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奈良女児殺害、弁護側が小林被告の刑の減軽求める

2006年06月26日 | 社会
奈良女児殺害、弁護側が小林被告の刑の減軽求める (読売新聞) - goo ニュース
奈良市の小1女児誘拐殺人事件で、殺人罪などに問われ、死刑を求刑された毎日新聞販売所の元従業員小林薫被告(37)の第10回公判が26日、奈良地裁(奥田哲也裁判長)で開かれた。
弁護側は最終弁論で「被告のような反社会的人格障害者を生み出したのは社会にも責任の一端がある。死刑に処すべきではない」などとして刑の減軽を求めた。
公判はこの日で結審し、判決は9月にも言い渡される見通し。
弁護側は、小林被告が自宅に誘い込んだ女児を殺害しようと思ったのは、一緒に風呂に入ってから、いたずらをして抵抗された瞬間だったと指摘。これより以前に殺意があったとする検察側の主張に「突発的、衝動的なもので計画的ではない」と反論した。  →情報源

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……最近、けったいな弁護士が増えているような気がします。というか、目立っているだけかもしれませんが。
この弁護士の言い分、被害者の遺族に向かって面と言える度胸はあるんですかね。要するにあれじゃないですか、「あんたの家族が殺されたのは加害者だけのせいやない、被害者も含めた社会みんなが悪いんや」って言ってるんでしょう。これはかなりの極端な要約ですけれども。自分の家族が殺されたときも、同じように加害者を弁護できるのかなぁ、と思ってしまいます。もっとも、弁護士さんにとってはこれが仕事で、加害者の刑を最大限軽減させることでお金をもらっていると考えると、そんなものかもしれませんが…。

個人的には、「一緒にお風呂に入っていたずらをしようとして抵抗された瞬間に殺意が芽生えた」とありますが、いたずらをしようとして抵抗されるとは思わなかったのか、と小一時間問い詰めたいところであります。