ささやかなささやき 1.01

ねこの魅力は、そのファジーさに尽きる。

救急豆知識

2008-06-17 07:53:23 | めざましテレビ
秋葉原での事件や東北地方での大地震を受けて、
めざましテレビで『応急手当ての方法』について特集していました。
例えば、以下のような感じです。


・外傷性の出血への処置について
 まず、手当てを行う側の人が手にビニール袋などをはめるなどして
血液感染への対策を行います。止血の際には、清潔なタオルかハンカチを
傷口にしっかりと当て、両手で挟み込むように押さえます。(直接圧迫止血法)
患部を心臓より上の位置に上げると、より効果的だそうです。
なお、昔よく行われていた止血帯法(傷口から心臓よりの部分をひもで
強く縛る方法)は、神経や筋肉を損傷する恐れがあるため、現在では
推奨されていないとのことです。


・倒壊した建物に長時間足を挟まれていた人を救助する場合の注意点
 挟まれている状態から急に助け出すのは、かえって危険だそうです。
長時間(3時間以上)重いものやがれきの下にいた場合、押されたことで
筋肉が壊れてしまい、そこから急に重いものを取り除いたりすると、
細胞の壊れた成分などが一気に血流を駆け巡り、最悪の場合、
心臓が停止してしまうそうです。
なので、挟まっている人を見つけても急に救い出したりはせず、
まず体の挟まっている部分から心臓よりの箇所をひもで強く
縛るのだそうです。


・AED(自動体外式除細動器)
 AEDは、心臓がけいれんしている状態から正常な状態に戻すための
装置だそうです。なので、もし心臓が心静止してしまっている場合は、
まずは心臓マッサージによって心肺蘇生を行う必要がある、とのことです。
心肺蘇生の手順は、
1.意識確認
2.気道確保
3.呼吸確認
4.胸骨圧迫(心臓マッサージ)
です。
心臓マッサージは、胸骨(両胸の乳頭の中央あたり)を、
腕を真っ直ぐにしたまま圧迫するようです。
1分間に100回くらいが目安だそうです。

また、AEDですが、
・マンホールなど金属の上で使用しても感電しない
・心臓ペースメーカーを埋め込んでいる人でも、ペースメーカーから
 3cm以上離した部分で使用すれば問題ない
とのことです。


長くなってしまいましたが、知っておくとよいかもしれません。