命のカウントダウン2(健康余命912日)

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在宅医療は人権侵害から少しだけですが縁遠い

2024-07-01 22:07:56 | 在宅医療
私は、医者になって5,6年経って,1人前になったかなと思えたころから在宅医療に関わるようになりました。以来30年以上、在宅医療に普通の開業医よりは強くかかわっていると思います。でも、ご存じの様に、釣りにもスキー旅行にも、山にキャンピングカーで遠征したりもして、在宅医療で生活を犠牲にしてはいません。何とか両立させようと努力しております。それには何よりも訪問看護ステーションの看護師の協力が圧倒的な力になってくれますし、それで足りない場合には、友人の在宅協力医の力を借りることもあります。日常生活を犠牲にして在宅医療に人生を捧げたいなどと言う思いは無くて、何とか好きなことを全部並立実現させていけないかなと思っております。滅私奉公なんて思いは微塵もありません。働いたら対価は欲しいと思っています。ケチではないと思ってはいますが・・・どうなのでしょうか

私は仕事も遊びも日常生活も大好きなので、好きなものすべてを並立させたいと思っているのです。だから、結構綱渡り的に忙しいことも多いですが、今のところ、人並み以上に毎日を楽しめていると思っています。そうそう、在宅医療も大好きなのですよ。

昨日、医療と人権について私見を述べてみたのですが、書いているうちに表現したいことが次々に出てきて、一旦アップした原稿を、昨夜も今日も何度も何度も(10回以上)是正更新しました。初めの頃に読まれた方、現在の記事を読み直していただいたら、随分内容が違うと思われると思います。色々意見を継ぎ足しもしたので、当初の1.5倍くらい長くなってもいます。

今夜は、昨夜ほど支離滅裂にはなりたくないので、出来るだけ簡素にしますね。言いたいことは、「私は、在宅医療が大好きです」「それは、多分ですが、在宅医療が人権を守りやすい医療だと感じているから。」です。

病室に鍵をかけることはできませんが、自宅だったら何重にも施錠可能です。端的に言えば、その違いです。 嫌なことを拒絶できる医療、逃げられる医療。私はそんな在宅医療を愛しています。分かるかなぁ???

表現を代えてみましょう。病院医療の主役は、医者ですよね。医療ドラマのほとんどで主役は医者です。でも、在宅医療の主役は、患者さん本人なのですよ。主役を取り戻すことのできる在宅医療。貴方の人生の主役は、何といってもあなた自身なのですから!!

貴方は、人生の主役を譲るつもりなのでしょうか?

在宅医療は、笑顔の医療です!笑顔のあなたが主役でしかありえないです!!

あーあ、今夜も当初アップした内容から5割ほど長くなってしまいました。訴えたいことが多いのですよ!お許しください!