ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「贋作 罪と罰」@シアターコクーン

2006-01-08 13:27:16 | 観劇記&鑑賞記
今年の観劇初め。
立見も出る大盛況。
いつもの舞台部分にも客席が組まれ、
普段より前に張り出して舞台が組まれていました。

野田作品というと、一度耳で聞いただけでは
簡単に理解できないような、ものすごく集中力を必要とされる、
というイメージがあったのですが、
これは昔の作品だからか、もっとストレートで
青い、というか若いなぁ、というのが第一印象でした。
変化球ではなく直球、みたいな。

出だし、松たか子嬢の一本調子な喋り方に
何を言っているか、やや聞き取りづらかったのですが、
後半になるにつれ、改善されてきました。
立ち姿や居ずまいは、さすがに美しいですねぇ。

  

他は芸達者な人ばかり。
全員が効果音を鳴らしたり、転換をしたり、で
ほぼ出ずっぱり。
かなり体力を消耗すると思われ
1日2ステの時なんかグッタリでしょうねぇ・・・

シンプルな舞台で、椅子や光る棒、2枚の幕を上手く使って
次々と場面が転換され、これぞお芝居の醍醐味!
という感じでした。
棒が柱や扉、箒や船にまでなり、
子供の頃のごっこ遊びを思い出しました。

んで、相変わらず野田さんはタフですねぇ。
身軽に飛び回って怪演(笑)
あ、再婚おめでとうございます(爆)

どちらかというと、
「うぉ~、あれがこう繋がるんだぁ~、頭いい!!!」と
感動を覚える最近の変化球作品の方が好みではありましたが、
観劇初めにはちょうどいい、華やかな作品でした。

      

帰りに、食い初めとなるインドカレー屋へ。
渋谷とは思えない落ち着いた店内と接客はGood
が、友人が頼んだ方のルーの味が、ナツメグだっけかなぁ?
スパイスの味が利きすぎていて、
ちょっと飽きてしまう味でした。
私が頼んだ方のは、辛くて美味だったのですが。

昨日は2つの初物でした。
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