【ロンドン26日】英国の健康食品店で近く、大麻の成分入りのアイスティーが発売される見通しだ。スイスの業者が26日、明らかにした。
このアイスティーには大麻の花のシロップが5%含まれており、麻薬であるマリフアナの主要成分テトラヒドロカンナビノールもほんのわずかだが(0・0015%)含有している。これについて業者は、「ドラッグ」に相当しそうな内容物は取り除かれており、依存性もないと主張している。
だが、英国の麻薬反対活動家らは、こうしたものを売れば、大麻はありふれたものとの印象を若者に与える危険性があると警告している。この製品は2003年にスイスで発売され、今ではオーストリア、ドイツ、オランダ、ポルトガル、スペインで手に入れることができるという。〔AFP=時事〕 →情報源
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うーん…ちょっとした疑問ですが、蜂蜜はどうなんでしょうね。蕎麦の花とか蜜柑の花とかブルーベリーとか、いろんな花から取れた蜂蜜があって、それぞれ味や色や香りが少しずつ違うんですけど。大麻の花から取れた蜂蜜はどうなんだろう。
それにしても…「健康食品」のお店で販売ってのがまた、物議をかもしそうですよね。多分、自然食品とかそういうノリなんでしょうけど。ただ、話題になったのが今にしても、製品自体はもう3年前から販売されてるわけで…そのへんのタイムラグってどうよ、とは思います。発売当初で話題ってのとは違うというか…今、既に売られている国では似たような問題は起きなかったんでしょうかね。法律が違うから許容範囲が違うというのもあるかもしれませんし、国民性としての許容範囲(法に触れていないからOKという人と、法的に問題が無くても、健康に問題がおきたりするんじゃないかと心配する人と、それぞれいるでしょうし)が違うのもかもしれませんが…………前者だとすると、どうでもいいことで心配です。いや、EUとしていろいろ統一してんのに、そういうところでちぐはぐってのは…トラブルの種になりそうで。日本は周囲が海に囲まれているということもあって、外国に行くには一種の気構えが必要ですし、あらかじめ勉強していくことによって「自国では可でも他国では不可」というのをある程度知ることができると思いますが、政治的・経済的に融合しつつあるEUだと、そうした意識ってのはあんまりでそうにないというか。そうすると、こういうところで齟齬をきたすんじゃないかと………ま、杞憂でしょうけど。
依存性が無いんであれば、大麻の蜂蜜ってのは一度使ってみたい気もします。