誕した。

 

 

【検証動画】オペラ歌手とヘリウムガス

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