さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

宇野昌磨選手と、感情との距離感

2018年02月27日 17時18分00秒 | タイプ別プロファイリング
羽生選手が泪を流しても、
泣くほどのことでもない、と、
少し冷めた感想の宇野昌磨選手。

彼の感情との距離感が、
とても興味深いです。

フリーでの1回目のジャンプを失敗したとき…

実は、羽生選手の点数を見て、
これは、失敗しなければ、勝てるかも!と
思っていたらしいのですが、
この失敗をして、彼は、
「そんなに甘くないか」と
笑ってしまったそうです。

感情は、
出来事➡️解釈・意味付け➡️感情
のプロセスで生まれます。

どう解釈するか、で、感情が決まるのですが、
宇野昌磨選手は、「笑える」と解釈したようです(^^)。

なので、その時点で、
感情を切り離して
演技に集中することができたとか。

『切り離し』も、『解釈』も
彼らしく、
感情との距離感を感じます。
少し離れたところに感情を置いていて
少し離れたところから、自分の感情を
見ている感じ。

感情に振り回されずに、
感情を観察している距離感が
彼の特徴のように思います。

人には二種類の感情との距離感があって
ひとつは、アソシエイトAssociate
もうひとつが、ディソシエイトDissociate

アソシエイトは、感情の中に自分を置いている感じ。
ディソシエイトは、自分を感情の外に置いている感じ。

自然にしていると、どちらかに偏ります。
あなたは、どちらでしょう。

必要に応じて
使いこなせるようになるといいですね。

コメント
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