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鳥取の黄砂急変、マンガン13倍・ヒ素22倍

2006年06月18日 | その他
鳥取の黄砂急変、マンガン13倍・ヒ素22倍 (読売新聞) - goo ニュース
鳥取県で昨年4月、黄砂を含む大気中から通常平均値の10倍以上のマンガンやヒ素などを県衛生環境研究所が観測していることがわかった。
世界保健機関(WHO)の基準値を下回るなど、健康被害を受けるレベルではないが、黄砂の発生する中国の急速な経済成長に伴う環境汚染が影響しているとみられる。同研究所は「近年、大規模な黄砂が発生しており、将来の影響を調べ、対策をとる必要がある」としている。
同研究所は昨年度から韓国・江原道保健環境研究院などと3年計画で黄砂の共同研究に乗り出している。
同県内では昨春、7回の黄砂を観測。うち県中部の湯梨浜町で、同年4月15~16日に採取した黄砂を含む大気には計8種類の重金属が含まれ、マンガンは1立方メートル当たり0・097マイクロ・グラム、ヒ素は0・017マイクロ・グラムを検出した。  →情報源

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…それは相当にしゃれにならない事態のよーな…。
ことは鳥取県だけの問題ではないでしょうし、以後収まるという保証がまったくなく、むしろ悪化する可能性が高い以上、今のうちにどうにかしてほしいとも思います。つか、中国も経済発展よりもそろそろ環境に目を向ける時期なんでしょうが…なんというか、伝統的に人命が軽んじられるところですから。一般市民の健康よりも国の経済発展のほうが重視されてそうで、ちょっと怖いです。
日本もかつては高度経済成長から環境問題を乗り越えて、現在に至っているわけですから、中国も他国の援助をあてにせず、自力で乗り越えてほしいものですが…日本からのODAって環境問題を口実に続くんでしょうかね。正直なところ、そうやって金を出しているから、自分の問題と認識しないで公害垂れ流しになってんじゃないか、と思うんですが。