ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

白夜行

2006-01-19 14:37:51 | Weblog
今夜第2話OAなので、タイムリーなのかそうでないのか
よく分からないのですが・・・

第1話を録画していたやつを、風邪で休んだ日
布団の中からぼんやり見てました。
ぼんやりなな上に、最後ちょっと記憶が途切れているのですけど

情報誌に載っているあらすじとか読むと、
事前に全ての謎が明らかになっちゃってて、どーなの?
と思っていたのですが、実際見てみても、うーん。。。
どうやら主人公2人の関係を、心温まる?感じに仕立て上げたいのね?

原作を読んだ時、これだけ場面が次々入れ替わって、
人も入れ替わって、伏線が繋がったり深まったり、
最後まで読まずに止められない!という感じで一気に引き込まれました。
そして、これをどうやって舞台化するのだろう?と
ちょっと心配になったのですよ。
続いてドラマ化の話を聞いて、
映像の方が原作の面白さを表現するには適しているだろうな、
と思ったんですね。
映像なら瞬時に場面転換できるし、回想シーンだろうが何だろうが
自在にできますもんね。

      

とーこーろーが。
1話だけしか見ていないのですが、
原作の面白さに忠実だったのは舞台の方ですね。

まず主役2人の描き方が全然違う。
ドラマでは、この2人がやむを得ず殺人を犯した、
という風に描いてましたね。
(しかもいきなり犯人バラすのかよ、みたいな)
そうしちゃうと、この作品の面白さは半減、ではないかと思うんですよねぇ。
この2人が、これからいかに用意周到に事を運んでいくか、が
面白いところだと思うので。

   

あと、細かいところも変わってて、何だかなぁ~。
原作では、自分の母親を事故に見せかけて殺して
自分は鍵を忘れた、と不動産屋に鍵を開けて貰って、
一緒に第一発見者になってるんです。
それが「私も一緒に死んでもいいと思った」とかいって
心中未遂とかになってるし。

最後、寝ちゃってたから確証はないのですが、
笹垣警部は桐原質店の、2階へ上がる階段の1階部分に
内側から鍵のかけられるドアがついていたことに、触れてないですよね?
それに触れないということは、今後謎解きをする気はないのだな、と。

第2話のあらすじを読んでも、同級生から見せられる写真が
とても直接的なものになっているし・・・
そしてそもそも、この2人の関係を知っている人物(余貴美子さん)が
いてはいけないのですっ!!
バレバレじゃねーかよっ!!!

   

別物だと思えばいいんでしょうけど、
あれなら原作読むからいいやー、って感じかな。
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