花は桜木・山は富士

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未だに韓流ブームの終焉が見えていないのは、関係者だけですかね?

2007-01-03 23:15:55 | 日々のニュース
ブームのあとで  韓流は確かに下降したが・・・

 2002年、突如として韓国ドラマブームが起こった。
2006年は、この韓流ブームの収束を伝える報道が目立った。
ブームの火付け役となったドラマ「冬のソナタ」のロケ地を訪れる日本人観光客は
めっきり減った。
韓国で多くの観客を動員した映画も、
日本での興行は続け様に期待を裏切った。
韓国ドラマの放送を打ち切る地上波のテレビ放送局は、後を絶たなかった。

「宮廷女官チャングムの誓い」主役の李英愛は日本でも一躍スターになった

 「韓流」は終わったのか。
 そうではない。目に見えるブームが収まっただけだ。
川に例えるなら、流れの急な上流域から、緩やかな中流域に差し掛かったところか。
 2006年4月、韓国の国営放送KBSが日本法人を立ち上げた。
CS放送のスカイパーフェクTVと、ケーブルテレビのJ:COMにチャンネルを持つ
「KBSジャパン」だ。KBSジャパンの加入者数は2006年11月の時点で
130万世帯。日本の全世帯数が4700万世帯であることを考えると、
少なくない数字だ。

 「1日24時間じゃ足りません」
 KBSジャパンの広報課長、権五俊さんは言う。
2006年4月に放送を開始したばかりの同局は、ドラマを中心に番組を編成。
好評を博している。豊富なコンテンツ(番組など、局が持つ作品)を持つKBS。
そのすべてを放送しようにも、新作や視聴者からのリクエストが次々と舞い込んで、
放送しきれないのだ。

 他局よりも早く新作ドラマを提供できるのも、KBSジャパンならではの強みだ。
「今は俳優よりも、作品の中身。それと新しいかどうかで(視聴率が)決まります」
 VODサービス(インターネットで見たい番組を選んで動画を見るシステム)を
提供する「ショウタイム」の正木武良さんは言う。
 ショウタイムが扱うアジアドラマは約60作品。
そのうち40作品以上が韓国ドラマだ。
韓国ドラマは2006年の1年間で約1.7倍に増えた。

 韓国ドラマはファン層が定着しており、確実に視聴者が見込めるからだと
正木さんはいう。中国や台湾など、他のアジアドラマも放送しているが、
この方面は収益を読めないのが実情だ。
 「インターネットは深く掘り下げるメディア。
韓国ドラマはテレビなどのメディアで広く世間に知れ渡った。
韓流ブームがなかったら苦戦していたかもしれない」
 爆発的なブームがあったからこそ、CS放送やインターネットでの
成功に繋がったのだ。好事魔多し。韓国ドラマや映画の日本進出を鈍らせる要素はある。
最大の不安要素は、放映権料の高騰だ。

 「韓国ドラマの放映権料は、02年との比較で、作品によっては10倍。
平均で約5倍になりました」あるテレビ関係者の言葉である。
高騰どころではない、暴騰といっていい。
この関係者によると、韓国ドラマの放映権料は、
他のアジアドラマの約2.5倍にもなるという。
韓国ドラマは視聴率が取れるから妥当だともいえるが、割高感は否めない。
 KBSジャパンは「ブームが始まった頃と比べて、
放映権料が約5倍になったドラマもあるが、そうでないものの方が圧倒的に多い。
安くなった作品もある」という。前出の正木さんも同様だ。
2002年のサービス開始時から放映権料は変わっていないという。

 テレビ局とショウタイムの発言内容の違いは、収益の分配方法の差による。
PPV(ペイ・パー・ビュー=1回の視聴につき一定金額が加算される)方式をとる
ショウタイムは、PPVで得た利益の一部を放映権者に返す。
放映権者にしてみれば、テレビと違い、放映権を「売って終わり」ではない。
利益の還元があるから放映権料を高くすることはないのである。

 映画はもっと深刻だ。昨年12月9日付の産経新聞によると、
06年の興行成績で10億円を超えた韓国映画はなかった。
作品の買い付け価格が高騰しているため、赤字になった映画もある。
 マス・メディアへの露出が今日の成功に繋がっているといえる韓流。
映画やテレビといった影響力の大きいメディアで取り上げられなくなれば、
今後に影響を及ぼすのは必至だ。

 KBSジャパンの王?代表取締役はKBSジャパンが日本に進出した理由を
次のように述べている。
 「ありのままの韓国を日本に伝えたい
 そのために何が必要なのか、韓日両国の関係者は、
互いに新たなビジネススキームを探っていく段階に差し掛かっているといえる。

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「韓流ブーム」は本当にただの「ブーム」だったのでしょう。
フランスは日本文化は流行っているとのこと。
そのブームはかなり長い期間に及んでいます。
「ブーム」も長く続けば、その国の「文化」になります。
それがその国の人からの多大な支持と、支持をされる魅力があれば「文化」へと
変化していくでしょう。
はたして「韓流」にそこまでの魅力があるでしょうか?

「目に見えるブームが収まっただけだ」というのは、
「ブーム」が去っただけのことです。
「ブーム」が去ればただのマニア向けの趣味なだけです。
それくらいならば、日本に限らず数多くの小数ファンを抱えたジャンルなど
腐るほどあります。
「ブームが去った」ことを認められない姿勢は、自国の歴史を直視出来ない
「韓国」という国を如実に表しています。

「ありのままの韓国を日本に伝えたい」
その姿勢は評価します。その言葉の通りならね。
ありのままの韓国を映像化してくれたら、逆に別のファンがつくでしょうに。
その代わりに既存のファンは離れるでしょうけどね。

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