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ゆんのひとり言

~iLYsゆんの推し事とスイーツを語るブログ~

白金高輪ディナー@l’Alchimiste

2016-03-09 12:03:09 | 外飲み&ごはん♪♪

入院前、景気づけに美味しいもの食べに行きたい!
ってことで、お店を探して行ってきました。
白金高輪にあるアルシミストというお店。
白と紫を基調にしたお店の雰囲気が、なんかいいなーと思いまして。

初めて降り立つ白金高輪。
携帯を見ながら「こっちじゃない?」とか話していると
「どちらに行かれますか?」と
地元の方らしき方が声をかけて、途中まで案内してくれました。
ちょっと下町な雰囲気がいいですね~♪

 

この、ちょっとさびれた(?)商店街に、ありました。

 

ね!
白と紫。

店内は全14席程度の小ぢんまりとしたお店で、
完全予約制のようです。
お料理は、お任せコースのみ。
オープンキッチンで、シェフの動きがどのテーブルからも見えます。
キッチン2人、ホール1人。
会話を交わす時も、こっそり小声で交わしていらっしゃって、
とても静かなキッチンでした。

 

テーブルには、このような食材のみ書かれたメニューが置いてあります。 
日付も入ってますが・・・
微妙に日によって変わったりするのでしょうか?

 

まずは泡で乾杯。
奥で見切れているのは、アシスタント・・・って言うんですかね?
見習いっぽい若い男性ですw

この日も5杯のペアリングでいただきました。
ちゃんとどの料理まで合わせるのか教えてくれるので、
ペース配分がしやすかったです。
 


バラの香りのするムースとキャビア。
バラでした。
そして見た目がとっても可愛いですね~

 

これは蝦夷鹿のジャーキーを付けていただくヘーゼルナッツ&マスタード。
ジャーキーをね、ブドウのツルを炭にしたものでいぶしているそうで、
トレイに炭とか葉っぱとか乗せて、その上にジャーキーを乗せて持ってきてくれます。
炭と同化して見えますが、よぉく見ると、あ、これジャーキー!みたいな。
楽しいですね。
ちょっと煙いのですが

柔らかいジャーキーで、お酒のつまみにピッタリです

 

ふわっふわのフォアグラとドライホオズキ、シナモンの効いたパン。
ソースにリコリスが使ってあるそうですが、
そこまで香りが強くなかったので、全く気になりませんでした。

ふわふわのフォアグラ、濃厚過ぎなくて食べやすいですねぇ。
しっとりしたスパイシーなパンとの相性も良いです。



合わせていただたロゼ。
きりっと辛口でしたよ。



メニューの右上に書いてあるのは何だろうね?と話していたのですが、
キタノカオリという小麦粉で作ったパン、レ・リボというバター、
Pinot Noirで色づけをしたお塩、でした。
このバター、美味しい。
お塩をちょっと乗せていただくって、いいですねー。
パンは熱々で、外はしっかり固め、中はふんわりしっとりもっちり。
お代わりしちゃいました

 

ラングスティーヌ(アカザエビ)と、タンポポとラディッシュとカリフラワー。
ブラッドオレンジのソースでいただきます。
カリフラワーの味付けがとても好みでした。
程よい塩気と香りとで。
エビはかなり柔らかくて、ほろほろ崩れる感じでしたね。
早春、って感じの一皿ですね~♪

 

盛り付けはどれも「余白の美」とでも申しましょうか。
真ん中にドーンとか盛り付けしないのね。

 

アップw
腸詰にしてないブーダンノワールにパセリのパン粉、
小石に見立てたレンズマメ。
手前の赤いのはカシスを使ったソースだったかな。

盆栽みたいな雰囲気で、面白いですね~!
ねっとりとしたテリーヌといった感じのブーダンノワール。
大きい豆はひよこ豆かな。



合わせていただいた赤。
こちら、自然派ワインが多いようです。
バラの香りのするワインで、ブーダンノワールと合わせていただくと、
何となく口の中が春になりますw



長崎・五島の神経絞めにしたヒラメを、少しお店で熟成させているそうです。
下には菊芋。
菊芋って、意外と水分多いんですね。
思ったよりサラリとした食感でした。

しっとりとした身に、ちょっと弾力のある皮で
火入れは絶妙♪
上に乗せた葉っぱが独特の香りで、
ちょっとこの香りはあまり好みじゃなかったかなー。

 

合わせていただいたスペインのVerdejo。
スペインでもオーガニックワインがあるのかー。
グレープフルーツのような酸味がしっかり感じられるお味でした。



本日のメインは、北海道産のサーロイン。
しっかりとサシが入ってます。
ソースは何とイカスミ 。

イカスミって、見た目ほど味にクセがなくて、
それは良いのですが、ちょっと味がぼんやりしてるかなー?とも。
右下の竹炭のお塩だったかな?を付けるとちょうど良いです。

あと、イカスミって・・・
当たり前だけど汚れるじゃないですか
かなり気を付けて口に運びましたが、どうしても黒くなってしまうので、
ちょっとアレですね

あ、金柑が美味しかった!
最近、金柑に目覚めたんですwww

 

こちらはTrousseauというブドウを使ったオーガニックワイン。
これもなんかバラの香りがしたんですよねー。
オーガニックって、バラの香りがするのが多いのかしら?
たまたま?



チーズとオレンジの皮を甘く煮たのと、パンとクルミ。
パンの上にチーズ、クルミ、オレンジを乗せて食べると
とっっても美味しかったです。

この日は遅い時間に何も考えずにお昼をガツガツ食べてしまいまして。
全然お腹が空いてなかったんですよ
で、食べられるかなぁ・・・と、ちょっと心配していたのですが、
美味しいものは食べられますね~♪



せっかくなので、チーズに合わせてデザートワインもいただいちゃいました。
こちらはさっぱりめ。



こちらはリンゴを使った軽めのカルヴァドスみたいなお味。
友人はさっぱりめ、私は甘めが好きなので、
喧嘩になりませんwww



デザート1品目。
桜のメレンゲとマンゴーのムース、その中に甘酒のアイスが隠れてます。



アップw
メレンゲが本当に繊細で、
口の中ですぐに溶けちゃいます。
ただ、ここまでピンクにしなくても良いかも・・・とも

甘酒アイス、美味しいです。
甘酒いいですよね~♪



デザート2品目は、チョコレート&ヘーゼルナッツ。
ペースト状のチョコレートがグラスの縁ギリギリのところで固まってます。
こういう演出、面白いですね

飲み物はコーヒー、エスプレッソ、紅茶、フレッシュなミントティーから選べます。
チョコを食べた後なので、迷わずコーヒーをいただきました。


 
さらに、デザート。
左から、Rieslingを使ったゼリー、ローズマリーのクッキー、トリュフを練りこんだチョコ。 
Rieslingのゼリーは、甘さ控えめで大人な味。
クッキーはサクサクでローズマリーの良い香り。
そして、チョコはしっかりとトリュフの香り。
そうか、本物のトリュフだったのか・・・とwww
土の中から芽が出てるみたいな感じが、面白いですね。

すっかりお腹いっぱい。
この辺りはあまり2軒目に良いお店は無いみたい、ってことで
目黒まで移動。
適当にこの辺で・・・と見つけた、フラクタクルというバーへ。
ラムに特化したバーだそうですが、
バックカウンターにほとんどお酒が並んでいないのが面白いなーと。
全て下の戸だなの中に収納されていました。

 

まずはオーソドックスにソーダ割り。
同じ蒸留所でアンバーとオレンジとで作っていただいたのですが、
オレンジは本当にオレンジの香り。
アンバーはカラメルとほろ苦い香り。
全然違って面白い!

ギネスでインターバルを取って・・・

 

軽め、でお願いしたラム。
オススメを数本並べてくれて、香りを嗅がせてくれるのが楽しいです。
あと、こちらは1ショットいくら、と
明朗会計も嬉しい



最後にサービスしていただいちゃった1杯。
ヨーグルトの香りがするんです!
本当に、ヨーグルト。
甘いわけではないんですけどね。

お値段もいつもの半分以下で済んだし、
(その分料理は値が張ってますが
ラムも面白い!と思いました。
機会があればまた行きたいですね~♪

美味しく食べて、美味しく飲みました 

Comments (2)
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