香港活動家の尖閣上陸認めず 官房長官
塩崎恭久官房長官は23日午後の記者会見で、
尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張する香港の活動家が
同諸島への上陸を目指している問題について
「海上保安庁の巡視船が周辺を警戒しており、日本政府として適切な方法で排除する。
上陸は認められない」と強調した。
同諸島の領有権については「歴史上も、国際法上もわが国固有の領土だ」との
立場をあらためて表明した。
香港の活動家団体「保釣行動委員会」のメンバーら26人は22日に香港を出港し、
25日早朝にも付近の海域に到着する見通しだ。
(10/23 18:18)
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官房長官: 香港活動家の尖閣上陸、適切な方法で排除(3)
10月23日(ブルームバーグ):塩崎恭久官房長官は23日の記者会見で、
香港の反日団体の活動家が尖閣諸島への上陸を目指し香港を出港したと
報道されていることについて、「22日に抗議船が尖閣諸島に向けて
出港したという報告を受けている」と述べるとともに、
25日早朝にも尖閣諸島近海に到着するとの見通しを明らかにした。
そのうえで、「上陸は認めないということか」との質問に対し、
「尖閣諸島はわが国固有の領土であり、当然、そういうことは認められない。
適切な方法でこれを排除していこうと考えている」と述べ、
日本政府として活動家の上陸を阻止していく考えを強調した。
また、中国政府にこうした考えを伝え、何らかの措置を取るよう
求めていることも明らかにした。
読売新聞(電子版)が22日夜に報道したところによれば、
尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有を主張する香港の民間反日団体
「保釣行動委員会」の活動家ら26人が、同諸島への上陸を目指し、
22日、漁船1隻で香港を出航した。
一方、北朝鮮の核実験問題で中国が外交努力を続けていることについて
「中国が努力をしておられたということについては高く評価をし、
安全保障上の協力の枠組みとしても、さらに強まっていることはいいことだが、
北朝鮮そのものについての緊張が特に変わっているわけではなく、
日本にとっては極めて重大なことが起きつつあるわけで、引き続き緊張感をもって、
冷静に分析をし、対応はこれまで通りやっていく」と述べた。
更新日時 : 2006/10/23 17:13 JST
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ごく当たり前のことではりますが、今までの中国からの違法行動に「弱腰外交」で
臨んでいた日本からすれば、感動するほど毅然とした言葉です。
「歴史上も、国際法上もわが国固有の領土だ」
なんと決然とした態度でしょう。
尖閣諸島は我が国固有の領土であるのは明白なのですから、
中国の意図に沿って紛争化する必要はありません。
相手と同じ土俵に乗る必要はないので、粛々としかし毅然とした態度で
抗議していくのが正しい行動だと思います。
塩崎恭久官房長官は23日午後の記者会見で、
尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張する香港の活動家が
同諸島への上陸を目指している問題について
「海上保安庁の巡視船が周辺を警戒しており、日本政府として適切な方法で排除する。
上陸は認められない」と強調した。
同諸島の領有権については「歴史上も、国際法上もわが国固有の領土だ」との
立場をあらためて表明した。
香港の活動家団体「保釣行動委員会」のメンバーら26人は22日に香港を出港し、
25日早朝にも付近の海域に到着する見通しだ。
(10/23 18:18)
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官房長官: 香港活動家の尖閣上陸、適切な方法で排除(3)
10月23日(ブルームバーグ):塩崎恭久官房長官は23日の記者会見で、
香港の反日団体の活動家が尖閣諸島への上陸を目指し香港を出港したと
報道されていることについて、「22日に抗議船が尖閣諸島に向けて
出港したという報告を受けている」と述べるとともに、
25日早朝にも尖閣諸島近海に到着するとの見通しを明らかにした。
そのうえで、「上陸は認めないということか」との質問に対し、
「尖閣諸島はわが国固有の領土であり、当然、そういうことは認められない。
適切な方法でこれを排除していこうと考えている」と述べ、
日本政府として活動家の上陸を阻止していく考えを強調した。
また、中国政府にこうした考えを伝え、何らかの措置を取るよう
求めていることも明らかにした。
読売新聞(電子版)が22日夜に報道したところによれば、
尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有を主張する香港の民間反日団体
「保釣行動委員会」の活動家ら26人が、同諸島への上陸を目指し、
22日、漁船1隻で香港を出航した。
一方、北朝鮮の核実験問題で中国が外交努力を続けていることについて
「中国が努力をしておられたということについては高く評価をし、
安全保障上の協力の枠組みとしても、さらに強まっていることはいいことだが、
北朝鮮そのものについての緊張が特に変わっているわけではなく、
日本にとっては極めて重大なことが起きつつあるわけで、引き続き緊張感をもって、
冷静に分析をし、対応はこれまで通りやっていく」と述べた。
更新日時 : 2006/10/23 17:13 JST
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ごく当たり前のことではりますが、今までの中国からの違法行動に「弱腰外交」で
臨んでいた日本からすれば、感動するほど毅然とした言葉です。
「歴史上も、国際法上もわが国固有の領土だ」
なんと決然とした態度でしょう。
尖閣諸島は我が国固有の領土であるのは明白なのですから、
中国の意図に沿って紛争化する必要はありません。
相手と同じ土俵に乗る必要はないので、粛々としかし毅然とした態度で
抗議していくのが正しい行動だと思います。