心の敷石

Candyの 思いつくまま気の向くまま

脂肪を摂ればやせられる…④

2009年06月29日 | ダイエット

第10章 脂肪を摂ればやせられる

●実践!焼くの立つ体重コントロール

健全な食事と適切な油、それに運動だけで体重がノーマルになるという人もいる
はずである。これに対し、遺伝的要因と長年にわたる栄養欠如、病気、クスリの
常用などによって代謝が狂っているために、まず健康を回復させ体脂肪の代謝を
ノーマルに戻して、そしてビタミン、ミネラル、薬草といったものを補う必要が
ある人もいよう。

しかし、ご用心、健康に害になったり、筋肉を衰えさせたり、栄養欠如を起こさ
たり、以前より低脂肪になって、かえって体に害をもたらす減量プログラムが、
世間にははびこっている。

こういうことが起きるのは、このようなプログラムがバランスの取れた考え方に
基づいて完全な栄養を体に与えるようにはなっていなかったり、製造方法の確かな
油を利用したりしていないためなのである。

健康にとってもプラスで、同時に過剰な体重も減らせるというまともな栄養プログ
ラムは世間に数多い減量プログラムの中にも数えるほどしかない。しかし、こう
いうまともなプログラムでは、それぞれの人ごとに欠けた栄養を補うようにし、体
全体の健康を増進させ体が脂肪を燃やすのを促すように計画されているものだ。

これだとそのプログラムを実行する人は、体のエネルギーが向上していくのも身を
持って知ることができ、またバランスの取れた食事にに適切な油の活用を組み合わ
せれば、それは単にダイエットというだけでなく、体のために本当に役立つものと
なる。 

(後略)

※おまけ 

転載元の本「危険な油が病気を起こしている」から第9章の目次…

 第9章 悪い脂肪が引き起こすこれだけの病気

アルコール中毒・依存症 アレルギー 食品アレルギー 貧血 関節炎 ガン
皮膚ガン カンジタ症 抑うつ症 喘息 慢性疲労症候群 心臓病 ウイルス感染
インフルエンザ エイズ 偽ジフテリアその他 代謝 痛みと炎症 生理前症候群
皮膚の症状 潰瘍 その他の病気 細胞膜と必須脂肪酸


脂肪を摂ればやせられる…③

2009年06月11日 | ダイエット

第10章 脂肪を摂ればやせられる

●亜麻仁油が運ぶダイエットの夢

サケ、マスなどの魚から有用な油が摂れるのは確かだが、必須脂肪酸の最良の
供給源は未精製の植物油である。カノーラ油、カボチャの種の油、大豆油、クルミ油
などにはどれもオメガー3とオメガー6の必須脂肪酸が二種類とも含まれている。
しかし、オメガー3の必須脂肪酸に関して言えば、亜麻仁油が最良の供給源である。

第8章で解説した亜麻仁油と蛋白質を混ぜたものは、健康面だけではなく、体重の
コントロールにとっても非常に効果的な食品だということはすでに証明済みだ。
また動物実験では、蛋白質を多く摂り、必須脂肪酸が欠如していれば深刻な栄養
欠乏や肥満を招くことが実証されている。

そのような状態時に必須脂肪酸を摂取させると、健康も回復し体重もノーマルな
ものに戻ったという例も多い。ガンから肥満に至るまでの非常に広範な病気の治療
に、低脂肪のカッテージチーズと亜麻仁油を混ぜたコンビネーションを勧めている
医師も少なくない。

(中略)

一方、避けるべき食品には次のようなものがある。
飽和脂肪酸、加工食品、単純でんぷん質(精製糖、白い小麦粉、および白い
小麦粉で作った食物、パスタ類)化学変化させた脂肪(マーガリン、ショートニング)
揚げ物、砂糖、カフェイン。

またアルコール、タバコ、リクリエーションドラッグ、ケーキ、キャンディ、アイス
クリームも避けるべきものである。

また一日に大匙1、2杯のコールドプレスの亜麻仁油は、オメガー3とオメガー6
の必須脂肪酸の必要量を満たすために勧めたい。



ここまで読んでいただけると「シャングリラ・ダイエット」に書かれていること、
チョット(もしかしたら酷く)おかしいのではないかという私の疑問もわかって
いただけたのではと思います…?


脂肪を摂ればやせられるー④(最終回)に続きます。






脂肪を摂ればやせられる…②

2009年06月10日 | ダイエット

昨日の続きです。J・フィネガン著「危険な油が病気を起こしてる」から・・

 
第10章 脂肪を摂ればやせられる

●肥満もやせすぎも原因は一緒

体重をコントロールするには、五つの主に生理学上の要素のことを知らなければ
ならない。そしてこれは体重が超過している人にも不足な人にも同じことなのだ。

1、栄養の代謝
2、食事
3、栄養の摂り方
4、運動
5、病気

代謝が上手くいかないことが、肥満や、もしくは逆の体重不足の主な原因になって
いることが多い。しかしこれは正しい食事、栄養、運動、体重に影響を与える病気を
治すことなどによって正すことが可能である。

好きなだけ食べても少しも太らないという人がいるのは誰でも知っているだろう。
このとこからわかるように、肥満になるのはその背景に代謝の異常があるという
ことは明白だ。

現在、大流行なのがカロリーを減らしてやせるというやり方だが、控えめに脂肪を
摂るのはもちろん役に立つ。きつい労働、旅行などで食事を取るのが難しいといった
時には、このようなやり方で摂る脂肪が、余分に必要になるエネルギーを供給して
やるからだ。

また、多少余分に摂る脂肪は血糖値を安定させ、体を温め、体内の諸器官が障害を
受けにくくしてくれる。とはいってもひどい肥満は健康を害し、心臓病・高血圧・
高コレステロール症・甲状腺機能の低下・関節炎・ガン・糖尿病・便秘・静脈瘤・
カンジタ症・食欲不振・貧血・慢性疲労・PMSといったさまざまな病気や不快な
症状を起こす一因になる。

多くの人は、減量に役立つ健全な食事と運動プログラムが体のエネルギーを向上
させたり、肥満と関係する健康上のトラブルを軽快させてくれるという事を経験上
知っている。

多くのダイエット法は、体重を減らすために全ての脂肪をカットせよとしている。
ある種の脂肪を制限することは大いに勧めていい事だが、全ての脂肪を排除しては
栄養欠乏や健康上の深刻な問題を生む可能性がある。

何百万、否、それ以上の人々、とくに多くの女性には不可欠な脂肪まで排除すると
いった考えの浅い計画によって、知らず知らずのうちに深刻な健康上の問題を自ら
造り出している。

同じように、何百万の胎児たちが母親のオメガー3の脂肪酸の欠乏、精製油を使う
ことによるトランス脂肪やフリーラジカルその他の有害物質の影響を受けて十分に
発達しない脳、不健全な神経や免疫の機能を一生背負わされているという運命に
さらされている。

食事から排除されなければならない脂肪とは一般に市販されているマーガリン・
ショートニング・サラダ油・料理用の油・加工食品などの化学的に変化を受けた
脂肪である。この種の脂肪の有害な影響については今まで繰り返し述べてきた。

動物性脂肪の摂取を減らすことも大切である。肉なら脂肪の少ないところを選んで
食べる、鶏肉は皮をむく、食事に魚、特にサケ、マグロ、マスその他オメガー3と
オメガー6の必須脂肪酸の多い食事を取り入れるということが必要である。

このような必須脂肪酸はその他の脂肪を適切に代謝させるためにも、動脈に血栓が
出来るのを防ぐのにも効果大なのである。



※脂肪を摂ればやせられるー③に続く/font>

シャングリラ・ダイエット(5)脂肪を摂ればやせられる…①

2009年06月09日 | ダイエット

シャングリラ・ダイエットの著者が読んだら喜びそうな今日の記事のタイトル
だけど、内容は同じものではなくて・・・先の記事で紹介した「危険な油が病気を
起こしてる」の中からダイエットに興味がある人必読の箇所の転載です。



 
第10章  脂肪を摂ればやせられる   バランスの取れた減量作戦

●ダイエットには脂肪が必要

「脂肪を摂ることは減量に役立つ」といえば、読者はきっと驚くであろう。(もち
ろん、正しい種類の脂肪を摂るという条件はつくが)オメガー3、オメガー6の
必須脂肪酸が、体に害を与える脂肪を燃やしてしまう、ということは既に知られて
いる。

つまり、この2種類の必須脂肪酸は、体内の硬い脂肪を溶かし、それを排出させる
という溶解剤の役割を果たしているのだ。

逆に言えば、現代社会の肥満者たちは実は志望に飢えた人々なのだ。過去100年
近くの間に食習慣が大きく変化したため、われわれはオメガー3の必須脂肪酸は
不足させる一方で、水素の添加された有害な脂肪やトランス脂肪、飽和脂肪酸は
過剰に摂取し続けてきた。

多くの医学研究が指摘しているところによれば、今日の食事の中にはオメガー3の
脂肪酸は16世紀の食事に比べて16分の1から20分の1しか含まれていないと
いう。

そして同時に、水素添加された脂肪やトランス脂肪は20~200倍摂っていると
いわれている。

私の友人や私が相談を受けた人々の多くが、1日に1~2杯の亜麻仁油を摂り、
有害な脂肪を摂らないようにしたら、脂っこい食物への飢餓が消えたうえに体重は
減り続ける一方で、しかも体にはエネルギーが溢れ、食事に対する満足感が感じ
られるようになったと言っている。

体にオメガー3の脂肪酸が不足していると、体は脳に”脂肪!脂肪がもっと必要だ!”
というメッセージを送り続ける。

ほとんどの人は死亡の種類を区別できるわけではないし、つい最近まで本当にいい
油脂は市販されてもいなかったので、われわれはアイスクリーム、パイ、マーガリン、
バター、サラダドレッシング、フレンチフライなどなど脂肪への飢餓をいやして
くれる脂っこい食物に飛びつくという愚行を繰り返していた。

そして、不幸なことにわれわれは間違った種類の脂肪をますます多く摂り、正しい
種類の脂肪をますます欠乏させて両者のアンバランスを拡大させることによって
事態をいっそう悪化させることしかしていない。

肥満者がたくさんいる国、そこは脂肪の摂取が飛び抜けて多い国だというのに、
われわれの大部分がオメガー3の必須脂肪酸という、この有用なたった1種類の
脂肪に対して飢餓状態にあるというのは考えてみれば面食らうような事ではある。

しかも西洋諸国の主要な病気のほとんどー心臓病、ガンから関節炎、慢性疲労、
PMS、免疫医機能の低下までが必須脂肪酸、とくにオメガー3の必須脂肪酸の
不足が一因となって起きているのである。




※脂肪を摂ればやせられるー② に続く



ダイエットの成否を分けるもの

2009年05月23日 | ダイエット

シャングリラ・ダイエット(5)のアップが遅れていますm(__)m ただその前に…

適正体重を大きく上回ってしまった原因を考えずにダイエットを成功させたいと
いう考えには納得出来ないものを感じるから、オイル(砂糖)だけで痩せられます
なんてダイエット自体賛成できないので。

「ダイエットの正道」に戻すきっかけを与えてくれたるサイトを紹介します。
ここの、無料で登録できるダイエットスクールとか3000円なりの講座がGood
高額有料コースに進むのも自由だけど凄く高額です。

http://www.myrealize.com/


シャングリラ・ダイエット(4)効果があれば良いってものじゃない

2009年05月19日 | ダイエット

前回の記事に書いたトランス脂肪酸の問題は、日本では最近テレビで指摘して
いた記憶もあるけど、あまり話題にもなりませんでした。

しかしヨーロッパやアメリカでは既に何年も前にこの問題が取り上げられていた
ようです。何年前のことか(2000年位?だったかな)ニューヨーク・タイムズ
にも掲載されていたと記憶しています。

それぐらい問題のある脂肪酸なのに、日本では「厚生省の御判断によって報道を
自粛された」みたいでした。

このトランス脂肪酸はマーガリンやショートニングに多く含まれているので、もし
厚生省がこの情報を水際で止めていなければ、あの雪印など牛乳の問題以前に経営
不振に陥っていたのではないかな~と思います。

つまり日本と違って、アメリカではもっとオープンにこのトランス酸のことが報道
されていたというわけです。このニュースをシャングリラ・ダイエットの著者が
知らなかったのでしょうか?

またこの本が出版された時に、「精製された油を摂取」するという事に対して何
らかの指摘が無かったのでしょうか?とても疑問に感じるところです。

日本の役所や医師会やマスコミに登場する学者先生には、この問題に警鐘を鳴らし
てもらえそうもないことだから無駄な希望は持っていないけど、このダイエットは
ほとんどお金もかからないし、実行すること自体が簡単なので、憂いを覚えざるを
得ません。

「精製されたオイル」という基準ならどんな食用油でも良いと都合よく解釈して、
安いコーン油などを飲んでいる人もいるはずです。こんな油をいくらダイエットの
為といえ、リスクを知らされずに飲まされている人達の事を思うとこの本の著者に
怒りを覚えます。

またシャングリラ・ダイエット実行中の人達の掲示板を読むと、「頭痛・胸焼け・
吐き気」などという症状が出ても即中止する人ばかりじゃないようで唖然とします。

もし身体に良い油であれば例えそのまま飲んでも「吐き気や頭痛」など起こす人は
皆無とはいえないかもしれないけど、例外的な人数に留まると思われるのに、そう
いう経験談をあまり深刻に考えもせずノンキに掲示板で報告し合っているような
ところもあってアレアレって感じです。

無茶なダイエットで身体に大きなダメージを与えるような愚行は、今すぐにもSTOP
して欲しいです。もしオイルでダイエットしたいなら・・・


(5)に続く



シャングリラ・ダイエット(3)こんな方法でも痩せたいの?

2009年05月17日 | ダイエット

タイトルを変えました。「シャングリラ・ダイエット」シリーズ(3)です。

今回も「危険な油が病気を起こしている」という本の中からの抜粋です。ただし、
この本はアメリカで出版されたものなので、日本のオリーブ油の基準と異なる点が
あるかも知れませんが、「精製された油」が危険であることを知って頂くためには
良い記事だと思います。


●オリーブ油

(前半省略)

輸入物の「エキストラ・バージン」オリーブ油は色・香り・風味などに関し
生産国政府の基準に合致したものである。であれば科学的な分析調査も受けている
はずである。

この「エキストラ・バージン」のオリーブ油は、原料は手で摘まれ、油と水分を
分離する遠心分離機によってつくられていなければならない。

もし色や味がヨーロッパの「完全」の基準に合格しない場合は、そのオリーブ油は
「バージン」とか「スーパーファイン・バージン」と呼ばれる。

これらの基準よりもさらに劣るものは「ピュアー」とか「粗摘みオリーブ」とか
呼ばれるわけだ。これらは、溶剤で溶かして、絞ったり加熱されたり
して精製され色も香りも無いオリーブ油になる。


そして、そこに5%から25%のエキストラ・バージンのオリーブ油を混合する。

                               以上



(2)と合わせて読んでいただければ、理解しやすいと思いますが、要するに
オリーブの色や香りのほとんど無い精製されたオリーブ油で、このシャングリラ
ダイエットを実行することは、健康を損ねるリスクが高いと言わざるを得ません。

短期的にこの方法で痩せたとしても、運動も食事内容の改善も伴わないダイエット
方法で、落ちた体重が持続するとも思えません。

この本の著者は「セット・ポイント」が変わることによって太り難くなるという
ようなことも言っているようですが、それが体内環境の悪化の為に引き起こされる
ものでは無いと断言できるものなのか、はなはだ疑問です。

もし適正体重を大きくオーバーしているなら、太った原因をそのままにして安易に
何kgも痩せたいという考え自体が「病気」じゃないかと・・・少し厳しい言い方
だけどゴメンナサイそう言わせて頂きますm(__)m


シャングリラ・ダイエット(4)を予定しています



シャングリラ・ダイエットに興味があるなら・・(2)

2009年05月17日 | ダイエット

手元に「危険な油が病気を起こしている」-著者:ジョン・フィネガンーという
本があります。今シャングリラ・ダイエットをされている方、興味がある方に
是非読んで欲しいところがあるので紹介しますね。


●トランス脂肪、水素添加脂肪の恐怖

 現代の食用油の製造過程では、大抵の場合、昔ながらのコールド・プレス、
といった製造法は使われておらず、さまざまな「変な」ことがなされている。
詳しくは図解入りで後述するが、現在広く使われている製造法の過程では、
トランス脂肪といった「狂った」脂肪分子もできてしまう。


これは脂肪の分子中の炭素と水素の結びつきに変化が生じたもので、役に立たない
ばかりか体に害をもたらす悪玉の脂肪なのだ。

トランス脂肪は体の細胞膜の中に入り込み、細胞膜および細胞の
働きを狂わせ、また体内でビタミンなどの栄養物を食い荒らしたりも
している。



また不飽和脂肪酸は水素の不飽和な箇所があるために反応しやすい。それだけ生理
的な活性が高いというわけだが、その代わり不安定な脂肪酸であり、老化、酸化
しやすく日持ちは悪い。

そこで現代の多くの食用油では日持ちをよくさせるため、水素が不飽和で足りない
箇所に化学的な技術を使い強引に水素をくっつけており(水素添加)、マーガリン
ショートニングなどもこの方法で作られている。

そしてこういう水素添加の過程でも体には好ましくないトランス脂肪酸やその他の
有害物が生じている。こんな脂肪は願い下げにしたい脂肪なのだ。

        

 心臓病とガンは現代のもっともポピュラーな病気で、アメリカでは百万人単位の
人々の命を奪い、不具にし、巨額の経済的損失を生んでいる。これらの病気は、
栄養の欠乏、特にオメガー3という必須脂肪酸の欠乏と、現代の食物や環境の中に
ある有害な物質、ことに精製油の中に含まれるトランス脂肪酸と、
※フリー・ラジカルが相乗的に働いていることに起因していることも多い。


※フリーラジカルとは…遊離基、体内でのさまざまな生理反応、その他の理由から
発生し、不安定な物質であるため色々な有害現象を起こす。しかし、同時に体は
健康であればこれにうまく対処している


                                 以上


続き(3)を予定しています




シャングリラダイエットに興味があるなら・・(1)

2009年05月17日 | ダイエット

今日の記事は、ダイエットに関してです。

この1年「食事」と「運動」で地道に体重と体脂肪を落としてきた私まもので
流行のダイエットには興味が有りませんでした。だからシャングリラ・ダイエット
なるものがブームだという事を知った3月の時点では、それがどんな方法なのか
知りたい気持ちは全く無しでした。

ところが今日たまたま「オリーブオイル」の事を検索していたらこのダイエット法
を実行している人達の掲示板が目にとまりました。「オリーブオイルを飲んで…」
というような書き込みが続くので「何これ?」と思ったらー

シャングリラ・ダイエット実行者の掲示板だったと言うわけ。早速このダイエット
なるものを簡単に調べてみたのですが、私から見るとチョット「え?」と思える
ダイエットなのです。

このシャングリラ・ダイエットに関しての調べ方は大雑把なので、もしかしたら
認識違いな点もあるかも知れないけれど、一応メルマガ(ダイエットの悩み解決)
によると以下のようになります。

【シャングリラダイエット のやり方とポイント】

・食間に 油か砂糖水をなめる!
・油か砂糖水をなめた前後1時間は、味がするものを口にしない。
(歯磨きもダメ)
・油か砂糖水は食事と一緒に摂っちゃダメ(前後1時間は空ける)
・砂糖水の濃さはお好みでOK
・砂糖水の砂糖は、人工甘味料ではなく純粋な砂糖にしよう
・砂糖水に味をつけてはいけない
・油か砂糖水はどちらか一方でも両方合わせてでもOK
・油か砂糖水は、1日かけて100kcal~400kcal摂取する


食間に油か砂糖水を摂るという事自体はともかくとして、それらの食品の種類
(グレード)については「これでいいのか?」と疑問に思わざるを得ません。

まず「オリーブオイル」です。シャングリラダイエットでは「精製されたオリーブ
オイル」と指示されているみたいで、「ピュアオリーブオイル」を飲んでいる人が
多いようです。

でも、そのまま飲む為のオリーブオイルで「ピュア」はどうかな?と思ってしまい
ます。生で飲むなら最低でも「エキストラヴァージン」クラス、それも毎日摂る
わけだから、なるべく品質の良いもの…を基本にするべきだと思います。

シャングリラ・ダイエットの考案者がどういう理由で「精製した油」と主張して
いるのか分かりません。確かにこれで痩せると言われれば「多分痩せるだろう」と
思うのですが、質の悪い油の摂取が危険なことを知らないで、こんなダイエットを
勧めるなんて無謀としか思えません。

(2)に続く