中古車のネットショップCIA

クインランド倒産

危ないと言われてから、長かったですがついに終了です。
振り返れば、1年ちょっとの間に5回くらい記事にしました。

というのも、11年前ガリバーFCがスタートの会社ですし、
中国で初の中古車販売合弁企業設立、
クインランドカーズ(オーラッシュ、近鉄モータース(株)、アピス神戸、サンク、(株)ACLA、新アレーゼ名古屋(株)チェッカーモータースなど)ジップ買収、韓国の中古車販売会社を子会社化、カーフィー、カッチャオ買収、など車関連事業を買って、売って、喧嘩しての大騒ぎだったから。

そうそう、アドクリさんともつながりがあるし。(Qlepはもうアドクリさん運営?)

大証ヘラクレス上場でWebサイト構築コンサルティングなどを手掛けていたクインランド(神戸市)が10月18日、民事再生手続きの開始を大阪地裁に申し立て、受理された。同社によると、負債総額は約203億円。
18日の同社株価は、前日比500円高(+13.09%)の4320円。

もし、おもちゃにしないで地道に経営をしていたら、どうなったのだろう。

これ面白い(どこまで本当か分からないが。)

(06/8/4 ITmedia 自力でWeb2.0へとたどり着いた中古車店より)
クインランドのきっかけは、99年大手企業のポータルサイトが当時試みに行った、中古車販売のメールフォロープログラムだった。
ポータルサイトの登録ユーザーで中古車購入を希望している人のリストを、全国各地の中古車販売店に渡し、営業活動を行ってもらうというものである。
クインランドは神戸市周辺のユーザーのメールアドレス123人分を受けとり、この人たちに対して勧誘のメールを送った。
再び吉村さんの話。「当時クインランドには、愛ちゃんというかわいいアルバイトの女の子がいた。彼女の名前を使って、『こんにちは愛ちゃんです』というタイトルのメールを送った。中身も愛ちゃんがお客さんに話しかけるようなスタイルで、『今度愛に会いに来て』なんて(笑)。今だったら迷惑メールとして一顧だにされないと思うけど、当時はメールに慣れていないお客さんも多かったから、凄い反応が返ってきた」
かなり怪しげな手法だが、これは大当たりした。
123人にメールを送って、返答が帰ってきたのが72人。(返信率58%!)この後来店は34人。
成約者は22人だった。22台を売って2250万円を売り上げ、640万円の粗利を得ることができたのである。
この間、宣伝費はメールを書く手間だけで、コストとしては数千円程度。
それまでクインランドでは車を1台売るのに約5万円かかっていたのが、一気にコストをゼロに近づけることができたのだ。
ところがこのプログラムがスタートして半年後、参加企業各社が集まると、クインランド以外は惨憺たる有様だった。ポータルサイトは、プログラムを終了させてしまったのである。
翌00年、クインランドは自社で中古車情報サイトを立ち上げた。
最初の3か月で約36000人のユニークユーザーがサイトを訪問し、そのうちメールで問い合わせがあったのは約6000通。内商談希望は600人にも達した。吉村さんは、考えた。
「ホームページはどこの企業でも作っているが、必ずしも成功しているとは言い難い。それはアクセスアップのための施策がなく、さらに訪れてくれた人へのコミュニケーションが不足しているからだ。車のように最終的には必ず対面販売が必要なクリックアンドモルタルビジネスでは、疎まれない程度に頻繁にパーソナルでフレンドリーなメール応対と、信頼のおける顧客のエージェント機能を提供することが大切だ」
そしてこの時代のノウハウの蓄積がもとになり、クインランドには現在に至るビジネスモデルの骨格が確立していくことになる。

7年経った今でもこの数字はいい数字じゃないの?というか理想的過ぎ?ウソか?!
虚像か・・・。で終わらせず、参考にしてこの数字に追いつくように頑張ろう。

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