さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

それは、『躾』じゃなくて、『押し付け』じゃない?

2018年02月18日 09時32分00秒 | 幼児教育・保育
「残さずに食べなさい」

なぜ?
なんのために?

言っている人の本心は?

せっかく作ったんだから残さずに食べるべき。
好き嫌いなく食べるべき。


大人だって食べたいときと食べたくないときもあるし、
今、それを食べる気分じゃないときもありますよね。

子供のときに食べられなかったものでも
大人になって、味覚が変われば食べられるようになったりもします。

極端な言い方をすれば、
それを今食べなくても、何も支障もないですよね。
好き嫌いがあっても、生きていけますよね。

食べ物を無駄にしないことは美徳ですが、
目の前の子どもよりも、美徳が大切ですか?
無理やり食べる以外の、無駄にしない方法だってありますよね。


あなたのために、って、親は子供のせいにしますけど、
本当にそうですか?

作った人の気持ちを考える、なら、
「残してごめんなさい」が
言えればいいのではないですか?

嫌々、オエっ!とか言いながらでも
無理やり食べさせる姿に、鬼を感じます。
無理やりさせて、よい結果になることは
少ないですよ。

愛する子の食事の思い出に、何をのこしたいですか?

食事の楽しさを教えてあげましょう。
コメント
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