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365kimono なきゃつくる料理

平戸青磁

2010-03-19 04:21:49 | tea お茶(茶席・野点・しばわんこ茶会)
先日、とあるところで、立礼のお茶席に招かれました。その会場都合で非常にお気軽スタイルであるけれども、要は外国人の方々に一瞬でも日本のお茶のこころをご覧いただこう、という趣旨の場で。

私が立ち寄ったときは、偶然ひとかげまばらの奇跡的時間。亭主のお茶たてる所作をなるべく近くでみたいな!と思い、最も最寄のベンチ(腰掛?)にかけると・・・・人も若干増えてきた。

こちらのお正客さまのお茶碗は、300年前の平戸青磁でございます。

といわれた。ん?亭主のお手前が一番見やすい場所っていうことは、正客のポジションなのか。やっぱり。わからずにいたのが恥ずかしいなと思う反面、大寄せでは遠いポジションなので、こんなお気楽な日こそラッキーとしておこう。

そしてそのお茶碗。会場の照明が暗めな中でも、すっきり綺麗な淡いブルー。形がかわっています。

正客茶碗と聞いては知ったかぶりなどとんでもないでしょう。「どちらから頂いたらよろしいですか?」「こちらです。(と、当然180度向こう側を指される)」

なるほど!実はこのお茶碗は左手側が平らにくぼんでいる。それがお茶をいただくときに、なんともいえず手に添うようにフィットするのです。


私のような初心者にはこういう発見が楽しくて仕方がない。

あと、次客茶碗はスウェーデンのサラダボウルで、渋い黄色地に茶色の線模様があるもの。year of tiger(寅年)のみたて。


あと、お菓子ですが、2月の別会場では「ウコンのタチバナ」。
「右近の橘、左近の桜」、というそうですね。かんきつ系の果物らしい、橘。ゆずの香りが利いてとてもおいしゅうございました。



もうひとつ思ったのが、指輪などしてる人だらけのお客さんのなか、私だけが手になにもつけていなかった。だからいいお茶碗を惜しみなくだしてくださったのかなぁ??真実はわかりませんが、楽しい出会いでした。
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