さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

大学の成績採点中です

2018年02月04日 08時46分00秒 | 大学の話
大学時代の成績って、
昔は扇風機で飛ばして…なんて
まことしやかに噂になっていたり(笑)
したものですが、
昨今では(たぶん昔も(笑))、真面目につけておりますよ。

従来の
試験当日の、理解力&記憶力の勝負だけでなく、
書くことが得意な人用に、レポートでの評価、
話すことや実演が得意な人用に、プレゼンテーションや実技テスト。
コツコツ努力が得意な人用に、授業ごとのミニレポート。
なども用意して、
学生個人の特性で成績が不利や有利に働くことを
軽減する工夫もしています。
(わたしって、ほら、タイプ別コミュニケーションが、専門だし(*^^*))

時間制限があることや記憶力で答えるテストって、
例えば、熟考が得意な人には、不利だし不向きな試験方法なんですよね。


学生は、親の心子知らずで、いろいろメンドクサイなどと言いよる!
ほほぉ、いいんだな?!
最終試験の一発勝負だけで成績になっても
ホントにいいんだな?!
と言うと、否!と答が返ってきます(笑)。
テストだけの方が、センセイはラクなのですよ。

もちろん、最終試験には、記憶を試す(授業を聴いていたかを試験する)問題と
思考して論述する問題も作って、
試験の中でも、色々な特性のタイプに対応できるよう
工夫をしています。


でもまあ、大学の成績は、あまり気にしなくてもいい、
大学の成績だけじゃなく、他人からの評価なんて
気にしすぎる必要ない、
と、ある意味本気で思う反面、
成績の良い悪いの影響を受けることもありますよね。

私自身、
教育実習、保育実習、施設実習など、
現場実習のほとんどは、最高評価で
実習先のコメントも高評価で、すごく嬉しくて
現場に出る背中を押された気がします。
だから、幼稚園教諭になった(なれた)のかもしれません。

成績は、自分の思考・行動・表現の結果でしかないけど、
自分自身に自信をプレゼントしてくれる
セルフプレゼントでもありますね。

そう、成績は、
センセイからのプレゼントじゃないんです。
自分から自分へのプレゼント。

そういう意味で、成績は、自己理解のツールですね。
自分自身が、何に価値観を感じているか、
何が得意なのか、を
再認識することができます。


しっかし、学生のことを考えた評価方法は、
採点が面倒なのも事実…(^^;
時間がかかるわ。。。






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