花は桜木・山は富士

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捕鯨は他国にどうこう言われる理由はありませんね

2008-02-08 23:39:50 | 日々のニュース
日本の捕鯨倫理を理解する事 -BBC [2/8]
※リンク先を参考に2ちゃんねる記者が翻訳しました。
文責は2ちゃんねる記者に有ります。

今まで内緒にしてたことをお話したいと思います。

私はミンククジラを食べたことがある。
生で食べたことがある…皮を小さな正方形にしたのや、
醤油と辛いわさびを添えた新鮮な刺身とか。それから火を通したのも
食べたことがある…甘酸っぱいソースで野菜と一緒に炒めたのとか。

読者の中には怒る人もいるかもね…クジラ肉を食べたなんて、と軽蔑して。

そう、それが今まで絶対言わなかった理由の一つだ。
こんな告白には危険が付きまとうわけだ。これは私が日本人の観点から
この話を理解しようと2年近く頑張った挙句「ネイティブになっちゃった」
証拠なんだろうか?

いや、違う…その時には、クジラを食う以外にない、と感じたからというのが
真実だ。


■じゃあ、子羊は良いのかよ?
私は東京の小料理屋にいた。店主はコウノ・ミチオ。この道30年の小柄な男性だ。

我々が店に入った時は結構静かだったが、私が捕鯨の是非について彼に語り始めると、
このチビ・コックは爆発した。

さて、私は殆ど日本語を話さない。同僚が通訳を務めてくれたが、
別に日本語が流暢じゃなくても、日本人に捕鯨を
止めさせようとする連中に対する、コウノ氏の怒りと
フラストレーションのほどは理解出来た。

彼は怒鳴り散らして怒り狂った…延々と。要点を強調する時は伸ばした手で
空気をぶんぶんチョップしながら。

「じゃあ、子羊は良いのかよ?」と彼。
「あんたたちは子羊を食べる。我々は子羊は可愛いと思うが、
あんたたちに食べるのを止めさせようとはしないよ」。

一端インタビューが終わると、彼は私にクジラを食べろと言い張った。
私の日本人の同僚は「いやだ」という選択肢はない、と視線で告げていた。

ぶっちゃけ、興味はあった。生のクジラを噛んだ。
美味くもなかったが、別に不味くもなかった。クジラ炒めの方がましだったが、
また直ぐにもう一度食べたいようなもんでもなかった

別に倫理的な反感のせいじゃなくて、甘酸っぱいソースでごまかされただけ、
って感じの強烈な臭いのせいだ。

捕鯨を支持する日本人は、欧米人ジャーナリスト全員が攻撃してくると
考えている。それは、より広い世界に自分達の意見を伝えるチャンスを
得ようとするなら、問題の印象を打ち破るために出来る限りのことを
しなければならない、ということだ。


コウノ氏のクジラを食べることが、彼をなだめたのは明らかだった。
多分、私が彼をはめようとしてなかったからだな。

■外交的な損害
日本の捕鯨業界というのは、大騒ぎしたり、
「我々が何を食べて何を食べちゃいけないか、なんて他国に命令する権利はない」
とこれを主権問題だと煽り立てるのが大好きな
、エスタブリッシュメントの一部、
非常に少数の日本人が後援している。

この活動家達には、政界とマスコミに強力なお友達がいるのだ。
捕鯨の是非を巡る議論は、日本の新聞では殆ど報道されていない。

環境活動家2人が日本の捕鯨船に乗り込んだことは確かに速報になったが、
この2人の男性を環境テロリストとレッテル付けることを、多くの日本人記者達は
決め込んでいた。

それに、私が知る限り、捕鯨を保護することは、
これが日本の海外での評判につける傷に値するのかどうか、
立ち上がって疑問を呈する根性のある政治家は、一人もいない。


BBCなどで捕鯨の弁護を求められている外務省の不運なお役人達はよく、
カメラが止められてマイクが外された瞬間に、これについては
自分達は熱心じゃないのだ、とこっそり告白する。

彼等のフラストレーションは、殆ど必ずと言っていいほど
酷い質問を浴びせかけ、多くの人にとって擁護のしようがないものを弁護しろと
要求する
、インタビューをする人には向けられていない。

フラストレーションの行き先は仲間の水産庁の役人だ。
彼等が外務省に面倒を生じているのだ…いつまでもいつまでも世界中で
日本の評判を叩き落している
捕鯨業界を応援して…。

■口喧嘩
今後数ヶ月間、外交官も事態は悪化するだけだろうとわかりそうだ。

先日、私にランチで(魚だったけど今回はクジラじゃないよ)、
改革されないのならIWCから脱退する、という日本の脅しは真剣だ、
と水産庁の某高官に聞かされた。

日本人は捕鯨推進国と反捕鯨推進国の諍いに飽き飽きしている。
IWCを内側から改革しようと、彼らは出来る限りのことをする、
と彼は私に語った。が、それがうまくいかなければ、多分数ヶ月以内に、
当局は新機関設立を開始するだろう。
商業捕鯨復活を求める、捕鯨に賛成する国用の分離グループだ。

南極沖で環境活動家が日本の捕鯨船に乗り込んだのは、ただの小競り合いだ。
ここで、あそこで、陸上で、そして海上で繰り広げられる捕鯨を巡る口喧嘩は、
悪くなる一方のようだ。

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最近、色々な事件が起きていますが、感情的に腹が立つ題材として
「捕鯨問題」があります。
恐らく捕鯨問題に詳しくない人でも、「希少動物でない鯨を、
『優しい』『頭がいい』なんて理由で反対されるいわれはない」という
感想を持つと思います。

数人ですが、私の近しい人に同様の説明をすると、
「そりゃそうだ」と納得します。むろん、その人たちは捕鯨問題など
ちょっとニュースで見た程度の知識ですがね。

上記記事は何やら感情的に「捕鯨反対」と叫ぶやからと「違う」と
言いたげな文章ですが、結局は日本の捕鯨には「理解出来ない」という
スタンスで話をしています。
個人の考え方なので、記者がどういうスタンスでもよいのですが、
日本側が問題にしているのは「データとして希少動物でない鯨を
IWCで決められた数を捕獲するのに反対されること」につきると思います。

>主権問題だと煽り立てるのが大好きな

いやいや、だから好きとか嫌いとかの問題でなくて・・・
で、記事中にはデータとしての捕鯨反対論は出ていません。

>2人の男性を環境テロリストとレッテル付けること

いやいや、行動を見ると完全にテロリストですよ
日本の捕鯨に理論でなく暴力に訴えるやり方を世間では
テロリストと呼ぶはずですが・・・

>多くの人にとって擁護のしようがないもの

それは記者の思想からくる発言ですね。
自分の考えが全世界の全てではないです。
「誰が擁護しようがないもの」と決めたんですかね?
白人がそう決めたから他の劣等民族は従えと言いたいんですか?

データという真実に基づく論争を避け、感情論で世論を作っているのは
どこかの国と一緒です。自分に非がある者は真実から目を背け
声を荒げて脅す様は、日本人として見苦しいの一言です。

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4 コメント

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日本人にとって (也きり)
2008-02-09 16:25:59
捕鯨問題で違和感を感じるのは、鯨に対する特別な反対理由だ。
鯨をはじめ野生動物の全ては、食物連鎖の中で生きている。
互いに、子孫を残すために精一杯に生きている。
絶滅危惧種も、ほかに多々いるのに、なぜ鯨だけ特別なのだろうとおもう。
世界に多くの捕鯨反対の国のことは、よくニュースに取り上げられるが、それより多くの国が捕鯨に賛成していると言うことをマスコミは伝えてほしい。

反対している人には、なぜ捕鯨をしているのかという理由と、歴史をきちんと理解してもらいたい。
日本の出した、反論理由をろくに見もせず頭ごなしにいってるのは、他国の文化を尊重し理解しているとは思えない。
特亜の陰謀ではとも思ってしまう今日この頃。
豪観光客は、鯨好きの日本に来て楽しいのかね。
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その通りです (マグカップ)
2008-02-11 01:11:02
細かい理論はどうでもよく、他人の食事に文句をつけるな!
が、基本です。
白人の横暴な面があからさまです。
何様のつもりだっつーの!
「鯨を取る日本は嫌いだから、止めて欲しい。私は日本が好きだ」などと言う外国人は、なにか自分が知的なことを言ってるつもりなんですかね?
おのれの考えが全て正しく、他人に強制することに、何の疑問を抱かないのは無意識的に、白人至上主義の行動をしていることを認識しないといけません
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終わったブログに対してアレですが・・ (通りすがり)
2009-04-06 20:20:10
もし魚を食い尽くす宇宙生物がいたとして、
魚を食べる民族がそれを退治するのは罪ですかね?

鯨を食うのは「食われる魚が減る」と
「食える魚が増える」という
一石二鳥の効果がありますが、
捕鯨反対の論拠は「鯨は頭いい」だそうです。

だとすれば、痴呆老人は食べていいんですかね(笑)
生まれたての赤子も食べていいんですかね(笑)
馬鹿の理論ですよ。
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ははは (マグカップ)
2009-05-24 18:53:52
その通りですね。
何かを「食す」ということは、生き物を殺しているわけですから、「頭がいい」とか「かわいそう」とか持ち出す時点で意味不明ですよ
自分たちの価値観を押し付ける自己中心的な行動でしかありえないですよね。
ぶっちゃけ、「俺の方が力があるんだから、俺が気に食わないことをするな、わかったな」的なことをオブラートに包んで言っているだけですからね
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