Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル23号感想

2005年11月18日 | マンガ
「龍」ついに原爆投下の日が来ました。秘宝は原子爆弾の原料、いまさら間に合わないしせっかく運んできたのに徒労に終わったと言うところ。次はロシア軍との戦いが待ってますけどね。

「弁護士のくず」表面的にはいい人に見えて実は悪人、かと思えばまたその逆の人もいて、お話は二転三転。複雑な人間関係のようですっきり読ませる職人芸でした。少~しセリフが長いが、まあそれくらいは我慢しましょう。弘兼氏ほどリアルすぎず、エロマンガ(出自はエロらしいけど)ほど誇張されず、女性のヌードがきれいでした。(長台詞の上絵が汚かったら読まないよ・・・)

「チアー!」大食いカップル登場。「その、ぽってりした体型もーっ、大いなる食いっぷりもーっ、大好きでありますーっ」いいなあ、どんどん喰いねえ。

「イリヤッド」アラジンと魔法のランプになぞらえて、泥棒の父とそれを告発する娘のちょっといい話に仕上げています。「漁師と魔物」の話と「アラジン」のランプの魔物が同一と考えられているそうです。魔物はソロモン王(スレイマン)が封じ込めたもの、最強最悪の魔物は「バアル(ヘラクレスの原型)」と言う名だそうです。この入れ物がそれなのか?

「ひみつの箱」最終回。ワケアリはあっけなく死んでしまい、残されたものはそれぞれの人生を生きる。教室に「さよならワケアリくん」の写真が飾ってあるけど、誰もあんまり見たりしない、そういうものです。

「最強伝説黒沢」バットの太い方を持ってまわすと、細い方を持っているほうより強い。ホントでしょうか。このような事態に陥ってときに思い出したい知識です。黒沢の大見得で、いよいよ一戦交えるようになりました。バットでマジな殴り合い、おお、でも頭カチ割らなくてよかった、肩を一撃しましたヨ。この一撃は涙と共に。