最近、自宅にある不要な物の片付けを行っている。
使わない物はいつまでも家に置いていても仕方ないので、早めに処分したほうがいい。
倉庫から出てきたのは、ホンダの小さな300Wの発電機。
キャンカーを購入したときに、色々な発電機を検討したが、その時にネットオークションで手にいれたもの。
きれいでほとんど使ってないというものだったが、結局購入して一度も使わず終いだった。
処分するにも一度は動作を確認しようと、庭に出して混合ガソリン(50:1)を入れた。
リコイルスターターを20回くらい引いたが掛からない。
見てくれはいいのに中々言う事を効かないやつだ。
くそー、この野郎!! と言いながらもう10回くらい紐を引いたが掛からない。
プラグを外してみたが、問題無さそう ?
諦めて、入れたガソリンを全部抜いた。
面倒だが、バラさないと直りそうにない。
外で作業するのは、寒いので、部屋に持ち帰り作業台の上に置いた。
うむ。まな板のコイじゃないけど、まな板の上の発電機だ。
さあ、これからどう料理するか、見てろよこの野郎。
エンジンが掛からないのは大体想像がつく。
多分キャブレターの内部のガソリンが固着してノズルが詰まっているんだろう。
バラして分かったのが、インバーター発電機になっている事。
後で調べて分かったが300Wで使うときはインバーターらしい。
さあ、どうやってキャブをバラそうかと少し考える。
上部のナットを2個外せば取れそうだ。
外したキャブレター。
今の車はみんなインジェクションだが、昔の車はみんなキャブレターだった。
昔取った杵柄じゃないが、ソレックスやウェーバーのキャブをよく調整した。
それに比べたら簡単簡単。ただ小さいだけ。
燃料パイプが固くなって外れないので切断した。
キャブのタンクがオイルとガソリンの残さで汚れている。
これじゃあ動かんやろ !
固着して取れないのでワイヤーブラシを電気ドリルの先に付けて落とした。
スプレー式のクリーナーでキャブを一通り掃除。
メーンジェット、スローエアージェット等を針を使って掃除する。
これが詰まっていると残念ながらエンジンは掛からない。
ちゃんと向こう側が見える。 OKだ。
きれいになったぞ !
針が入らない穴は電線の細かい線を通した。
元通りに組み込んだ。
手前の白い入れ物はパックご飯が入っていた容器。
薄くて白くて重ねると場所を取らないので、分解したビスを入れたりするのに便利がいい。
再度、庭で動かしてみた。
ガソリンを入れてリコイルスターターの紐を10回程度引いたら、うまくエンジンが掛かった。
投光器をさしたら発電機のオーバーロードランプがついた。
おかしいなと思って調べたら、投光器が500Wだった。
定格300Wに対して500Wは相当な過負荷になっている。
それでも動いているのは素晴らしい。
今回は小さな発電機だったが、これが大きくなっても同じ事。
大きな発電機はインジェクションもあるが、まだまだキャブレターは多い。
長期に使わないときはタンク内のガソリンだけでなく、キャブのドレンナットを緩めてガソリンを抜こう。
入れっ放しのときは、キャンカーのFFヒーターと同じように月に1回程度動かしてやれば故障し難い。
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長旅では小型の発電機が一つあれば心強いですよ。
ホンダの9iがお薦めです。
キャンピングカーの電力供給
究極は発電機ですね
小さな発電機は使いやすそう
バッテリー充電だけを考えるとこれで充分なのかな?
欲しくなって来たぞ~ ヤバイ