身近の日本人の認識

先日、会社の上司と共にＴＶを見ていた時ですが、
日本の海上保安庁が竹島の測量調査を計画していて、その件で韓国サイトが
「ＥＥＺ内に入ってくれば（韓国が主張する）厳重対処する」とのコメントを
報道していたニュースを見て

上司「（不愉快そうに）なに言ってんだ、石油でも勝手にしてるのに」
俺「・・・？　竹島に石油なんてありましたっか？」
上司「やってるじゃない、勝手に石油掘って・・・」
俺「・・・それって尖閣諸島ですよね？あれは中国ですよ」
上司「あ、違うのか」

この上司は４０代後半で、年齢だけ取って何も知らないような人ではなく、
仕事も出来ますし、チーフとして部下もまとめています。
要は普通の４０代後半の男性と思います。
その彼が上記のような認識をしている所が少なからず驚きました。

私自身、数ヶ月前なら同様な間違いをしたと思いますので、
人の事を批判するつもりはありません。
ですが、自分を基準に自分と同年代か、下の年代は気持ちや
考えを予想する事は出来ますが、上の年代はイマイチ予想するのが難しいです。

ですので、今回の上司の認識は今の日本の認識を垣間見た気がしました。
ネット上の中国・韓国問題関連サイトでは常識のレベルでも
世間的には竹島と尖閣諸島と区別がつかない人もまだまだ存在していると感じました。
自分より一回り以上の年の差がある人であるが故により健著感じました。

経済水域に入れば厳重対処＝海保の測量計画で韓国外相

【ソウル15日時事】韓国の通信社・聯合ニュースによると、欧州歴訪を終え
帰国した潘基文外交通商相は15日、仁川国際空港で取材に応じ、
日本の海上保安庁が竹島（韓国名・独島）周辺の排他的経済水域（EEZ）で
測量調査を計画していることについて、「われわれの強力な抗議にもかかわらず、
日本側が（韓国が主張する）EEZ内に入ってくれば、国際法と国内法により
厳重対処する」と警告した。　
（時事通信） - 4月15日21時1分更新