久しぶりに「劇団空感演人」の舞台を観劇。。
もちろん知り合いの古川原香織ちゃんが出演するからです。
劇場は両国・Air studio・・・50人ほどの小劇場です。
あらすじ
昭和初期、映画がまだ「キネマ」とか「活動写真」なんて呼ばれていたころ、それは文化の
花形だった。活気ある撮影所は、その「キネマ」に青春を懸ける若者たちであふれていた。
明日のスターを夢見る役者。作品で名を上げようとする監督。職人気質の癖のあるスタッフたち。
しかし、時代の背後には軍靴の音が近づいていた・・・。
「分かりやすいのに奥深い、王道エンターテイメント」をあなたに。
戦争という「時代」に翻弄されながらも、強く生き抜いた人々を生き生きと描くヒューマンドラマ
脚本 柿ノ木タケヲ(ゲキバカ) 演出 柿ノ木タケヲ(ゲキバカ) 制作 劇団空感演人
2時間20分。小劇場の劇団舞台としては休憩なし!少し長いかなー。
それでもなかなか良い脚本でした。
幕開けのアルバイト経警備員2人の会話・・・ここからすでに幽霊が(笑)。。。
思い出の一杯詰まったスタジオで、かつて銀幕のスターだった老婆と昔の彼氏の再会。
その二人が、取り壊されることになったスタジオでの出来事を語りながら。
物語は進んでいきます。その老婆役に古川原香織ちゃん。
声のトーンは老婆を感じさせなかった(笑)けど、なかなかの演技とセリフ表現でした。
あながち、ありがちなストーリーですが、うまく演出されていました。
戦争に翻弄されていく「役者」「恋」「若者」・・・テーマをきちんと持った舞台でしたね。
久しぶりに「劇団空感演人」に拍手を送りましょう。
ただ、やっぱり小さな劇場でのセリフのトーンのデカさ!どうしても私にはキツイ!