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コピー商品阻止真偽判定法伝授 中国側に日本企業 税関職員対象に講習会

2006年06月24日 | 国際
コピー商品阻止真偽判定法伝授 中国側に日本企業 税関職員対象に講習会 (西日本新聞) - goo ニュース
【北京23日傍示文昭】中国で横行するコピー商品での被害に悩む日本企業が、中国税関職員に商品の真偽鑑定方法などを直接伝授する「偽造電機・電子製品対策研修会」が26日から上海など3カ所で開かれる。コピー商品は中国国内にとどまらず、世界各地に輸出されて被害が拡大しており、日中両国が協力して水際での取り締まりを強化するのが狙いだ。
研修会は、先日訪中した知的財産権保護に関する官民合同ミッションが中国側と合意した協力策の一環。日本の電子情報技術産業協会(JEITA)と中国海関総署が共催し、上海のほか、広東省の広州、深センで開催する。
日本側からは、ソニーやキヤノン、NEC、セイコーエプソンなど7社の担当者が出席。税関の担当者に対し、被害が多い電池やプリンター、電子機器などのコピー商品の真偽判定や取り締まりの方法をスライドなどを使って説明する。
JEITA北京事務所は「税関では通関手続きの簡素化のため1000点のうち数点を抜き出してチェックするサンプル調査を行っており、いかに怪しい箱や製品をピックアップするかという目利きが重要になる。そのノウハウを伝授し、水際での摘発を強化したい」と強調している。
 =2006/06/24付 西日本新聞朝刊= →情報源

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…この研修での経験を元に、よりコピー製品を精巧に作るようになるんじゃないのかなぁ、という見方は穿ちすぎですかね。でも一番最初の感想はそのあたりなんですが。
チャイナコピーに関しては、もう期待できないと思いますけどね。中国はなんとかする、いやしてみせる、と言っていますが…無理じゃないかな。無くなりはしないでしょ。多分。
「いいものに金を出す」というか…正当な対価を支払わず、安くあげるほうがいいに決まっている、という価値観がある限り、海賊版はなくならないでしょう。中国で正規品買ったら馬鹿にされるとか(お前そんな高い金出してんの?みたいな)、海賊版を買って故障したら正規品を販売している会社にアフターケアを要求するとか、そういう話を聞くとなんだかもう、世界が違うなぁと思うのです。