心の敷石

Candyの 思いつくまま気の向くまま

某ネットジャーナリスト

2009年09月03日 | Weblog

最近、色々な講演を文字起こしていますが、創価、カルト、秘密結社に関しては
記事にさせていただいた内容全体を認めているわけではありません。(R・コシミズ)

一応テーマ毎に面白いと感じたものを文章化してみました。その過程で色々な事が
見えてきて楽しい面もありましたが・・

↓2ちゃんねるの投稿にあったものです。基本的には私もだいたい同じ考えです。

彼の主張は要するにユダヤと対抗するために東アジア共同体を 中国、北朝鮮、
韓国と作ろうということです。 (中国がそれに賛同する保証もないのに)

靖国参拝×、「嫌韓流」はおかしい、慰安婦、竹島問題などは大目に見ろ、共謀罪
反対、「新しい歴史教科書」は×、 挙句の果てには2ちゃんねるはユダヤ支配下の
メディア  ってことで朝日(毎日)新聞、社民党、在日朝鮮韓国人、日教組など
左翼勢力が涙を流して喜びそうなことばかり言っています。

マルクス主義、共産党がユダヤに作られたと言いながら 共産党の話題は基本的に
ロシア革命で終了で 、それ以降作られた他国の共産党活動は無視。 攻撃するのは
なぜか資本主義国家ばかりであれもこれもユダヤの陰謀と言うならベトナム、キューバ、

中国の共産党を援助したのはユダヤとかの話も 出てくるはずなのにこの類に関し
てはユダヤは無関係とでも言いたげです。

日本人相手でも「ユダヤの手先」と攻撃対象は安倍総理、石原都知事、 麻生外務
大臣など、いわゆる右翼系の自民など与党議員ばかりで、 参院副議長が朝鮮総連
から金もらっていた民主党・社民党・共産党などは 攻撃しません。
 
はじめは「創価、統一協会は朝鮮宗教で日本を支配している」などという 在日
朝鮮、韓国ネタで北朝鮮・韓国・中国嫌いの「ネット右翼」を引き込んできますが、
気がつかないうちに最終的には反日反米・親中国共産党に持っていくつもりでしょう。
(共産党はユダヤが作った、と言うくせに)

彼らの正体は反日反米左翼です。 講演で呼んだマッドアマノ氏も完全に思想的に
左翼で有名です。


彼はやたら似非右翼とか、右翼は朝鮮人で占められているような話し方をしますが
自身が日本人ではないことを隠したい気持ちがそうさせているように思えます。

「中国の現状と今後」石平氏講演…10

2009年09月03日 | 【講】中国の現状と今後

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【10】石平氏講演/中国の現状と今後


成長して繁栄しながら、皆様ご存知のように何万件か9万件か分からないです
けど、※暴動が起きる。経済が繁栄してる最中でも暴動が起きる国、そこが中国と、
日本とアメリカなどと違うんです。

※暴動:抗議、デモなど含む。しかし参加者100人以上を持って公式発表の
数字としているので、より小規模のケースは含まれない。その公式発表でさえ
毎日300件ほどである。

だから日本を見て、いやあ日本は大変じゃマイナス成長になったとか、別に日本が
マイナス成長になったからと東京・大阪あちこちで暴動が起きる事ないでしょ。
中国は違うんですよ。そこが中国文化の一番肝心なところ。

要するに経済が成長してる最中でも暴動が起きる国ですから、今回輸出がダメで
内需拡大は頼りにならずに、投資もカンフル剤もいつか無くなる。経済がダメに
なる、そうすると、暴動はどうなるか。

繁栄してる最中でも、もし9万件の暴動が起きるとすれば、繁栄が無くなってしま
うと、9万掛ける3か、掛ける4か、私は分からない。とにかく掛ける何々になる。
何が言いたいのかというと社会的不安がこれから確実に高まる。

そしてどこの国でもそうですけども、社会的不安が一旦高まると、必ず経済に跳ね
返ってくるでしょう。要するに投資も消費もさらに冷え込む、人間の心理として。

実はね、対中国の外国資本の投資も去年からずっと減ってる。それもまた何十%の
マイナス成長という事になる。そういう事も何ヶ月間はいいですよ。1年2年、中国
共産党の運命はこの1年間2年間で経済を10何%の高度成長に戻せるかどうかに
全てかかってしまう。

勿論私は神様でもなければ専門家でもないから、私が絶対戻れないと断言しても
しょうがないですけど、でもね、戻せない可能性が充分ある。

じゃあ一旦2、3年間高度成長の軌道に戻せなかったら、農民工の問題、大学生の
就職の問題、平等、貧富の格差、色んな問題が一気に噴出する。要するに今、中国
が貧富の格差、就職難、そういう問題を抱えながら、かろうじて安定を保ってきた
のは、唯一まだ経済が伸びているから。

それを失うと、どこかで全ての問題が噴出してきてかなりの大困難に陥る。じゃあ
それで喜べるかというと、そう簡単に喜べない。逆に例えば日本の視点からすれば
もっと危険かも知れない。

さっき僕から申しあげましたように、中国共産党という政党は、自分達の権力を
守る為に、最後にはどんなに悪い事でもやる用意がある政党。国内が大混乱に
陥って経済が落ちて、彼達の政権基盤がかなり崩れたところで、彼達は決して
坐して死を待つことはしない。

必ず別の手を考える。経済がもうきかないなら、今度は何の別の手を考えるかと
いうと、さっき申し上げたように、また愛国心、ナショナリズム、反日、あるいは
対外的暴言軍国主義に戻る。

大体ね、どこの独裁政権もよくやることですよ。国内の困難を回避するために外で
花火を打ち上げる。中国の場合もいずれそういう事をやるかもしれない。じゃあ
どこでやるか?結局日本にかかわってくる所、台湾海峡であり、尖閣諸島であり、
東シナ海である。ですからこそ今、中国共産党一生懸命やってる。海軍の軍事拡大
に力入れてるでしょ、あれ別に遊びの為にやってるわけじゃないでしょ。

毎年2桁の軍事費の拡大。今、世界中に中国を攻撃する意志のある国はどこにも
ないですよ。唯一アメリカにそういう能力はあるんですけど、アメリカはイラク1つで
手を焼いてる。まさに中国を攻撃する国はどこにも無い。

要するに中国はどこからも拒否されてない。拒否されてないにも関わらず、軍事
拡大やるのは、いつか(?)自分達が何かやるからだよ。いずれかおそらく中国は
場合によってはそういう事をやってしまうかも知れない。それこそ、日本にとって
大変な問題になるんですわね。

必ずそんな事起きるかと言うと誰も保証は出来ない。正直、中国の事を誰か
100%予見できると言えば、そいつはただのペテン師。私はペテン師になり
たくありませんので、全て予見できるとは言わない。

しかし、唯一言えることは、中国という国はこれからどんな事が起きてもおかしく
ないという事。実際、20年前にありえない事が起きたでしょう、天安門事件で。
これからそういう道を外れてしまうような可能性が十分あることは確実。

じゃあそれに対応していくためにどうするか。結局また日本の問題に還ってくる。
日本はどう対応していくか。残念ながら、今日本は全然そういう対応も国防体制も、
国家で何にも備えてない。

第一野党の党首さんは「友愛」外交を語る。あれ子供ですわ、精神年齢3歳。だい
たい友愛で・・・、相手からすれば「お前馬鹿じゃない」と信じない。本当に少年
少女の漫画の世界じゃないでしょ。信じられない。

もし、このレベルでこれからの国際問題に対応出来るわけがないという事が逆に
・・・(略)・・・・しかし色んな事が起きてくる。

肝心なのは、日本がちゃんとこれに問題意識を持って対応出来るかどうか。ここは
日本の問題です。日本がどうすべきかは今日の演題じゃないですから、また別の
機会でお話したいと思います。

とにかくこれからの中国は、日本にとって大変な問題になってくる事だけは確実で
あることを、今日の結びとして私の話を終わらせていただきたいと思います。ご静
聴ありがとうございました。



「中国の現状と今後」石平氏講演…9

2009年09月03日 | 【講】中国の現状と今後

【9】石平氏講演/中国の現状と今後


農民工の場合は、大半、田舎での生活基盤を失ってるんですよ。もう耕す土地が
ない。他(の土地)に出て出稼ぎするしかない。どうして彼達の土地がないかと
言うと、またこの話(投資の話)になる。要するに不動産投資の為に土地を奪われ
たんですよ。それが中国でこの10何年間よく暴動が起きる1つの理由です。

不動産投資、不動産作るのに、誰も山の中で作る訳がないから、だいたい農地を
休養(?)して作る。それでやりすぎた結果、多くの農民が既に土地を失っている。

まだ輸出が元気な時には彼達のかなり大きな部分は、輸出産業に吸収されていた。
輸出がダメになると、彼達の土地は既にこっち(投資)に回されている。(だから)
輸出がダメになると、皆もう食べる術(すべ)がない。

食べてゆく術(すべ)が無くなると、人間ですからね、何かをやる。餓死するか
造反するか、その2つの選択肢しかない。おそらく、結果的に最後は皆餓死する
よりも造反を選ぶだろうと思います。あるいは選んで欲しいと思います。それが
1つの問題。

もう1つは、温家宝達、胡 錦濤達が頭抱えてる(問題が)ある。大学生の就職、
それも中国の特殊な問題ですよ。日本もバブルの崩壊後に、今もちょっとそれ
あるんですけど、就職戦線氷河期?経済が落ちると就職が難しくなる。

しかし中国の場合ね、2007年、経済の成長率が13%だった年でも、約3割の
大学卒業生が就職出来なかったんです。じゃあ今年はどうなってるかというと、
ここにも1つ面白いニュースがある。

中国の蘇州という町で公衆トイレの清掃員を募集したところね、応募者870人、
採用人数は4名ですよ。公衆トイレの清掃員4名を募集するという知らせを出すと、
870名の人が応募してくる。その中で、40名の大学卒業生が応募してきた。
お前、何でトイレの掃除に、何で大学で勉強しなければならない。

しかもそのニュース、さらに面白い事にその応募者870名に対して厳しい試験を
課した結果、4名の大学(卒業)生は採用された。トイレの掃除に厳しい試験を
やるんですよ。まあ面白いエピソードですけれど、そこからも分かるように今の
大学卒業生、かわいそうな状況。それは石平が中国共産党を攻撃するための作り
話でも何でも無い。日本のニュースにも出ているんですわ。

皆さん、想像してみたら、大学にお金使って学費払って4年間勉強して、あと公衆
トイレの清掃員になるくらい惨めな状況ない。しかし、それでも皆応募するという
のは、就職はもう絶望的な状況になってる(ということ)。

そうすると、そういう人々は1年だけじゃないよ。どこまで(不満が)高まって
いくか分かるでしょう。もし僕が大学4年間勉強して卒業して、トイレの清掃員の
仕事すらありつけないとするならば、この不満がどこまで高まるか分からない。

実はね、僕達の世代はまだ優遇されたんですよ。大学4年間、お金も一切要らな
いし、卒業すると勿論あの頃は、職業選ぶ自由は無いですけど、仕事は一律に
国から配給されたんですよ、就職先を。お前あっちに行けと。

最低でも大学の助手になるんですよ。しかし、それに比べたら今の大学生、これ
暗い。ですからね、 小平からすれば、僕たちの世代が共産党に対して造反する
のは、「本当にお前達けしからん」ということ。あれほどお前達の事優遇した(のに)
今のこの子達はどうするか、それも将来の中国にとっての問題です。

もう1つ、さらに言えば、中国問題にとっての今後は、簡単に一言で言えば
分かるんですけど、要するにこの10何年間、毎年経済は




「中国の現状と今後」石平氏講演…8

2009年09月03日 | 【講】中国の現状と今後

【8】石平氏講演/中国の現状と今後


実はそれも内需には関係あるんですよ。簡単な話、1億円のお金が田中さん1人の
手元にある場合と、皆さんの手元にある時では消費の効果が全然違う。もし1億を
田中さんだけが握っていればね、絶対海外に行って高級品買って、あまり(国内では)
消費しない。皆さんに(お金を)やると、みな消費する。それが経済拡大の簡単な
理由。

要するに貧富の格差があまりにも開きすぎますと、消費に対しては逆効果(になる)
ですからね、よく皆さん(思うでしょ)何か凄いな中国人、銀座に来て銀座の高級
店に入って値段も見ずに物を買うって。彼達が銀座で買ってもらった分、それだけ
中国の内需が減るんですよ。日本の内需は買った分上がる。それだけは許していい
と思います。

そこが1つ、これからの中国にとっての構造上の、全体の問題。個別の問題じゃ
ないんですよ。要するに内需拡大でもって中国の経済、成長率を持ち直す(事は
困難)

そういうような構造です、今日はもう簡単に。具体的な経済分野もあるんですけど
具体的な話よりも全体的な構造を分かりやすく説明させていただいたんです。

どういう事かというと、結果的に輸出もダメですから、内需拡大も無理。で、中国
政府はまた必殺の剣を抜いた。それは何かと言うと、投資ですよ。これやるしか
ない。それが皆さんご存知のように57兆円の景気刺激策。財政出動した。しかし、
あの中身見たら、大体また同じことやってる。道路作ったり、工場作ったり、不動
産作ったり。

しかし僕は産経新聞に書いてるんですけれども、これはカンフル剤の注射ですよ。
内需も思うままにならない。輸出もダメになってる。

結果的には中国の地方幹部はまた我が世の春を謳歌して、喜んでいる最中ですわ。
あの57兆円、僕でも想像出来るように、また10分の1くらい偉大なる中国共産
党幹部の懐に入ってしまうんですよ。

みんな、また一生懸命投資をやってる。1つの数字を申しあげますと、実は今年の
1月から3月の第一四半期、この3ヶ月間、中国で新しく着工されたプロジェクト、
どのくらい増えたかというと、87%増えたんですよ。倍増ね。

それだけで、どれほど投資をやってるか分かる。もう1つビックリするような数字
ですけど、実は投資の(資金は)銀行からのお金でしょ、融資でやるんでしょ。
それで、中国政府は毎年、国内の銀行に貸す融資の総額の枠を決めてるんですよ。

今年の枠は5兆元、人民元の5兆元。しかし、今年(1年間)の枠ですよ。しかし
中国政府が後で公表した数字を見ると1月から3月までの3ヶ月間で、この5兆
元の融資枠の既に9割使っちゃったんですよ。

あれ、もう気が狂ってるよ。もうなりふり構わず、とにかくやるんですわね。でも
あれ見たら逆に僕は嬉しくなる。こういうカンフル剤の注射する位に温家宝達は、
今、経済を高度成長の軌道に戻す決め手がない。ないからこそこんな事(投資)を
一生懸命やるんです。

ですから結果的に、さっき申し上げたように、今年の1月から5月まで、この投資
だけが30何%の伸び率、輸出は常にマイナス20%以上、マイナス成長になる。

この構造がますます危険になってる。投資やる場合は政府の財政出動が頼りでしょ、
しかし、どう考えてもそれが長く続くかっていうと、続かない。

もう1つ資料を紹介すると、そこがまた嬉しいニュースでね、今年の第一四半期、
1月から3月の間、中国の税収、全国の税収が10%減ったということ。中国の
4月の財政収入は13%も減ってる。中国の財政収入は地方政府と中央政府と両方
で分けているんですけれども、中央政府は25%も減っているんです。

要するに、税収も財政収入も今減ってる中で、投資しようとしても財源不足の問題
が生じてくる。カンフル剤すら無くなってしまう。じゃあカンフル剤を頼りにして
元気を出してる病人が、カンフル剤すら無くなると、あとはもう死ぬんですわね、
常識的には。

じゃどういう形で死ぬのかという、楽しい討論に入るんですけれども、でもね、
決して楽しくない。1つはさっきの、中国の保八の話もそうですけど雇用問題です。
そこが中国にとって、共産党政権にとって一番危険な問題です。

要するに、労働力、人口があまりにも多すぎて、経済が発展しても発展しても、
完全雇用は絶対無理だし、余ってくる労働力を吸収する事が出来ない。

例えば農村の場合、中央政府が発表してるように、常に2億人単位の農民工という
概念なんです。農民工は、日本語で言えば出稼ぎ労働者ですけれど、日本の場合、
いわゆる出稼ぎ労働者の大半は、田舎で自分の生活基盤を持っていて、農作業の
あまり無い時に他に出て行って出稼ぎするんですけど、中国の農民工の場合、