心の敷石

Candyの 思いつくまま気の向くまま

HAARPについて(3)

2009年09月22日 | 天災:人災

本記事の前に、再度アップしておきます、参考にしている地震予知サイトです。

○地震予想( (毎朝更新)
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/ikase8f3.html
○嵐の前の静寂現象(地震予知)
http://www.tok2.com/home/nptok2/quake/
○地震予知ブログ 地震は忘れた頃にやってくる
http://ameblo.jp/ameblo11/

●↓『KS SKY REPORT』の掲示板から、HAARPについての投稿の転載です●
 
No.103499 HAARP信仰者へ 投稿者:湘南ナンバー 投稿日:2009/09/22(Tue) 01:58

今年の前半より大地震前兆を思わせる宏観異常が多発しています。地震学者の間
でも大地震近しの状況を匂わせています。
つい最近になってHAARPが発動を始めたという事ですが、HAARPがその状況に合わ
せて発動している事に気付きませんか?

HAARP始動→宏観異常発生ではなく、宏観異常発生→HAARP始動の順番なのです。
NO.103485での検証結果を見ても、HAARPなるものが地震兵器であるとの盲信を
覆すに十分な証拠になる事が分ります。

わざわざネットでそのデータを公表し「我が国のスーパー兵器HAARPは、このように
いつどこへでも大地震を発生させる事が出来るのだ!」と洗脳し脅しをかけようと
している。そのような幼稚な戦略にはまってはいけない。

この地球、大自然は生きています。この9月中に大地震が発生したとしても、たかが
人間がこしらえたHAARPなどという虚構兵器の力などでは決してないのです。


(転載以上)

以上の意見は私も同感。HAARPの威力を過大評価する事は、相手の罠に自ら
嵌まるようなこととしか思えない。環境や人体に対する悪影響を否定できる
ものでは無いけど、その点では核実験などの方が怖い。核実験たった1回でも
地球の派動を歪めるし、(その歪んだ派動を元に戻そうとする地球の自浄作用で)
地震が起きる遠因になっているかもしれないから…

それから

あえて書くけど、経歴詐称(ユーモアのようですけどねw)の○蔵さんのブログ、
少し煽りすぎじゃないのかな?…と思って、HAARPの転載記事をアップしました。
経歴詐称?冗談でもきついですね(笑)改めて記事にします。m(__)m


HARRPについて(2)

2009年09月20日 | 天災:人災

●前回同様、HAARPについての転載記事です●
 
No.3112 HAARPについて 投稿者:H 投稿日:2009/09/19(Sat) 18:07

みなさん、こんにちは。

マグロ@焼津様、
レスありがとうございます。

今回でこの件の投稿は最後にします。ご了承下さい。前回は電子レンジ兵器に
ついて投稿しました。また、この施設で使用している周波数がトリガーになる
との事ですが、前兆観測では逆の発想で、観測されたデータから前兆データを
研究しています。

本題のHAARPについてですが、地上100Km以上の電離層に電波を利用して、
電離層観測やオーロラ発生の実験などを行っています。電離層の電子数に変化が
あると、通信障害などが発生するため、軍事利用目的ではないかと以前から指摘
されています。

観測装置による環境や人体への影響についてですが、これは可能性として今後
全く無いとは言えません。携帯電話の基地局でさえ、電磁波の影響を懸念されるの
ですから、大規模な施設の場合、より注意する必要があります。

SALMONでのアラスカ大はじめアメリカ側と日本側での共同観測も、アメリカ側は
高出力の電波発生装置や、ロケットなどが分担となっています。しかしここでは
これほど懸念されることはありませんでした。

何故宇宙人襲来説同様、オカルトのように大きく懸念されるかですが、一つには、
軍が大きく関与しているという事です。軍事目的については正直わかりませんが、
アラスカに通信をコントロールできうる施設があることは、防衛システムなどに
意味があるように推測することも出来なくはないですね。

いずれにしろ、この施設が日本の地殻活動に影響を与えることはありません。

HAARPについて 

2009年09月19日 | 天災:人災

★☆★☆追記☆★☆★

一部のブログなどで、近々大都市圏(or首都圏)に壊滅的な地震が来るような
記述が見られるけど、最近は科学的に予測を出している方もいるし、今から
そこまで言い切る事には抵抗あります。

ちなみに私の地震対策は、家具の転倒防止、風呂水を抜かないでおくこと、飲料水
の確保、それから猫がいるのでペットシートが大量にあり、イザとなったらこれを
簡易トイレに代用出来るかなあ~なんて あとは当座の食料品(ごく日常的な
分量)今のところはその程度です。


●『KS SKY REPORT』の掲示板より転載●
 
No.3108 HAARPについて 投稿者:H 投稿日:2009/09/19(Sat) 04:44

みなさん、こんばんは。

真面目にレスすることすらバカバカしいのですが、一般の方々で信じてしまう方も
いる可能性があるため、念のため否定しておきます。

主張では、巨大な電子レンジで地層や電離層を暖める兵器だそうですね?
HAARPの公開データは、ほぼNICTと同じ内容が公開されています。和訳すらでき
ないのでは、データの解釈もできないでしょう。
データ公開までして、真面目に研究している、東大をはじめとする方々が哀れです。

巨大な電子レンジというのは、あまりにも稚拙で、信じる方がいるとは思えません。
電子レンジは(マイクロウェーブと言いますが)、これを兵器として利用したの
でしたら、まず、地表の雪や氷に影響を与えるでしょう、それも原子力発電所
並の電力を短時間で収束して放射できれば、やっと氷山の一角くらいは溶かすこと
が出来るかもしれません。

但し、マイクロウェーブを大気中で収束することは出来ませんので不可能です。
物理的には真空の状態でしたら、電子線を収束することは可能ですが、まず真空
状態にする事が無理ですし、そのための発生させる熱量は膨大になり、兵器には
なりません。兵器利用であれば、まだレーザー光を用いたシステムのほうが、可能
性としては有効でしょう。

仮に電子レンジで出来たとしても、大気を暖める事は局所的にしかできないでしょう。
電離層にマイクロウェーブを照射(不可能だとは思いますが)して、何故地震発生
に繋がるのか科学的根拠も推論もなく、全くの意味不明です。

電離圏観測が前兆に有効ではないかという研究は、以前から各研究機関で行わ
れています。その意味では、HAARPのデータは活用できます。但し、日本とは殆ど
関係ありません。日本にはNICTがありますので、そのデータを参考にすれば充分
です。オーロラ発生のメカニズムや、電離圏のデータの意味もわからないのです
から、流言飛語は慎むべきです。

地震発生があれば、それは間違いなく別の要因です。



首都圏に地震、厳重警戒のサイン発令中

2009年09月16日 | 天災:人災
 大きな被害が出るようなことが無いよう、祈っていますが・・・

「地震予知」「地震予知掲示版」のキーワード検索では上位ヒット
しない(?)地震予知サイトです。

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マシュー君!東京に、大地震が来そうです!

2009年09月12日 | ★☆★マシュー君

今回もマシュー君と関係ない記事かも知れないです、ご了承クダサイ。
 
(19時40分追記)
今月末まで、又は地震が来るまで(原則的に)更新しません。一応地震対策&
praying?の為

でも内容はタイトルの通りです。日本でも一部の週刊誌に取り上げられていた
ようだけど、私も昨日まで知りませんでした。勿論、地震予知サイトを普段から
見ていれば良かったけど、最近地震に対する関心が無くなっていたのでつい・・

昨日たまたま空を見上げてて雲の様子がおかしいのに気がつき、結局、調べれば
調べるほど、決して小さくなさそうな地震が首都圏を直撃する予測が否定出来なく
なりました。

で、マシュー君、実在でなくてもいいから、この件について早く警告してくれて
いたらな~と、ぼやきたい心境・・・冗談ですw。でもね、心のあり方が現実の
世界に影響するって事を知ってるなら、やはり多くの人に語りかけて欲しかった
ですヨ。(ま、それは無理な注文ですネ)

ただ、今の日本を見ていると、東京に地震が来ても、そしてそれが地震兵器に
よるものであっても、仕方が無いような気もします。殆どの人達が唯物的に
なってしまって、地球上には食べるに事欠く何億の人達がいると知っていながら、
ただ生きる為、または食べる楽しみの為に動物を殺す。その事への警鐘も多分
抹殺されているでしょう。

最近、石平(せきへい)氏の講演を文字に起こしたり、中国関係の本を読んだり
していて思うのは、他の国々と比べれば、日本人ほど正直で誠実な国民は世界
広しと言えどもないという事です。

しかし、そういう優れた資質を国民全体として持ってるような日本という国に
対する誇り、自国に対する誇りを一番軽んじているのも日本としか思えません。
他国の策略、レトリック(言い回し)に簡単に騙されてしまうのは素直な国民性
というより、愚かさの証みたいなものだから、地震の衝撃で、少し目が覚めた
方がいいのかも知れないのかな~とも思いました。

話が飛んでしまいましたが、最後に一言、アジアの事にはあまり関心がなさそうな
マシュー君ですが、今回地震が来たら、あとになって「被害が最小限になるように
見えざるサポートをした」とか冗談でも言わないと信じていますヨ。


マシュー君を霊視した人って?(2)

2009年09月11日 | ★☆★マシュー君

前の記事と同じく、マシュー君の事とは関係の無い内容ですが、もしか
したら関心のある人が多いかも知れないので、続きを書く事にしました。
つまりマシュー君を霊視したI氏についてです。

アマゾンのページで、あの方の2冊目の著書「・・神と共に」のところを
見ると、中段あたりに以前は著者の紹介欄があって、誕生日が「昭和
3?年4月8日11時11分・・・・」と、もしこういう世界(霊的な世界)
に対しての理解が少しでもあれば「これはインチキw」と思えるような事が
書かれていたのですが…

残念な事に、今見たら一切無くなっています。レビューやクチコミ欄で、
その点を突かれて削除してしまったみたいです。でもレビューを辿って
読めば(今のところはまだ)分かります。「しらかばばやし」さんという
方がその点を指摘しています。そのレビューに対してのコメント欄を開くと、
「みかん」さんが反論していて、そのやりとりが読めます。

今でも読めます・・っていうのは、以前はレビュー欄の下にあるクチコミ
欄への投稿がいくつかあって、その意見を巡っての応酬が載っていたの
ですが、当時のものは全部削除されてしまっているからです。

著者を通して出版社から要請があったのか、出版社からの圧力かどちらか
だと思われます。正確な誕生日(本当にお釈迦様と同じ?)がいつなのか、
この点に関して出版社が確認していない事は確かだと思います。

何故かというと、もうクチコミ欄への投稿が跡形も無く削除されてしまって
いるので、ここで証明する事は不可能ですが、当初、その誕生日には「生ま
れた時刻が秒単位まで書いてあったからです。もしかしたら著書には載ってる
・・・・わけないですね。

医療関係者とか、助産婦さんなどから見たら多分失笑ものです(よね?)
皇室の方だって出生時刻は分単位まで記録などしないでしょう。全く意味も
無いし、いつの瞬間をもって出生の瞬間と捉えればいいのかなどという事を
1度も考えずに、言うなれば勇み足的な思いで、秒単位まで書いたんでしょう。
その事だけでも信用を失って当然と思いますが…

洗脳されると、そういう非常識的な事でさえカリスマ性の証明みたいに
なってしまうのでしょうね。


 ※上記の記事は、一部証拠が提示できないことなどの問題もあり、
いずれ新たにI氏(R氏)についての記事をアップしたいと思っています




地震がくるのかな~

2009年09月10日 | 未来:アセンション

またまた記事の追加です。なんと台湾の新聞(8日付け)に、日本の学者が9月に
関東で大きな地震があると発表してるとか。台湾語は全く分からないけど、弘原
海 清さんという学者らしい。地震に関する本も出している。ちょっと心配な今。
(20時8分)

先ほど、最初にこの記事をアップしたあとに、地震予知サイトなどを少し見て
みたら1、2日前あたりから全国的に地震雲やその他の前兆現象が観察されて
いるみたい。

それから先ほど見た虹は「椋平虹」と言われる水平な虹。いわゆる雨のあとなどに
見られる虹ではない。その直前に見た彩雲も大きかった。こちらは大地震の前兆と
思われてる赤色の強いものではなかったけど、大きさは結構あった。もしかしたら
少し大きな地震がくるかもしれない。もし関東、首都圏なら金曜日夜~日曜日に
かけてと予測←根拠なしです!
(15時7分)

ここ何年か、5年前位からか、地震雲に興味を持ってから、外に出るたびに空を
見あげるようになった。それで、私のような素人でも「おお~」と思えるような
地震雲を見たあとは、その日から2、3日位の間に「あの地震雲はこの前兆だった
のか」と思える経験を何度かした。

最近は空がどんよりしている事が多かったり、慣れというのか飽きというのか、 
色々な理由が重なって雲の観察もおろそかになっている。

何故こんな事を書くのかというと、さきほど綺麗な彩雲を見たから。彩雲という
のは虹のような光(色)で彩られた雲のことで、あまり見る機会はないけど、
これも一応地震雲の一つと考えられてるので、もしかしたらと思った次第。

その彩雲に気がついたのは、今日の雲の変化はちょっとおかしいかな~もしか
したら小さ地震でもあるのかな~と空の様子に注意していたから。

彩雲を見たあと、太陽が陰って直ぐ見られなくなったと思ったら、今また太陽が
少し顔を出した。今度は少しの間、長さは短いけど、空に虹がうっすらと出て
いた。

もしかしたらここ2、3日位の間に、マグニチュード5位の地震が来るかも?
当てにならないけど・・来るとしたら神奈川、靜岡、相模湾あたり?

ついでに言いたいことは、最近人工の地震兵器の事が云々言われてるけど、
スマトラの時も新潟の時も、数日前におかしいと思う事があったので、あの
人工地震説は半信半疑だという事。
(12時53分)

田原総一郎の「掘れ掘れ詐欺」 

2009年09月08日 | Weblog

             ◎2009年2月8日 新宿ロフト 青木直人◎

これから出てくるのはですね、戦後体制を肯定して日米安保条約にしがみつく
リアリスト達、いわゆる現実主義者グループですよ、自民党を含めた。彼等は
要するに日本処分を甘んじて受け入れようとする人達ですよ、はっきり言えば。

彼等にとって最大の敵は何かと言えば、日本人のナショナリズムなんですよ、
ふざけるなという。だから今もの凄く外務省なんか中国援助とか北朝鮮援助に
慎重です。本当にナーバスになってますよ、国民から叩かれるの分かっているん
だから。

まして、景気悪いわけでしょう、税金増えるわけでしょう。収入減りますよね。
それで俺達の税金で、今度消費税10%に上げて、キム・ジョンイルの援助しま
しょうって言ったらキレません?皆さん。誰だってこんなの言えませんよ、正面
から。本当に。田原総一郎だって言わないものね。

だから田原さんも癖球(くせだま)を投げるんですよ、日本人を釣る為の。「地下
資源が眠っている。今行かないでどうするんだ。」あの人は掘れ掘れ詐欺ですよ。
オレオレ詐欺が問題になったでしょう皆さん。田原総一郎は『掘れ掘れ詐欺』
あればっかり言うんですよ。

ちなみにこのあとは日本のアジア主義について話すんですけど、一水会の人達も
そうですよ。あれ、どこが民族主義かと私は言いたいですよね。何言ってるんですか、
あれキム・ジョンイルの手先じゃないですか。鈴木さんなんかは拉致された家族に
対しての暖かい言葉、聞いたこと無いですよ。

そういう軸足をどこに置いたのかは知りませんけど、勝手な事を言うなよと言い
たいですよね。何が民族派だと言いたいですよ。朝鮮民族派だと言いたいです
よね。

つまり、そういう人達が出てくるんですよ。「北の資源を皆が狙っているから早く
行かなきゃ」って。狙っててもいいじゃないですか。第一、北朝鮮が自分で掘れよ。
そう思いません?皆さん。自分のところじゃないですか。

日本人が掘る時、外国から呼びます?日本で掘ってるじゃないですか。田原さん、
どうなってるんですか、それは。「私がピョンヤン行く飛行機の中にはヨーロッパの
人間も乗ってた。たくさん見た。北朝鮮は孤立してない」って。嘘をつけよ。私は、
この男は脳に障害があるんじゃないかと思いますよ。思いません?皆さん。

孤立化してないなら、北朝鮮の市場にあるものの80%を何で中国たった一国が
支配しているんですか。何で他の国は来ないんですか。北朝鮮と商売にならないと
思っているからじゃないですか。

つまり、その手の話が多すぎるんですよ。この資源の話もそうですよ。さらに言えば、
北朝鮮がいかに孤立化してるとか言うのはー中国は経済がこれからデフレ気味に
なります。何故デフレ気味になるかと言えば過剰生産するからですよ。市場で捌
(さば)く量以外の物を作ってしまうんですよ、つまり余るんですよ在庫が。

そして日本あたりでは輸入の段階ではねられるようなヤツを北朝鮮にどんどん
持っていくんですよ。で、北朝鮮では数百人死んでるって言ってますものね。
私、百人から二百人て聞いてますけども、実数は分かりませんよ。そういう物を
北朝鮮に送るわけ。

それでも北朝鮮は食べざるを得ないんですよ。北朝鮮は国民に「中国の食品は
気をつけろ」と。気をつけろと言ったって、そこからしか来ないんだから、死ぬ
覚悟で食うしかないですよ。・・・お前この現実を知ってるのかと言いたいです
よね。

こういう事ですよ。その結果、北朝鮮では政権のトップの連中は中国製品絶対
食べませんからね。貧しい連中が、皆食べなくては、毒が入っていてもとりあえず
お腹減ってるんだから。他から来ないんだから。入って来ないんだから。中国一国で
8割占めているんだから。

今、北朝鮮が国交正常化してる国130以上ありますからね。そうすると田原さんの
話おかしくないですか。北朝鮮孤立化してないんでしょ。130ケ国以上北朝鮮と
正常化した国があって、ヨーロッパの投資家達がどんどんピョンヤン行ってるんでしょ。

じゃあ何で中国一国で貿易80%占めるんですか。何故毒入り野菜を北朝鮮の
人間は死んでも食べなきゃならないんですか。孤立してるからじゃないんですか。
全部こういうように物を考えないんですよ。

以前作家の辺見 庸(よう)さんが「もの食う人びと」というのを書きまして、面白
かったですよ。田原さんは「ものを考えない人たち」そういう人達が「朝まで」で
怒鳴りあうわけ、完全にプロレスラーですよ。本当に。

田原さんは、とにかくヨーロッパからレアメタル(希少金属)みな狙ってると。
狙ってればいいじゃないですか。やりゃいいんですよ。ああいうの見ると、日本の
一部の心得の悪い奴等が、日本からとにかく税金をふんだくろうと朝から晩まで
考えてますからね、彼等は。それ以外考えないんだから。

どうやって日本から金を引きずり出して自分達朝鮮のところへ持っていこうかって
事しか考えないんで「・・期限?があるから北朝鮮の資源を抑えろ」みたいな事
言いますでしょう。

でも皆さん頭冷やして、あれ地面の下に眠っているわけですからね。何が必要かと
いったらですよ、まずこれは採掘しなければなりませんよね。雨になって降って
くるわけじゃないんだから。地面掘らなきゃ(ならない)でしょ。

採掘技術が必要ですよね。技術者が必要ですよね。採掘機械が必要ですよね。
膨大な投資が必要なんですよ。会社も作らなきゃあですよね。掘り出したものを
製錬しなきゃあですよね。製錬する工場が必要じゃないですか。それを今度港に
運ばなきゃあね。北朝鮮の国内では使えないんだから。

海外のマーケットに出して売るわけでしょ。海外の市場に出して売るわけでしょ。
だったらこれを、港、船で運ばなきゃならないですよね。じゃあ港に行く高速道路
作らなきゃならないですよね。近代的な港も必要ですよね。

これは、田原さんが見たヨーロッパの投資家が払う気持ちなんか一切有りゃせん
ですよ。(だから)日本の煽情家に頼むんですよ。田原さん、煽るんですよ。
「今レアメタルやりゃなきゃ取られちゃうよ。こんなに沢山ヨーロッパの投資家が
来るのを私は見た。北朝鮮は何にも法律化してない。だから早く日本も行かなきゃ」
って世論を盛り上げるんだけれども、最終的に、そのレアメタルなるものが、それ
だけお金を賭けてコスト割れするかどうか誰にも分からないわけですよ。

いくら眠っていたって、商売にならない、ビジネスにならない、赤字にしかなら
ないものを誰も手出しなんかしないですよ。唯一手出しをするとすれば、それは
コマーシャルベースに乗らない公的資な金によるしかないんですよ。つまり民間の
投資会社が(資金を)出す事は無いんですよ、道路建設に。

だから「日本との正常化のODAによって出しましょう」というのが狙いで
あって、その為に「直ぐにでも北朝鮮に接近しなければレアメタル取られちゃうよ。
日本は資源はありませんよ。」と、掘れ掘れ詐欺を田原さんが言うんですよ。

周りの馬鹿共が一緒になって、「その通りだ、その通りだ」って痴呆現象を見る
ような思いですよね。何も物を考えない人達がですよ、その場気分のサイコロ
賭博をやるような長か半かの感覚ですよ。冷静に考えればみな分かるわけじゃない
ですか。

繰り返しますよ、資源というのは土の中に眠っているんですよ。掘らなきゃ商品に
ならないでしょうが。掘ったものをどうするんですか。海外に輸出しなければ商品
にならない、マーケットがないんだから。北朝鮮にマーケットなんか無いですよ。

そんなものに、民間企業がお金を出すんですかっていう話なんですよ。出させる
為に田原さんが掘れ掘れ詐欺を言うんですよ。オレオレ詐欺は警察の捜査の対象に
なってます。掘れ掘れ詐欺は野放しです。これから彼、ますますやりますよ、米朝
接近してくれば。もう自分の任務だと思っていますからね。

あの人はとにかく、中国と北朝鮮が大好きなの。お前向こうへ行って住めよって
言うんだけどもそんな気はないんですよね、はなっから。日本の方が便利だから。
田原なんか、中国あたりでマンション住めば全部盗聴されてますよ、本当に。彼が
その自覚があるのかどうかね。

結局、皆さんがご存知、『朝まで生テレビ』も去年の春から夏にかけて北京オリン
ピック特集しませんでしたでしょう。あれ、チベット問題が出るからですよ。中国
大使館と話した上でやってるんだから。

つまりマスゴミと言われてるものの正体を、カラクリを見ておかないとね。単純に
マスコミは馬鹿だダメだと言ってもしょうがないんですよ。これだけ、政治やスポ
ンサーに従属してるがゆえに、彼等は独占的取材を許されているんだという、この
メダルの表裏の構造を見てない限り、実は正しい情報というものは入らないんだと
いう事ですよ。

そういう情報が、実はネットからはあまり発信されていない。おそらく皆さんも
そう思われるでしょう。じゃあ、何が正しいのかというところまで、今度は行く
べきなんですよ。

田原は馬鹿だというのは分かったと。・・・はプロレスラーだと。アイツのサソリ
固めはもう効かないのまではいいんですよ。じゃあ何が正しいんですか。何が始ま
るんですか。と、言う話を我々が意識的に求めていくようにしないと、我々が批判
しているマスゴミと同じレベルの認識にしか達しないのではないかというように
思いますね。


http://www.youtube.com/watch?v=PAUtTH8lCsg&feature=related

米中による日本の富収奪計画と大・東アジア再建計画  7/7 青木直人講演会

2009年09月08日 | 米中による日本の富収奪


私が聞きたいのは、我々にとって富の代価、労働の代価である貴重なお金、血税を
ですね、何故あの政権に支援しなければならないのか。(それを)聞きたい。何故
あんなキム・ジョンイルを支援するために我々の貴重なお金を援助という形で提供
しなければならないのか。

その効率性のなさ、及び道義性の無さですね。それを我々は声を大にしてこれから
語っていかなければならない。さらに言えば、これからおそらく情報戦が始まると
思います。

確実にこう言う連中が出てくるんです「北朝鮮の開放政策を進めるために、日本から
援助をすべきだ。かつての中国もそうであった」と。大笑いですよね。かつての
中国は党内闘争、権力闘争無しに文化大革命から改革開放政策にソフトランディング
したことはありません。

76年の秋に毛沢東が死んだ後、4人組が粛清されます。実は私、この当時中国に
行っていた何人かの方に取材した事があるんですよ。毛沢東と江青の娘で李訥と
いう人物がおります。彼女は母親の・・江青が文化部を握っていたので、中国の
映画の配給に関わっていたんです。

で、もの凄く酒が強いんですよ。日本の映画関係者と商談をする時に、老酒
(ラオチュウ)を何杯でもあおるわけです。その彼女が翌日来た時は顔が真っ青
だったと言うんだよね。母親がパクられたんです。そして、その翌日にはもう
出てこなくなったんですよ。

つまり中国における権力闘争というのはですね、最高指導者である・・略・・
毛沢東ですら、奥さんが一挙に粛清することによって改革開放政策がスタート
したんです。4人組がやられた後は、華 国鋒がやられるわけですよ。中国
共産党の全組織に査問と県検(?)が行って文化革命勢力はことごとく排除
される。

さらに言えば人民解放軍の毛沢東派は、中越戦争の最前線に送り込まれて
殺されるんですよ。そういう激烈な権力闘争があって初めて中国の改革開放
政策はソフトランディングしたんですよ。

北朝鮮でこれをやれば、同じことが起こるんですよ。あの北朝鮮の先軍政治
路線というのは林彪(りんぴょう)路線ですからね。林彪が死んで、毛沢東が
死んで、華国鋒が追放された。華国鋒って最高指導者ですよ、党の主席だった。
これが追放されて初めて中国に改革開放政策は船出するんですよ。

だとするならば、日本の一部の不勉強な識者が言う「日本が援助すれば、国際
社会が援助すれば、北朝鮮は中国のように解放する」などという愚劣な、愚問に
近いような彼等の発言がいかにデタラメであるかという事が、これから見ても
分かると思う。

そして、これからですね、まず世論を作るという事が大事になってくるんで
「日本は孤立している。バスに乗り遅れるな」というロジックがどんどん出て
くると思いますけど、基本にすべきは、あの政権を我々の貴重な財産・お金で
支援する道義的意味がはたしてどこにあるのだと(いう事をはっきりさせること)

北朝鮮に拉致されたまま、今も凍土の国で祖国の事を思いながら生きている
同胞達を見殺しにして、さらに我々の経済援助を行うという、仮にそのような
思惑があるとすれば、まぎれもなくこの政権は売国政権だと私は言っていいと
思う。

・・略・・今日こちらに来る前に駅の前で高校生くらいのお兄ちゃん達がウンコ
座りしてタバコ吸ってたわけですよ。で、まあちょっと色んな話をしてて、「要するに
今のままでいけば北朝鮮に日本は金出すんだぜ」って話したら「ムカツク」みたい
な事を言うわけですよ。

これから国民にはムカついてもらわなければならないわけですよ。我々1人1人が
北朝鮮というのはどういう国かやっぱり分かってきたとー国民の中には明らかに
拉致された被害者、あるいは特定失踪者の方々を含めて奪還しようという機運は
あるんですよ。

それは今から15年前、荒木(和博)さん達が有楽町マリオン(映画館名)で、
1枚のビラも受け取ってもらえないとこから始まった拉致の運動が、ついに国民
との間に築いた確かな絆だと、私はそういうように思っております。

私たちはこれから様々な形の融和論、北朝鮮との正常化を求める世論が作られて
いく事態を見ることになりますけどね、原点に帰って、あの体制の悪・あの体制の
犯罪性(を忘れてはいけない)さらに言えばですね、ここで我々が譲歩するという
事はですね、この十年間が(無駄になり、かつ)拉致以前の日本に帰っていくの
だと言う認識を持って、今後の運動を進めて行きたいと思います。

結論的に言えばですね、キム・ジョンイルに何らかの形の異変、死亡及び執務
不能という事態。今健康不安説が囁かれていますけれど、確実にその時、北朝鮮は
流動化を迎えるでしょう。その時に、荒木さん達がやってる潮風みたいなもの、
要するに我々の経済援助は拉致された同胞すべての奪還無しには有り得ないんだと
(いう)大胆な政策転換をすれば(いい)中国からかつて屈辱の※朝貢(ちょうこう)
をやらされてた朝鮮民族は、再び中国の元に頭(こうべ)を垂れるのかというアピールを
我々はすべきだと思いますね。

※朝貢:主に前近代の中国を中心とした貿易の形態。中国の皇帝に対して周辺国の
君主が貢物を捧げること

そして、今この中国の援助にですね、極めて経済的な力を背景にした中国の経済的
並存に対してですね、北朝鮮が唯一生き残れて対抗できるのはジャパン・マネー
以外に無いと私は思います。

そのあたりを戦略的に、我々はもっと活発に使って行きたいと思います。・・略・・
どうも有難うございました。

http://www.youtube.com/watch?v=vESYGfy6nmY&feature=related

米中による日本の富収奪計画と大・東アジア再建計画  6/7 青木直人講演会

2009年09月08日 | 米中による日本の富収奪

そういう大きな、朝鮮半島をめぐるアメリカの思惑・中国の思惑がある。そして、
このアメリカ主導の、キッシンジャー、ライス主導の北朝鮮延命政策。最終的には
ーおそらく私は年内にはアメリカの「テロ国家」指定の解除が有りうるんじゃない
かと(思う)・・の訪朝も十分有りうるというふうに読んでおります。

一挙に正常化に行くとは思えませんけれどもね、その時にですね,日本が最も
お金を出してるアジア開発銀行から※豆満江(とまんこう)に支援金が行く可能性が
あるんです。

※豆満江:中朝国境の白頭山(長白山)に源を発し、中国、北朝鮮、ロシアの
国境地帯を東へ流れ日本海に注ぐ全長約500kmの国際河川である。

そして、ここで大事なのはですね、豆満江開発は、実は北朝鮮が国際社会との協力
体制を示したシンボルとしての援助だというふうに、国際機関は言ってるんです。
けど、豆満江開発で最も実利を得るのは中国なんですよ。

先ほど申しました、崩壊した北朝鮮、港が出来て何を輸出するんですか。何を輸入
するんですか。・・なんか無いんですよ。

実は中国のクライアントと一緒に新潟に取材に行ったんですよ。そしたら新潟の
関係者の人が皆笑うんですよ、万景峰号(マンギョンボンごう)来ていい事なんか
何も無い、藁しか積んでないって言うんですよ。藁を船に積んでも、商売にはなら
んわけですよ。

じゃあ誰が特をするのかと。要するに中国の国境に琿春(こんしゅん)てありますね。
国境地帯に。そこからダジンコウというのは50kmなんですよ。ここに高速道路
作れば中国が使えるんですよ。中国の吉林省、東北三省はですね、北朝鮮の貿易の
20倍もあるんですよ。だれが得するんですか、中国です。

中国は自分でお金出さなくても、公的な、海外からの援助によって自分達が使える
港を作れるんです。そして、それは明らかに日本海(の企業)との貿易拡大に役立
つんですよ。日本海側の企業の方にもですね、もはや(中国の)東北地方に比べて
2倍になった労賃に比べて半分で済む東北地方にですね、繊維製品、Tシャツとかの
繊維製品を移したいという中小企業の業者が結構あるんです。

だとするならば、北朝鮮が延命して国際機関からお金が出ると、・・・豆満江開発
なかんずく中心プロジェクトの羅津港(らじんこう)が開発される。中国の吉林省は
どんどんここを通じて日本海貿易を拡大すると、日本企業も東北に入る。これが、
中国が狙っている36号文献で提示した東北開発戦略なんですよ。

さらに概略的に言いますと、この9月6日に、実は中国の有名な東北の港、大連で
ダボス会議というのが開かれました。(開かれたの)は夏季なんです。ダボス会議
というのは、皆さんご存知かどうか知りませんけども、1970年代初め、ヨーロッパの
保養地スイスのダボスという所で行われた国際資本のビッグビジネスの国際会議だ
とご理解ください。

この会議で、かつて批判された日本の政治家が1人おります、田中角栄です。田中
角栄の資源外交は、このダボス会議で、国際資本から徹底的に槍玉にあげられたん
です。このダボス(会議)は冷戦が終わってソ連社会主義圏が崩壊した後、経済の
グローバル化が始まった時に、これまでのようにクローズした組織ではなくて、
海外にもかなりオープンにするようになったんですけれども、基本的に定例会議は
冬なんですよ。スイスのダボス。それが今年の夏、中国の大連で行われたんです、
ついこの間ですよ、5月の6日。

そこへ温家宝が北京から飛んで(きて)こう言うんですよ。「これからも中国は
開発開放政策を続ける。地域の開発を続けていく。どんどんこちらに来てくれ」と。
そして、実際来てるわけですよ。

そして来年何が始まるのか。極めて異例な事にですね、夏季のダボス会議が今度は、
来年は天津(てんしん)で開催されるんですよ。見て下さい、皆さん。天津という
のは・・ですよ。大連の真向かいにあるんですよ。そして、この天津開発に日本の
企業で最も熱心に進出してるのがトヨタなんですよ。

つまりこの天津は、かつて江沢民が上海をあれだけの大都市にしたように、今後は
胡 錦濤政権によって、再開発が様々に進むわけです。

その為に来年ダボス会議で、国際資本呼びたい。しかし、この大連のダボス会議に
参加したのは70の国と地域です。参加した企業人が1700人。大手がどんどん
来るわけです、ヨーロッパとかアメリカとか日本から。それで、これを温家宝が
東北開発に招致しようとしている、どんどん入ってくれと。

来年(2008年)はこれ(ダボス会議)が天津で行われるわけですね。天津の
北海経済圏と、東北三省を結んだ東アジア大経済圏構想、これを朝鮮半島を足で
押さえながら、今中国は行おうとしているんです。

そういう大きな流れの中で、実はアメリカの資本はこれに大々的にコミットして
いこうとしている。そういう東アジアを巡る大状況が、この朝鮮半島問題の背後に
横たわっているというリアルな認識を是非持って戴きたいというふうに思っており
ます。

我々を取巻く状況は極めて暗澹たるものであるかのように思われると(思います)
しかし、私は全くそうは思わないですね。むしろ我々の(国から)拉致した同胞を
奪還せよと。我々はそれなしに、一切の支援は出来ないという、我々の声こそが
実は最大の正義であり、北朝鮮の連帯する声であるというふうに私は感じております。

そして、日本がここで再び大国の圧力によって経済援助を復活するようになれば、
あの屈辱の拉致事件以前の日本へ還っていくのだと(いうこと)

日本は様々に、これから、各国から我々の労働の対価としてのお金、それによって
積み重ねた血税を周辺大国のエゴイズムによって収奪されてゆくという(ことになる。
そうなれば)屈辱的な我々の将来を甘んじて受け入れざるを得なくなる、という
ふうに私は感じております。

アメリカあるいは中国が、しかしながら今最も恐れているのは何かというと、実は
この10年間台頭した日本のナショナリズムなんですね。このナショナリズムは
79年に始まりました日本の中国向けODAも潰してしまったんですよ。

結局、ODAが止まったことによって中国は明らかに顔色が変わったんですよ。
あれは安倍さんが、靖国行かなくなったから中国が譲歩したわけじゃないんですよ。
安倍さんが北京を訪問する3ヶ月前に、実は北京で大々的な中央外事工作会議と
いう外交全般に関する会議があったんです。政治局常務委員が全員出席(しました)

会議の冒頭、胡 錦濤総書記と温家宝首相が大々的な外交政策の転換を発表する
わけですよ。ここで、対日批判は今後一切やらないと。事実、明らかに変わってる
でしょう、中国のメディアの報道。ODAを日本がやってるという報道がどんどん
出てきていますよ。対日批判は一切許さないですね。

地方にまで、共産党はコントロールして(います)中国のナショナリズム、反日
ナショナリズムが燃え上がれば、日本でも同じように反日ナショナリズムが燃え
上がるんですよ。それは、財界の中国投資と、中国の日本援助(中国への日本から
の援助?)に決定的にマイナスになるがゆえに、中国も押さえ込まざるを得ないん
ですよ。

そして日本もですね、日本のナショナリズムは小泉さんの靖国神社参拝で非常に
増幅された事によって、日本企業の連中は顔色を変えたんですよ。今回の福田政権
だってね、バックを見れば古賀さんとか二階さんとか加藤さんとか、そうそうたる
面々がですよ、この暗黒の小泉5年間に利権を封じ込まれた連中が次々に登場して
きてるじゃないですか。

つまり、こういう連中は、日本のナショナリズムが高まって、「中国に対して何で
日本はこんな中国援助をやるんだ。おかしいじゃないか」という声に結局は(押さ
れてる)

谷垣さんがいますよね、今回・・でこられた。彼は財務大臣やってたわけですよ。
その時に中国大使の・・が谷垣のところへ行って「ODA減ってるけど、何とか
してくれ」と言ったら、あの谷垣ですら「国民の世論を無視した援助は出来ない」
と言わざるを得なかったんですよ。

だから、もう日本を刺激するような事を中国は出来ないんですよ。それと同じ事が
今回始まってる拉致処分でも行われるわけですよ。

http://www.youtube.com/watch?v=BJL3FU4xqRE&feature=related

米中による日本の富収奪計画と大・東アジア再建計画  5/7 青木直人講演会

2009年09月07日 | 米中による日本の富収奪

●4/7はアップしていません

そして、北朝鮮と中国というのは極めてロジックに長(た)けた国なんですよね。
彼等は大喧嘩やってる時でも友好で抱き合うわけです。僕なんか人民日報30年も
読んでるから腐るぐらいそういう例知ってますよ。あとになってみればね、あっ,
この時は実は大喧嘩をやっていたんだと。

だからですね、中国はいかにも北朝鮮の味方をするように言うんですよ。何故か、
それは中国にとって外交的なカードになるんです。みんな日本人も言ってるじゃ
ないですか、愚かな人達は。北朝鮮に中国は影響力があるから中国に託しましょう
って。

カードになるんですよ。去年安倍さんが行って戦略的互恵関係でね、日本の外務省が
乗せられたのはそれなんです。安倍さんは、要するに中国に援助する事によって、
北朝鮮にコミット(かかわりあう事)させようとしたんですよ。中国、何にもしてませんよ。

日本の一部の善意の人達も騙されてるんです。中国が北朝鮮に対して影響力を行使
する事をもの凄く恐れているのはキム・ジョンイルなんですよ。キム・ジョンイルも
本音では中国ではなくてアメリカの方が大好きなんです。

そういう魑魅魍魎(ちみもうりょう)たる世界を、中朝両国は非常に巧妙なレトリック
(言い回し)によって、両者の友好関係みたいな事を言ってるわけですよ。ところが、
ちょっと調べてみれば人民日報に『血で結ばれた友誼(ゆうぎ:友情)』なんて
言葉、どこにも出てこないんだよね。ちょっと調べれば分かるんだけれども皆さん
調べないから分からないんですよね。

そういう今の北朝鮮と中国の従属関係、まだキム・ジョンイルが元気な間は北朝鮮
が突っ張ってられますけれども、私は、キム・ジョンイルが死んだり執務不能に
なった時というのは、一挙に中国が力を持ってくると思います。

中国の狙いは一言で言えば、皆さん聞き慣れない言葉かも知れませんが、和平
エンペンです。和平エンペンとは何か。1996年、中国とソ連は大々的な中ソ
論争を始めます。その時、中国はソ連共産党を批判した六評(りゅうぴん)と
いうのがありましてね、6つの評価論文が出るわけです、評論文が。

その中にユーゴスラビアは社会主義国かという有名な論文があるんですね。この中
にですね、和平エンペンという言葉が出てくるんです。つまりユーゴスラビアは
形式的には社会主義かもしれないけど、明らかにブルジョアイデオロギーが復活し、
経済も資本主義化しているじゃないかと。

彼等は要するに、形の上では共産党政権であっても、内部から党員が変質して
ですね、西側資本の和平エンペンによって、体制の性質が変わったのだという
批判を、アメリカはやるわけですよ。

それは暗にロシアの事を指しているんです、ロシアの事を。で、今中国がですね、
かつて和平エンペンを激しく糾弾した中国が、北朝鮮の労働党政権に対してやろう
としているのが、まぎれもなくこの和平エンペンなんですよ。

なぜなら和平エンペンは内部から敵を陥落させるから、血を出さなくて済むんですよ。
そして、明らかに今、中国(人の)北朝鮮の革新階層グループの中には、北朝鮮の
統制経済の破綻によって、大量に流入した中国の物資に寄生する事によって経済的
力を持った新興・・グループが台頭しつつある。

さらに伝統的に北朝鮮の経済を牛耳る4万人、ないしは5万人と言われる北朝鮮に
いる中国の華僑の政治的発言力が、明らかに強化されてる。

※この華僑に対して、朝鮮労働党が中国の内政干渉を和平エンペン政策(と捉え)
あるいは中国の大国主義に反発して、このグループを仮に手をつけて粛清するよう
な事になれば、中国は黙ってないだろうと私は思う。※

※上の文章、分かり難かったので大幅に変更しました

それはですね、かつて79年の2月に、中国は有名な中越戦争、俗に言うベトナム
懲罰戦を開始するわけですね。100万の中国人が一挙に中越国境を下って、南下
してベトナムの領土を占拠するわけです。

そして、徹底してあそこを破壊するわけです。この時の狙いは何か。一ヶ月間で
中国は撤退するんですよ。別にベトナムを占拠したり、政権を妥当するのが目的
じゃないんです。外交的アピールなんですよ。「我々は同胞たる華僑の苦難は座視
(傍観)しない」というアピールなんですよ。

何故か、それは 小平がやろうとしてた、79年2月の中越戦争の3ヶ月前の
78年11月に「十一期三中全会」という有名な文化大革命から経済建設に変わる
大胆な路線転換が行われるんですね。

その3ヵ月後に中国はベトナムに攻め込むわけですよ。どういう事かと言うとですね、
中国の開放政策というのは、先ほど言ったように内部にお金が無いので、外部から
お金と技術を持ってくるしかないんです。中国が頼ろうとしているのは華僑なんで
すよ。

だから華僑の弾圧を中国はしなかったんですよ。自分達の※4つの現代化にとっても
必要だから。そして華僑は、確実に南ベトナムにおける中国の権益を代表する勢力
なんです。さらに言えば、79年にベトナムに進攻した中国は、80年代に香港
返還を控えているわけですね。香港返還は明らかに台湾統一の布石なんですよ。

         ※4つの現代化:農業、工業、国防、 科学技術の現代化

であるがゆえに、中国は、「華僑は我々大陸(の者)が守るんだ。華僑の・・こそ
我々なんだ」という政治的アピールを台湾向けにも行うわけですね。

そのような3つの要因の中で、中国のベトナム進攻が開始されたのだと考えれば
ですね、北朝鮮は、ここまで(大きく)国内で力を持ってきた中国の影ですね。
これを何らかの力で排除しようとすれば、おそらく中国と非常に大きな対外的な
摩擦を生むであろう事は、まず間違いない。

そういう点でですね、中国と北朝鮮の間に、中国は大きな枠組みの中で東北開発を
行おうとしている。その為に北朝鮮の開放化を中国は必要としている。それを
キム・ジョンイルの先軍政治は許容しようとしない。明らかに中国の路線と北朝鮮の
路線は摩擦を起こしているんですよ。

今の段階では、中国は北に手を突っ込めないんですよ。自分とこがヤバイから、
北京オリンピックもありますしね。

しかし、仮にキム・ジョンイルが亡くなって、北朝鮮の政権に動揺があって、北朝鮮が
何らかの形で中国の影響を排除しようとした時に、おそらく私は、中国は出る可能
性があると思う。

そして、これに対し日本の平和勢力の人は、まさか中国がそんな事するはずが無い
と思うんですけど、中国人っていうのは徹底して本音ですからね。

 小平が何を言ったか知っていますか。中越戦争で、西側は一応批判してみたん
ですよ。 小平はせせら笑うんですよ。「アメリカが喜ばないわけは無い。アメ
リカを叩いたベトナムを俺達が叩いてやったんだ」と、こう言うんですよ。

であるとするならばですよ、あのキム・ジョンイル政権を中国が叩いて、反対する
人間がいるんですか。というとこまで中国は読んでいるんです。だからと言って、
国際的に孤立するのは困るから、一ヶ月くらいで多少折(が)つけば直ぐに撤退
しますよ。その程度のオプション(選択権)は既にあるということなんですね。

http://www.youtube.com/watch?v=iAW5qs0HpLc&feature=related

米中による日本の富収奪計画と大・東アジア再建計画  3/7 青木直人講演会

2009年09月07日 | 米中による日本の富収奪

明らかに北朝鮮の人民軍のスタンスは違うんですよ。そういう米中協調路線こそが
中国にとって日本を抑え込む事が出来るし、ロシアを牽制する事も出来るし、朝鮮
半島において中国に有利な政権を作れるし、最大の危惧である台湾も抑え込むこと
が出来るわけです。

つまり、この米中協調体制というものはアメリカにとっても中国にとっても極めて
都合のいい体制なんですよ、72年から始まった体制は。そういう中で、北の核の
突出によって改めて米中両国は、日本の核武装と、軍事的台頭、及び台湾の独立
反対を、北京とワシントンのコントロールから離れるがゆえに許さないという合意を
したわけです。

それが今度は朝鮮半島における、私が言いました拉致処分という、キム・ジョンイル
政権を積極的にではないんだけれども、自分達の外交的な都合で延命させておくと
いう選択に繋がったんだと思います。

そして時系列に話しますと、昨年の7月に北がミサイル発射を行い、10月に国内
核実験が行われた。10日にキッシンジャーが中国に行って胡 錦濤と会う。そして
米中両国が、北の核は黙認した上で、北の核が日本や台湾にドミノ的に広がる事を
抑えるという話し合いをした。

今度は2ヵ月後の12月13日に、ブッシュ・シニアが息子の親書を持って、また
胡 錦濤と会うわけです。ここで、ブッシュ・シニアが何を言ったかというと、
同じような事を実は言ったんだと(思う)そしておそらく私は確実に、ここで・・
軍の話が出たと思いますね。何故かというとブッシュ・シニアは,このあと北京で
記者会見やって、従軍慰安婦問題を含めた日本の歴史認識を叩くんですよ。

この従軍慰安婦叩きっていうのは、本質は何かというと拉致隠しなんですよ。お前
等もやったじゃないかという北のロジックなんです。それにアメリカが協力する
わけですよ、アメリカのチャイナロビイストが。

実は米中が体制間、例えば人権問題とかイデオロギーとか、アメリカと中国は対立
するわけですよね。米中が対立する時、何をカードに持ってくるかというと、日本
の歴史問題なんですよね。これ実は天安門事件の後もそうなんですよ。

89年の6月月4日に、有名な天安門事件がございました。私の友人も死にました。
天安門事件で外国に逃げた連中も死んだ奴もおります。天安門事件のあと西側は
一気に経済制裁に入るわけですね。

その時にブッシュ・シニアつまりブッシュ大統領のお父さんは密かにメッセンジャーを
送るわけです、 小平のもとに。送られたのがですね、これが大事なんですよ
皆さん、キッシンジャーであり、キッシンジャーの愛(まな)弟子のスコウクロフト
なんです。スコウクロフト大統領補佐官という人物なんです。

このスコウクロフトが何故大事かというと、彼が北朝鮮処分のシナリオ書いていて
彼の愛弟子がライスさんなんですよ。そういう非常に生々しい人脈がありまして、
そのスコウクロフトが行くと(いう点が大事)

天安門事件の時、 小平は 小平で孤立してたわけです、軍部から彼、叩かれて
いたんで。で、そういう叩かれた 小平が何をやるかというと,アメリカに強硬な
姿勢を取らざるを得ない。アメリカはアメリカで議会やメディアで叩く、なかなか
動かないわけですね。

次にアメリカのブッシュ政権が送ったのが、ニクソン元大統領なんです。72年の
国交正常化をやった(ニクソンです)そのニクソンが中国の要人と会見します。
(そして)帰国後に、彼はワシントン・ポストにある論文を発表するんです、中国
の要人と何を話したかと。

ニクソンは 小平達中国の要人にこう言ったんです。「我々の共通の敵であった
ソ連は今や力を失った。次の敵は日本である」と。

新たに台頭する日本に対して、米中両国の絆は今後も友好(有効?)であるという
プロポーズをニクソンはやるわけです。ここでも、中国のある種日本に対する、日中
戦争も含めたトラウマをアメリカは徹底して利用するわけですよ。で、中国を恫喝
(?)する形で自分達の陣営に引き込むという構図がございます。

こういう米中共同による日本封じ込めを極めて・・した形で行われたのが、天安門
事件のあと、対立してた米中指導者の相互訪問が回復した98年のクリントン訪中
だったんですね。これは私、繰り返し言ってるんですけど、クリントンはあの時、
日本上空を通ってないんです。これ歴代の大統領が中国を訪問する上では初めて
なんですよ。

彼(クリントン)アラスカから入るんだよね。アラスカから西安に入るんです。
これも歴代の大統領では初めてです。常に北京から入るんです、みんな。何故
西安に行ったんですか。西安て、※「国共合作の舞台」じゃないですか、そこに
行くんですよ、まずクリントンは。

※1936年に国共合作(国民党と中国共産党の協力関係)による日本政府への
対抗を目指す張学良が、蒋介石を軟禁した西安事件の舞台

次に上海に行って、台湾独立を認めないと、彼は大演説をやるわけです。何故台湾
独立を認めないか、その2年前に台湾海峡で中国のミサイル攻撃があったがゆえに、
クリントンのアメリカは第七艦隊を派遣せざるを得なくなったわけです。米中関係の
枠組みが崩れるんですよ。だから台湾の跳ね上がりは許さないんです。

実は、このクリントン滞在(期間)というのは、歴代のアメリカの首脳が海外に
滞在した日数の中では9日間で最大なんです。これはあまり指摘されないんですが、
一番長いんです。そしてクリントンは香港に行きます。イギリスから返還されて
1年目の香港ですね。イギリスの香港支配史とは何かと言うと、難しい言葉で
言えばパックスブリタニカの時代、それが終わったわけです。

パックスブリタニカが終わって、これからはパックスアメリカーナの時代が始まる
と(いうことです)その時にクリントンは香港で大演説をやるわけですよ。「安定
して豊かな中国はアメリカの同盟国である。戦略的パートナーである」という大発
言をやるわけです。日本に寄らなかった大統領がこう言うわけですよ。

クリントンは翌日、香港からアメリカに7月6日(4日?)にハワイに帰るんです。
7月4日はアメリカの独立記念日じゃないですか。全部仕組まれたんですよ、アメ
リカと中国が演出して。

ところが日本人だけは気付かないんですよ。私は、これは、冷戦が終わってアジア・
太平洋の一極支配を確立したアメリカの、最高首脳による大遠征だと思います。
何の為の大遠征か、クリントンに同行した経済人の数って言うのは、数千人いる
わけですよ。ビッグビジネスのトップ連中が皆いるわけです。

つまり、こういう事なんです。第二次世界大戦によってアメリカにとって最大の
脅威であった日本海軍は崩壊した。次にアメリカの支配するアジア・太平洋地域に
おいて、アメリカの敵となったソ連海軍も、ソ連崩壊によって消えてしまったわけ
ですね。

アジア・太平洋は確実に中国(アメリカ?)の内海、内なる海に変わったわけです。
そして内なる海に変わった太平洋の向こうには、自らの意志によって市場経済化を
選択した13億の市場が登場してきたんです。

中国共産党が、社会主義市場経済というのを党規約に書き込んだのは1994年です。
クリントンの訪中が98年なんです。明らかに中国の新しい市場を巡って、ビッグ
ビジネスのトップを連れて、クリントンが大遠征に行ったんです。そういう大きな
流れ、大きな枠組みは、実は共和党政権の中であっても歴然としてあるわけです。

さらに言えば、クリントンの98年の中国訪問の前年に、江沢民がアメリカを訪問
してるわけですね。彼は最初どこに行くんですか。パールハーバーを視察するんで
すよ。江沢民はパールハーバーを視察して、「かつて我々は同士であった」という
大演説をするわけです。

次(の年に)にクリントンは西安に行くんですよ、日本の上空通過せずに。私が
申し上げたいのは、単純なアメリカ不信ではございません。※パワーポリティクス
というのはこういうものだという、我々はリアルな認識を持つべきではないでしょうか。

※パワーポリティクス:強制力としての権力の行使や追求によって特徴づけられる
政治的活動。

それは来るべき朝鮮半島における我々の同胞を果たして奪還出来るのかどうか、
という我々にとって緊急な問題にとっても、一切の幻想を持たずにリアルに、
時には冷静、残酷なまでに、起こるべき現実を分析すべきであろうと私は考えて
おります。

http://www.youtube.com/watch?v=ej_GVOgmUMc&feature=related

米中による日本の富収奪計画と大・東アジア再建計画  2/7 青木直人講演会

2009年09月07日 | 米中による日本の富収奪

●まだ1/7はアップしていません

では、我々が非常に関心を持ってるキム・ジョンイル政権がどうなるのかという
ことに関して言いますと、私は、中国とキム・ジョンイル政権は極めて危険な
対立点、矛盾点を抱えてきていると思っております。

一般に我々はこう考える、「何故北朝鮮は崩壊しないのか、中国が支援している
からだ」と。なるほど、その通りなんですね。しかし、中国の支援とは何なの
ですか。あれは、善意の人達がボランティアでやってる支援じゃないんですよ。

このあとでも言いますけどね、明らかに2005年以降、今から2年前ですね、
中国の北朝鮮政策は質を変えているんです。どう変えたかというと外交的圧力を
いくらかけてもきかない北朝鮮を、政治と貿易で押さえ込もうというのが中国の
戦略なんです。

今後キム・ジョンイルがですね、死亡、ないしは執務不能という決定的な時期に
なったら(どうなるか)

北朝鮮の中にいる中国派のグループ、彼等こそが新興階層グループなんですよ。
今、北朝鮮の中で豊かになっているという連中はですね、中国との貿易関係に
依存して豊かになった連中なんですよ。彼等は言うならば、北京が送り込んだ
※トロイの木馬なんですよ。 ※トロイの木馬:北朝鮮を陥落させるために送り
込まれた部隊(人々)

これに危機感を持った朝鮮労働党キム・ジョンイル政権が、今北朝鮮経済を事実上
牛耳ってる革新階層グループの中国派グループ、及び北朝鮮の中に5万人いると
言われてる華僑の弾圧を始めた場合、私は、中国は鴨緑江(おうりょっこう)を
越えて北朝鮮に進軍するのではないかとすら感じております。

何故そう感じるか、それは79年の2月に何があったかを皆さんは記憶して欲しい。
あの時、中国は明らかにベトナムに攻め込んだじゃないですか。攻め込んだ理由は
何であったか。(ベトナムによる)華僑弾圧ですよ。じゃあ、何故中国にとって
華僑がそれだけ大事なのか。それは華僑の資本、及び台湾との統一戦線における
華僑の位置づけ。

さらに華僑によって代表される、北朝鮮における中国の権益。その、北朝鮮で築い
てる中国の権益こそが、中国が今大々的に、日本及び欧米の資本家を呼んでやろう
としている大東北アジア再建計画、これと確実にリンケージ(連鎖)するわけですね。

今、実は日本の財界の方が中国、北京に行っておられます。日中経済協会という、
トヨタの会長をやってる張さんがこれの会長をやっておられます。このメンバーが
今、財界人150人です。日中経済協会が出来たのが1972年の国交正常化の
時なんですけれども、それ以来35年ですか、これだけの数というのは初めてなん
ですよ。

いかに日本の財界と中国が組んでるか、これも「中国の黒い罠」という本にも
書いたんですけど、中国に対するODAですね、来年(2008年)廃止されてる
ODAが確実に復活します。このODAに対する支援、さらに北朝鮮との正常化に
よる支援、これから日本の富の収奪が、我々の全く知らないとこで、歓迎しない
とこで、周辺大国によって強制されるであろうと(思われます)

その政策を忠実に代表するのが福田政権なんです。ですから、そういう大きな
文脈の中で拉致問題を考えるべきであろうというふうに私は感じております。
このあと、ちょっと細かい説明をさせていただきます。

中央公論に発表されました「拉致敗戦」という論文を、中には読まれた方がいらっ
しゃると思います。あの中で衝撃的なのはですね、昨年(2006年)の10月9日に
北朝鮮が核実験の発表した(その)翌日に、キッシンジャーがブッシュの親書
持って、胡 錦濤と会ってたと(いうことです)

で、調べたんですよ。キッシンジャー行ってるんですよ、確かに、10月10日に。
つまり核実験の翌日ですね。ところが、胡 錦濤とキッシンジャーが会ったという
報道が無いんですよね。私、新華社も全部調べました。要人の会見というのは、
翌日「人民日報」の1面の右肩にだいたい写真入りで出るんです。あそこが指定席
なんですけども無いんですよね。隠しているんですよ。
(4分24秒)
何で隠したんですかね。私ね、日本に知られたくなかったんだと思う。ところが
ですね、キッシンジャーがその日に北京に行った報道はあるんですよ。つまりどう
いう事かというと、10月10日のお昼に、キッシンジャーは北京大学で名誉博士号
みたいなものを授与されて、その・・記念式典には参加してるんですね、10日のお昼。
ところが夜の報道がないんですよ。おそらく、この時に会ったのではないかと。

実は何故これが決定的に大事かと言いますとね、その時、国連では安部さんと麻生
外相が、アメリカのボルトン国連大使と、制裁決議やってたんですよ。その時に
米中の裏コネクションがこういう形で動くんですよ。キッシンジャーがちゃんと
行って胡 錦濤と会っているんですよ。

それはどういう内容であったかと(いうと)北朝鮮の核をこれ以上拡大しないと、
北の核を封じ込めるんだと。しかしながら、持って行ったものは、「今の段階で
これ以上抑えてもしょうがないから、核の拡散に今後は米中で政策を調整していこう」
という(親書で、それに基づいた)話し合いが行われたのではないかというふうに
私は見ております。なぜかと言いますと、ボルトン国連大使は、北朝鮮に対する
海上封鎖まで提議するんですけれど、実はライス国務長官は海上封鎖に徹底して
反対するんですよね。

海上封鎖反対というのは、中国が一貫して言っている事で、中国の認識では、海上
封鎖までやると北の体制は崩壊する。アメリカの国務省ラインもこれに賛成しない
わけですよ。

そういう形で、アメリカのネオコングループと日本の安倍・麻生外交が国連で北
朝鮮の制裁決議をやってる時に、アメリカと中国の裏チャンネルがこういう形で
動く。キッシンジャーが胡 錦濤と会って、その報道は一切外部に出てこない。

そして、一旦始まった北朝鮮の核実験と制裁のエスカレート、これを米中は抑え
込もうというふうに動き始めるわけです。そういう中で、中川(昭一)政調会長が
「核論議を日本はすべきだ」と発言すると、ライスさんがすぐ来て、これを牽制
するという事ですね。
(6分55秒)
そしてその後、ブッシュ政権は中間選挙で敗北します。最終的におそらくここで
ネオコン勢力が排除されていく。そしてアメリカはアジアに対して戦略的な利益を
持っていないので、中東におけるイラン・イラクを中心とした※核のドミノと、
アメリカにおける決定的な同盟国であるイスラエル防衛、こちらの方にブッシュ
政権は政策のシフトを始めたと。

※核のドミノ:ある国が核兵器を保有することにより、軍事バランス維持の
ために近隣国が対抗上ドミノ現象的に核武装すること。

じゃあ、北朝鮮の核はどうするかと言うとですね、核を廃絶させると言っても現実
には手段が無いんで、核の拡散を封じ込める。そして同時にこれ以上制裁をエス
カレートさせない為に、第2回目の核実験を抑え込むという大まかな合意が行われ
たのではないかと私は感じております。

その代償は何かと(いうと)日本の核武装化に徹底して米中両国が反対する。
このような小さな動きは事前に、芽の段階でも潰していくと(いうこと)さらに
来年3月に行われる台湾の独立を賭けた運動(総統選挙)を潰していく。台湾
独立の動きはアメリカも中国も決して協和しないでしょう。

それは何故かと言うとですね、米中が対立しなければならなくなるんですよ、
台湾でこういう事が起こると。これは徹底して大国のエゴイズム外交が行われて
いるわけですよ。アメリカも中国も今さら対立なんかしたくないですよ。こんな
美味しいビジネスチャンスが中国市場に(あるのに)

中国も大歓迎じゃないですか。だって中国の成長って言うのは外資依存ですからね。
自己資本なんて無いんだから。全部、外国の資本に来て下さい、投資して下さい、
お金も出して下さいと(依存している)日本の20分の1で働く労働者はこちらで
提供しますと。ある意味では中世の奴隷制にも匹敵するような経済行動、それを
共産党官僚が上から牛耳る事によって中国はここまで成長してきたわけです。

ですから、かつて毛沢東は中国革命の初期の段階で、国民党や正規の・・政権と
いうふうに批判したんですけど、今の共産党の指導部は本質的に・・勢力なんです
国際資本の。それがイデオロギー的にいいとか悪いとか言ってるんじゃないんです。
客観的に見ればそうなんですよ。

 小平が80年代に出した先富論というのがありますね。豊かなところ豊かな人
から先にどんどん豊かになって(いく)これは市場経済化路線(?)そのものじゃ
ないですか。そういう形の成長なんですよ。

だとするならば、中国がアメリカと徹底的に対立するシナリオなんてありえない
ですよ。さらに朝鮮半島に関して言うと、中国の人民解放軍とアメリカの軍部が
交流してる。その中で、ただの1度も、ただの1度もですよ、アメリカを批判した
発言が出てこないんです、中国の軍部から。

http://www.youtube.com/watch?v=TrU_Ms05d8Y

某ネットジャーナリスト

2009年09月03日 | Weblog

最近、色々な講演を文字起こしていますが、創価、カルト、秘密結社に関しては
記事にさせていただいた内容全体を認めているわけではありません。(R・コシミズ)

一応テーマ毎に面白いと感じたものを文章化してみました。その過程で色々な事が
見えてきて楽しい面もありましたが・・

↓2ちゃんねるの投稿にあったものです。基本的には私もだいたい同じ考えです。

彼の主張は要するにユダヤと対抗するために東アジア共同体を 中国、北朝鮮、
韓国と作ろうということです。 (中国がそれに賛同する保証もないのに)

靖国参拝×、「嫌韓流」はおかしい、慰安婦、竹島問題などは大目に見ろ、共謀罪
反対、「新しい歴史教科書」は×、 挙句の果てには2ちゃんねるはユダヤ支配下の
メディア  ってことで朝日(毎日)新聞、社民党、在日朝鮮韓国人、日教組など
左翼勢力が涙を流して喜びそうなことばかり言っています。

マルクス主義、共産党がユダヤに作られたと言いながら 共産党の話題は基本的に
ロシア革命で終了で 、それ以降作られた他国の共産党活動は無視。 攻撃するのは
なぜか資本主義国家ばかりであれもこれもユダヤの陰謀と言うならベトナム、キューバ、

中国の共産党を援助したのはユダヤとかの話も 出てくるはずなのにこの類に関し
てはユダヤは無関係とでも言いたげです。

日本人相手でも「ユダヤの手先」と攻撃対象は安倍総理、石原都知事、 麻生外務
大臣など、いわゆる右翼系の自民など与党議員ばかりで、 参院副議長が朝鮮総連
から金もらっていた民主党・社民党・共産党などは 攻撃しません。
 
はじめは「創価、統一協会は朝鮮宗教で日本を支配している」などという 在日
朝鮮、韓国ネタで北朝鮮・韓国・中国嫌いの「ネット右翼」を引き込んできますが、
気がつかないうちに最終的には反日反米・親中国共産党に持っていくつもりでしょう。
(共産党はユダヤが作った、と言うくせに)

彼らの正体は反日反米左翼です。 講演で呼んだマッドアマノ氏も完全に思想的に
左翼で有名です。


彼はやたら似非右翼とか、右翼は朝鮮人で占められているような話し方をしますが
自身が日本人ではないことを隠したい気持ちがそうさせているように思えます。

「中国の現状と今後」石平氏講演…10

2009年09月03日 | 【講】中国の現状と今後

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【10】石平氏講演/中国の現状と今後


成長して繁栄しながら、皆様ご存知のように何万件か9万件か分からないです
けど、※暴動が起きる。経済が繁栄してる最中でも暴動が起きる国、そこが中国と、
日本とアメリカなどと違うんです。

※暴動:抗議、デモなど含む。しかし参加者100人以上を持って公式発表の
数字としているので、より小規模のケースは含まれない。その公式発表でさえ
毎日300件ほどである。

だから日本を見て、いやあ日本は大変じゃマイナス成長になったとか、別に日本が
マイナス成長になったからと東京・大阪あちこちで暴動が起きる事ないでしょ。
中国は違うんですよ。そこが中国文化の一番肝心なところ。

要するに経済が成長してる最中でも暴動が起きる国ですから、今回輸出がダメで
内需拡大は頼りにならずに、投資もカンフル剤もいつか無くなる。経済がダメに
なる、そうすると、暴動はどうなるか。

繁栄してる最中でも、もし9万件の暴動が起きるとすれば、繁栄が無くなってしま
うと、9万掛ける3か、掛ける4か、私は分からない。とにかく掛ける何々になる。
何が言いたいのかというと社会的不安がこれから確実に高まる。

そしてどこの国でもそうですけども、社会的不安が一旦高まると、必ず経済に跳ね
返ってくるでしょう。要するに投資も消費もさらに冷え込む、人間の心理として。

実はね、対中国の外国資本の投資も去年からずっと減ってる。それもまた何十%の
マイナス成長という事になる。そういう事も何ヶ月間はいいですよ。1年2年、中国
共産党の運命はこの1年間2年間で経済を10何%の高度成長に戻せるかどうかに
全てかかってしまう。

勿論私は神様でもなければ専門家でもないから、私が絶対戻れないと断言しても
しょうがないですけど、でもね、戻せない可能性が充分ある。

じゃあ一旦2、3年間高度成長の軌道に戻せなかったら、農民工の問題、大学生の
就職の問題、平等、貧富の格差、色んな問題が一気に噴出する。要するに今、中国
が貧富の格差、就職難、そういう問題を抱えながら、かろうじて安定を保ってきた
のは、唯一まだ経済が伸びているから。

それを失うと、どこかで全ての問題が噴出してきてかなりの大困難に陥る。じゃあ
それで喜べるかというと、そう簡単に喜べない。逆に例えば日本の視点からすれば
もっと危険かも知れない。

さっき僕から申しあげましたように、中国共産党という政党は、自分達の権力を
守る為に、最後にはどんなに悪い事でもやる用意がある政党。国内が大混乱に
陥って経済が落ちて、彼達の政権基盤がかなり崩れたところで、彼達は決して
坐して死を待つことはしない。

必ず別の手を考える。経済がもうきかないなら、今度は何の別の手を考えるかと
いうと、さっき申し上げたように、また愛国心、ナショナリズム、反日、あるいは
対外的暴言軍国主義に戻る。

大体ね、どこの独裁政権もよくやることですよ。国内の困難を回避するために外で
花火を打ち上げる。中国の場合もいずれそういう事をやるかもしれない。じゃあ
どこでやるか?結局日本にかかわってくる所、台湾海峡であり、尖閣諸島であり、
東シナ海である。ですからこそ今、中国共産党一生懸命やってる。海軍の軍事拡大
に力入れてるでしょ、あれ別に遊びの為にやってるわけじゃないでしょ。

毎年2桁の軍事費の拡大。今、世界中に中国を攻撃する意志のある国はどこにも
ないですよ。唯一アメリカにそういう能力はあるんですけど、アメリカはイラク1つで
手を焼いてる。まさに中国を攻撃する国はどこにも無い。

要するに中国はどこからも拒否されてない。拒否されてないにも関わらず、軍事
拡大やるのは、いつか(?)自分達が何かやるからだよ。いずれかおそらく中国は
場合によってはそういう事をやってしまうかも知れない。それこそ、日本にとって
大変な問題になるんですわね。

必ずそんな事起きるかと言うと誰も保証は出来ない。正直、中国の事を誰か
100%予見できると言えば、そいつはただのペテン師。私はペテン師になり
たくありませんので、全て予見できるとは言わない。

しかし、唯一言えることは、中国という国はこれからどんな事が起きてもおかしく
ないという事。実際、20年前にありえない事が起きたでしょう、天安門事件で。
これからそういう道を外れてしまうような可能性が十分あることは確実。

じゃあそれに対応していくためにどうするか。結局また日本の問題に還ってくる。
日本はどう対応していくか。残念ながら、今日本は全然そういう対応も国防体制も、
国家で何にも備えてない。

第一野党の党首さんは「友愛」外交を語る。あれ子供ですわ、精神年齢3歳。だい
たい友愛で・・・、相手からすれば「お前馬鹿じゃない」と信じない。本当に少年
少女の漫画の世界じゃないでしょ。信じられない。

もし、このレベルでこれからの国際問題に対応出来るわけがないという事が逆に
・・・(略)・・・・しかし色んな事が起きてくる。

肝心なのは、日本がちゃんとこれに問題意識を持って対応出来るかどうか。ここは
日本の問題です。日本がどうすべきかは今日の演題じゃないですから、また別の
機会でお話したいと思います。

とにかくこれからの中国は、日本にとって大変な問題になってくる事だけは確実で
あることを、今日の結びとして私の話を終わらせていただきたいと思います。ご静
聴ありがとうございました。