中古車のネットショップCIA

続きになっちゃった。

ネタを拾ってみたら、昨日の続きのような内容になってしまいました。

まずは、やっぱり『口入れ屋』。スタッフサービスさんも登場です。
(こんなの日常茶飯事だったクリスタルを吸収したGWはまだ~?)

そして「トヨタはやっぱり素晴らしい!」というお話。

>レクサス店を持つトヨタの販売会社の間では、07年3月期決算での販売減による赤字転落の危機を、レクサスの販売がカバーしたという話が広まった。(J-CAST ニュース : ホンダ高級車「アキュラ」 国内販売延期がもたらす深刻な影響)

のだとか。

レクサスネタはご無沙汰ですが(つまらないので)、
カテゴリーにまとめてあるようにLS以外は散々な結果です。

トヨタからの乗換えが8割以上です。

それを見て、ホンダは「アキュラ」ブランドの日本導入を延期した
と言われていますが、それが赤字転落をカバーしたとは?

つまり、僕が書いていたようにトヨタの「レクサス」ブランド導入の狙いは、
利益率のアップだったということです。
(同じ台数を売っても、もっと儲かるような仕組みを作ろう。ということ。)

元々、高級車は利益率が高いのです。
(100万円の軽なんて売っても純利益は数%だと言われています。)

そんなトヨタの高収益車種が、
アルテッツァ→IS
アリスト→GS
ソアラ→SC
セルシオ→LSになって、
100万円アップ!さらに値引き0円!オプション単価アップ!!で純利益を稼ぎ出しているのだ。

だから、単純にトヨタのお客様がレクサスに乗り換えてくれるだけで、
1台当たり100万円単位で純利益アップ!それで十分だと。

我々業界としては、
「トヨタ舐めてんのか!?業者に卸しませんだと?レクサス中古車も市場に出しませんだと?
ふざけるな!
絶対レクサスなんて買うものか。お客に聞かれてもあんなのダメだって言ってやる!」
という感じだから、そりゃぁ売れる訳がない。

が、それでも(売上げ減、仕事量減でも)純利益アップ!という大成功なのだ。

素晴らしい。(これでもし、目標通り売れていたら・・・。)

他社はどうするのだろう。
同じように高級ブランドを導入しても、プラス100万円でも乗換えをしてくれるような上客は、抱えていないでしょう。
定価販売したくても出来ないでしょう。
(そうそう、一般消費者の皆様との見識のずれをすごく感じることがありました。今度書きます。
50万円引き、100万円引きするメーカーと値引きなしのメーカー
5万円引き、10万円引きする中古車屋さんと値引きなしの中古車屋さんの巻き)

トヨタさんは、お盆期間中に高速のSAで展示会するそうですよ。
本当は他メーカーさんが率先してやらないといけないことでしょ?
(見つけたら報告お願いしますね。混雑してるのに、スペース取って迷惑だったとか。)

このままだと日本は、トヨタ車ばかりのトヨタ王国になっちゃうよ。

かなり困るんですけど。ですよね?業界の皆様。

C.I.A. お車情報局

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