命のカウントダウン2(健康余命921日)

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新型コロナの現況(EG5(エリス株)など)

2023-09-05 15:15:43 | 新型コロナ

世界保健機関(WHO)は、感染者数が増えている新型コロナウイルスの変異株「EG.5」を「注目すべき変異株(VOI)」に指定し、各国にモニタリングを呼びかけている。「EG.5」は「エリス」の通称で呼ばれている。EG.5、これに非常に近いEG5.1はいずれもオミクロン株から派生した変異株のひとつであり、EG5は2023年2月に発見され、徐々に増加、最近のデータでは日本国内でもUSAでも新型コロナ感染全体の2割程度を占めているようだ。EG5.1は2023年7月に認められたばかりで主にイギリスを中心に流行しているとの事。

いずれの国でも、2023年初めから流行っていたXBB1.5やXBB1.16に代わって感染の主流になりつつある。EG5、EG5.1の性格そのものは、他のオミクロン株と大差はなく重症化はそんなにしないが、感染性は少し増しているという報告が多い。

奈良県中部田原本町の我が坂根医院でもこのところ週に30人程度のコロナ患者を診断しており、患者数は高い水準でわずかに増加している様感じている。全国の都道府県の中で、奈良県は人口当たりの感染者数がトップではあるけれど、以前第7波、第8波で実感した「医療崩壊」は今回感じていない。これは、現在流行っているオミクロンやエリス株が「重症化しにくい」からだと思われる。ただ、重症化しにくいオミクロンが流行った第8波での死者がこれまで最多であったように、重症化率が低くても、感染者数の増加が大きければ死者数は増加してしまいます。現在、USAではエリス株等の流行により高齢者施設等での集団感染が増加、その結果20万人の死者が出ており、総死亡の2割を占めて言うとの事です。やはり、高齢者や重症化因子を持った方は自衛が必要です。

最近の陽性者の特徴として、どこで感染したか全く分からないと言われる方が増えています。5月8日以前、感染経路全く不明という方は全体の2,3割でしたが、現在6割以上となっています。感染者はそこかしこに居ると考えたほうがよさそうです。重ね重ね、高齢者、重症化因子を持っている方(特に呼吸器疾患や悪性疾患をお持ちの方)は、可能であればワクチン接種を重ね、体調不良があれば早めに医療機関を受診してください。そして、コロナ陽性と判断されたら、抗コロナ薬の服用をお勧めします。9月30日までは抗コロナ薬(ゾコーバ、ラゲブリオ、パキロビッドパック)は無料です!

 



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2 コメント

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フォローしました。 (maru36)
2023-09-05 16:33:54
はじめまして maru36と言います。。。ナンチャッテ(笑)

イベル〇〇チンの使用についても
何か新しい動きが出て来ましたね。

なんかややこしい病気では有りますが
製薬会社の動きも怪しい雰囲気。。。
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イベルメクチン? (camper)
2023-09-06 12:27:50
マルさん、ご心配をおかけして申し訳なかったです。
元のブログ、facebook 経由の認証が突然認められなくなって、ログイン不能になっちゃって、今も何ともなりません。
今しばらくは、こっちで細々とやっていきます。改めてよろしくお願いします。
イベルメクチンなのですが、あまり良い結果は出ていない様に思うのですが、どうなのでしょうねぇ。
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