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猫の臭い尿、特別なたんぱく質が原因 岩手大など解明

2006年10月21日 | 社会
猫の臭い尿、特別なたんぱく質が原因 岩手大など解明(朝日新聞) - goo ニュース
猫の尿のにおいが強いのは、尿に含まれる特別なたんぱく質のせいであることがわかった。岩手大の平秀晴教授らと理化学研究所のグループが、米科学誌ケミストリー&バイオロジーの10月号に発表する。
健康な動物では、尿の中にはたんぱく質はほとんど出ない。ところが猫は、大量のたんぱく質が含まれている。
グループは03年に、このたんぱく質が腎臓でつくられていることを突き止め、コーキシンと名づけた。猫は好奇心が強いからだ。今回は、これがフェリニンというアミノ酸を作り出すのを助けていることを発見した。
フェリニンは縄張りを示すにおい物質や、異性を引きつけるフェロモンの元になるといわれる。
コーキシンとフェリニンは、生後3カ月から尿内に現れ、次第に増える。雄は多く、雌や去勢した雄では少ないこともわかった。雌猫に比べ雄猫のにおいが強い理由の一つとみられる。
グループの山下哲郎岩手大学助教授は「コーキシンの合成をじゃまする方法を見つければ、におい対策に役立つ」と話している。 →情報源

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確かに、子猫はあんまり臭くなかったよーな。むしろ、大人になった猫の体臭は無臭なのに、子猫は「乳臭かった」のが印象的でした。

……つか、猫は好奇心旺盛だからって「コーキシン」て名前の付け方はどうよ、と思うんですけどね。いや、面白いですけど。
今のところ、猫砂のほうで匂いを吸収する方向のものが多いですけど、えさとかでフェロモンを押さえることができると、それはそれでいいかもしれません。雄のほうが匂いが強いのも、雄の方が縄張り意識が強いのも納得できますし……雄の多頭飼いは難しいといわれていたのが、改善されるかもしれませんしね。
ただ、フェロモンを押さえることによって、副作用がでなきゃいいんですけどね。それだけがちょっと心配です。