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中国外務次官にバシッと言ってやった!

2006-04-26 03:13:01 | 日々のニュース
「靖国」で中国要人と激論 原田衆院外務委員長

中国を訪問していた原田義昭衆院外務委員長(自民党)は24日、
北京市内で中国の武大偉外務次官、姜恩柱全人代外事委員会主任委員らと
相次いで会談、靖国問題などで激論を交わした。

 武次官は小泉純一郎首相の靖国神社参拝について
「両国の政治外交関係が頓挫しているのは、日本のごく少数のリーダーが
A級戦犯が祭られた靖国に参拝するからだ」と批判した。

 原田氏は「靖国神社は敬愛されており、首相の参拝は当たり前。
中国の批判に圧倒的多くの日本国民と議員は怒りを感じている。
中国と同様に日本も誇り高い独立国であって、
内政干渉に屈するのは断じてできない」と中国側の再考を促した。

 原田氏は東シナ海の日中中間線付近での中国のガス田開発の中止を要求したが、
武次官は拒否した。また原田氏は中国原子力潜水艦の領海侵犯事件、
上海領事館員自殺事件、反日暴動について「中国の謝罪は行われていない」と指摘。
中国の軍拡には懸念を示した。

 同日夜帰国した原田氏は「意見の違いを認めつつ
極めて重要な日中関係を築くのが両国の政治家の役目だ。
中国は日本国内の意見を正確に知るべきだ」と話している。
(産経より引用以上)
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私は不勉強ながら「原田義昭」氏の事は知らなかった。申し訳ない。
みなさんはご存知の有名な方ですかね?
この記事を読んだ後に検索をかけて調べてみても、あまり多くの情報は
入っていなかったが、原田氏が北方領土や尖閣諸島、チベット人権問題などにも
尽力を尽くして、上記の記事のように中国に対しても日本の意見を
しっかり伝えている姿勢は、昨今の媚中派の政治家の交渉状況と比べて
軽い感動を覚えます。(言いすぎですかね?)

内容的には「もちろんその通り」という内容だが、いままだ中国に対して
主張を通して中国側の否を責める事は少なかったでしょう。
これkらも頑張って欲しいです♪

上記の「中国外務次官との会談」は原田氏のHP(ヨッシーサイト)に「今日、考えた事」の中に
会談内容の詳細がありましたので抜粋しました

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(以下抜粋)
(前文略)

2.靖国問題について。

(中国)いずれも型どおりの意見陳述、即ち一握りの戦争指導者が
数千万の人民を殺傷した、この霊を合祀した神社に国の首相が参拝することは
国民が許さない。胡錦涛主席も首相が参拝を止めさえすれば
両国間は平常に戻ると言っている。

(原田)自らの祖先をいかに敬うかはそれぞれの国民の宗教観、
死生観によっている。靖国神社は多くの国民に敬愛されており、
つい数日前も150 人以上の国会議員が参拝したがこれは国民を代表しての参拝だ。

日本は先の戦争を深く反省しておりそれ故に一貫して平和主義を貫いている。
小泉首相はA 級戦犯を除いた多くの英霊たちに祈りを捧げているし平和を誓っている。

国と国とには考えや伝統がちがっているのが当然であり祖先の祭り方も違う、
その違いをお互い認め合うのが成熟した国同士の関係である。

意見が違うから会わないというのは関係をよくしようとする気持ちがないのではないか。
それをあまり外から言うと「内政干渉」という印象を多くの国民に与えている。

中国国民が「誇り」を高く持っているように、日本人も「誇り」の高い国民であって
中国が靖国発言をすればするほど日本は譲れなくなる。
小泉首相は民主的手続きで選ばれ5年以上高い国民の支持を得ているが
彼は国民の意を戴して行動しておりいささかでも中国国民を傷つける気はない。

3月末に7団体の責任者が胡主席に会って「靖国に行くな」といわれたが
国では甚だ評判が悪い。

(中国)中国には「和をもって尊し」「人のいやがることを施してはならない」
などの諺がある。小泉さんもこれをわかって欲しい。

(原田)全く同じ考えだ。これだけ靖国参拝の平和的意義を説明しているのに
どうしてわかってくれないのだろう。未来志向でいけないのか。

3. (原田)誇りといえば私は中国を「礼節の国」と尊敬してきた。
然るに3 月の李肇声外相の発言、昨5 月呉儀福首相がドタキャンした事件など
意見が違うからと他人を認めないのは礼節に悖るのではないか。

4. 一昨年の潜水艦侵犯事件、昨年の反日暴動、上海総領事館員の自殺問題など
いずれも謝罪を受けてない。これらは日本国民に心の傷を残している。
また未だ反日教育が中国では行なわれているというがこれは改めて欲しい。

5. 東シナ海のガス田開発に対して日本側の提案にしっかり応えるべきだ。
我々はこれを平和の海としたい。まず中間線を認めることがベストで
大陸棚を主張するなら日本は200 海里を主張する。
また紛争がある限りは開発すべきでないというのが海洋法条約の考えだ。
武氏頷く。

(武氏)我が方は大陸棚主義を取っており日本案は受け取ってない。
「共同開発」について外に発表してないがその辺は日本の外務省とよく相談して欲しい。

(原田)今回中間線を大きく越えて船舶航行禁止令を出したがそれを撤回したと
聞いているが当然のことである。

6. (中国側)中国は軍事的にも経済的にも脅威などにはなり得ない。
軍事費などは国土の大きさ、海岸線の長さなどからみると先進国よりはるかに
見劣りがする。

(原田)わが国はそれほど感じてないが、 「脅威」というのは
与える側が言うものではなくまわりがどう受け取るかが大事なのだ。
中国のように巨大な国土と人口、さらには大きな経済的発展性などから
周りの国がそれを「脅威」と見るかもしれない。
大国というものは常に自国の存在が他に大きな影響を持つということを
知らなければならない。

(略)
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1 コメント

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あれれ?? (じょりー)
2006-04-26 11:38:26
おはようございます。



TBありがとうございました。

しかし、「小泉首相はA級戦犯を除いた多くの英霊たちに祈りを捧げているし」の部分が本当であるならば、激論を交わしたことは評価できますが、ただそれだけですね。

先般の閣議決定の意味が一切なくなるので、逆に性質が悪い話にもなりえます。



非常に微妙ですね・・・
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