卒業・・・

３月１１日・・・・・

地震から一年が経ちました


被害が大きかった・・・・という過去形の表現ではなく、１年が経ったいま現在も被害が続いているというのが現状です。　


亡くなられた方のご冥福と、被害に遭われた方のお心に想いを寄せ、少しでも温かくなられることをこころから祈ります　　　　


一年前のあの日、それぞれの人がそれぞれの場所で感じた恐怖を忘れることなく、いつもの毎日に感謝をして、自分にできることをひとつずつ重ねていきたいと思っています。




昨日は次女の高校の卒業式がありました


付属校のため中学、高校の６年間を過ごした学校、たくさんの思い出があります

６年前の春、入学したばかりの時は、私自身も「明日も今日と同じような日が続く」のが当たり前だと思っていました。


ところが５月に私の乳がん発覚

告知の直後は「あと何年生きられるのか？」を考え、昨日までの自分とは全く違う人生観をもちました

命の期限は誰にもわかりません。

元気な人でも突然の事故で命を落とすこともあります。

病気を悲しむ前に、治療ができる幸せに感謝しよう！そんな風に自分に言い聞かせました

抗がん剤治療で髪の毛が抜け落ちたり、副作用で辛かったり・・・・

そんな時に、次女が中学校で友人とトラブルになっていることが発覚

病気で大変な私には言えず、一人で嫌がらせなどに苦しんでいました

今振り返ってもその年は精神的に辛いことが多く、辛かったなーと涙が出てきます

家族にも大変な思いをさせていたこと、後になって知りました


そんな経験も自分をそして家族を、大きく成長させてくれました


中学でバドミントン部に入った次女。

当時は全然相手にならないくらい下手だったバトミントンも、今ではどんなに頑張っても勝てません

先日、大学の合格祝に新しいラケットを買ってあげました

「大学に入ってもバトミントン続けるよー」と言ってくれます

うれしいです


昨日卒業した学校に、今日も「部活行ってくる～」と学校に出かけていきました



昨日の卒業式では、皆勤賞の表彰状と記念品をもらってきました


「あなたは三年間、無遅刻　無欠課　無欠席　無早退　でありました

その努力をたたえます」


ちなみに中学三年間も皆勤だったので、二枚目の賞状です
友人とのトラブルを知った私は「辛かったら学校なんて休んじゃえばいいんだよ」と言ってしまったダメダメな母親でしたが、それでも「学校が好きだから」と通ってくれました
「よく頑張ったなーー」と感無量です



春からは大学生、あたらしい夢にむかってまた一歩進み出すことになります



我が家の娘たち、ゆるゆる過ぎ～の長女と　頑張りすぎ傾向の次女


別々の意味で心配はつきませんが、こんなふうに家族のことでなやんだり喜んだりできることも幸せなことと思います


卒たいの役員の仕事もようやく終了


春だし、私もなにか新しいことにチャレンジしたいな・・・と思っています