「反日で同盟出来ない韓国と台湾」

台湾も韓国も日本の「植民地支配」の経験があるから反日で同盟出来るか
というと、それが全く逆である。
確かに、戦前には台湾と韓国との間にで反日共同戦線の「台韓同志会」があった。
しかし実を結ぶことはなく、台湾は独自に民族文化運動を進めていった。
台湾人にとって韓国人ほど気の合わない人種はいないだろう。

確かに韓国が中国と国交を樹立するまで、韓国は台湾の中華民国政府と
外交関係を結んでいた。だが、韓国は１９９２年１月、ほとんど騙まし討ちに
近い形で台湾と国交を断絶、中国の北京政府との国交樹立を宣言した。
日本もアメリカも、中華人民共和国を承認し台湾（中華民国）と断交するに際しては、
事前に特使を派遣し事情説明をしているのである。韓国は何の説明もなかった。

中韓国交樹立の前、台湾の駐韓大使は韓国の「心変わり」を察知して
何度も問い合わせていたが、「そんな事は一切ない」の一点張り。
そこへ不意打ちを食らわすように中国との国交樹立宣言である。
素の時は台湾人は腸（はらわた）の煮えくり返る思いでテレビ報道を見ていた。
なるほど、これが韓国人である。

「ＮＯと言える台湾　-孤児国家・台湾経済はなぜ強いのか？-」黄文雄　著
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これは韓国の事大主義の表れです。
中国様の機嫌を損ねる事は出来ませんってな事でしょう。
台湾人からしてみれば心中余りある行動でしょう。
他にも台湾に対する韓国の国際的な場での露骨な嫌がらせが多々あるようです。
日本も媚中派の政治家が元台湾大統領の李登輝氏を日本に入国させなかった
事件もあります。
大統領を離職した私人の民間人を拒絶する国とは、我が国の政治家として
恥かしい限りです。