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マハロ船長の航海日誌2

フジツボ畑の収穫祭?

2023/9/21
トンネルを抜けると、そこは(有)油壺造船所であった。




高い海水温の影響で、前回上架から6ヶ月で船底塗装せざるを得なくなりました。
にっくきフジツボびっしりで、ここまでびっしりだとある意味”壮観”です。


船底塗料は安価な「うなぎ一番レトロレッド」を使いましたが、塗料の選定を誤ったのか?
でも、油壺造船所の社長の話だと、今年はどのヨットも軒並み酷い状態だそうなので、塗料の問題じゃなく環境の問題なのかもしれません。

今回は今年2回目の上架であることと、秋から冬にかけてはフジツボの成長も鈍ると予測して、下地調整を省いて超いい加減に1回塗りで済ます予定です。(目論見どおりに行くかなぁ?)

プロペラの表面も何かが付いてましたが、軽くこすったら落ちました。ペラコート塗装は次回に。


キールには、フジツボ の付いてない箇所もあり。表面が平滑で、日が当たらなくて、2度塗りしてあるとフジツボが付かないようです。(3つの条件がそろったのが、このキール部分のみ。)


カットラスベアリングが抜け出ているのを発見!叩いて戻しておきましたがそんな処理で良かったのかな?(不安!)


フジツボ 落としは早朝出勤した私がやってしまいましたが、一箇所だけキャプテンT島氏に残してあげました(笑)


塗装は2人でやります。始めると作業は早い。2時間弱で終了しました。



今日はちょっと雨がパラつきましたが、塗装中は晴れていて良かったです。気温もまあまあ。


今回も船底塗料は格安「うなぎ一番レトロレッド」を使いましたが、もし秋冬でもフジツボ がたくさん付くようならseajet033プレミアムを使うしかないのかなぁ?


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コメント一覧

マハロパパ
ちょっと太目のジイサン様
今回は、ケレンでこそぐだけでした。(掻くと言うよりこそぐのほうがニュアンスが伝わりそうですね。)
今年の高い海水温、特に東海〜相模灘は黒潮の蛇行により出来た暖水塊ではないかと考えてますが、そういう解説をしている専門家を知らないので、確かかどうか分かりません。
マハロパパ
行燈入道さん
伊豆でも三浦でも、コバルト色の小魚を見かけたことがあるかと思いますが、毎年黒潮に乗ってやってきてこの地で生まれるのですが、越冬出来ずに死滅してしまうのだそうです。でも最近は温暖化が進んで稀に越冬できる個体があるそうです。伊豆や三浦に珊瑚礁が成長するのはもう確実ですね。フムフムヌクヌクアプアアが三浦半島でも見られるようになるのでは?うれしいような、こわいような⁉︎
ちょっと太目のジイサン
フジツボは、ケレン棒でこそぐのですか?(こそぐは方言かな?)

それとも高圧洗浄器ですか?

こちらは、いまでも水温30℃です。CO2と結びつける気はありませんが、とんでもなくぬるい海水です。
行燈入道
恐ろしい数のフジツボですね。
春夏秋だけを見たら、日本は亜熱帯と言って良いらしいです。今後益々、フジツボの襲来が盛んに、なるかもしれませんね。前に下田姉ヶ崎で、沖縄のような青い海を見ました。あと数年もすると、あの辺りがサンゴ礁の海になるかもしれませんね。
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