チャンちゃん農場

甲斐市にある田畑での農作物栽培。してみたい方は「チャンちゃん農場について」を読みメールで連絡して下さい。

精米 (2022)

2022-11-17 22:22:22 | 2022田圃

JA梨北・双葉支店にある精米機で、10月26日に精米しました。

 昨年のお米を食べ終わるまで、新米の精米を待っていたら、脱穀後5週間も経ってしまいました。

 

【収穫したお米の使途】

 今年度のお米の全収穫量は、

 籾米ベースで26袋うるち米19袋もち米7袋、1袋=30kg)

 稲架掛けや藁切りに7時間ほど手伝ってくれた2人に「欲しいだけどうぞ」とすすめ希望どおりに籾米8袋。甲斐市社会福祉協議会に籾米10袋甲斐市社協に「お米」の寄付)。備蓄用に籾米1袋

 モチの籾米7袋を精米して白米にしたら、4袋ほどにしかなりませんでした。例年なら7割ほどになるのですが、今年のモチ米は、粒が小さかったので6割ほどにしかならなかったようです。(7袋 × 0.6 = 4.2袋)

 精米したモチ米は、知人や親戚に60kg。同じ集落に住む高齢のオバちゃんたち6人に、6×5kg=30kg。6人のおばちゃんに《もち米の提供》同じ集落に住む育成会の子どもたち11人には、玄米を11×5kg=55kg。2022 新米をお届けしますそれぞれにさしあげました。

 現時点で自家用として残っている備蓄米は、籾米30kg(白米にすると20kg)、モチの白米20kg、玄米30kg。チャンちゃんチの年間消費量は20kgですから「3年半」分もあります。20kgを超えた余剰分の50kgは、縁有る人々に、折々のギフトとして使われる予定です。

 give & give は、チャンちゃんの名前の漢字に示されている「人生上のテーマ」なので、十数年間、無理のない範囲で続けていることです。

 

【農業で生計を立てるのは無理】

 チャンちゃんチは、年間で20kgしかお米を食べません。20kgなら、買って食べても6千円ほどでしょう。田圃なんか中途半端にあると、固定資産税と水利費だけで年間6万円。さらに農機具代が300万円ほど必要です。こんな実態ですから、米作なんて、”ウルトラ・超絶・すっとこどっこいな・アホ” がすることです。米作に限らず、農業なんて、個人では全く採算がとれないですよ。米作であれ一般的な作物栽培であれ、農業で生計を立てるなんて全くの無理です。

 経済的に成り立ち、楽しみながら農業をするという現実的な姿は、企業が福利厚生の一環として、社員のために農業部門を営むことくらいでしょう。

 チャンちゃんは、時間たっぷり有り余りのプー太郎なので、個人で give & give のボランティア農業をやっているだけです。くれぐれも安易にマネなどしないように。

 これについては、新入りの農機具達 にも、具体的に書いておきました。

 

以上です