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キャン友さんのジル520をリチウム化 その3 リチウムバッテリーの組込

2023-11-27 | ★日記

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今日はキヤンカー友達のジル520にリチウムバッテリーを取付ける。
取付工事は2日間の予定で、天気が良さそうな日を選んだ。 

キャンカーに出たり入ったりするので雨降りの作業は大変だから。

 

 

工事に掛かる前に、RENOGYのヒート機能付きの300Ahのバッテリーを充電器を使って満充電にする。

リチウムバッテリーは、送られてきた時には全容量の半分程度の電力量しか入っていないので、昨日から40Aの充電器で充電していたもの。

600Ahのバッテリーを満充電するにはかなり掛かる。

バッテリーを満充電する場合は、バッテリーの電圧差を0.1 V以下にしてから並列接続する。

それからリン酸鉄リチウムバツテリー用の充電器を接続すればOK。 

 

 

まずは古い鉛バッテリーの撤去から。

シャント抵抗のマイナスラインを外したらバッテリー同士をつないだ配線をショートしないように次々に外していく。

この車はソーラーパネルを付けたくらいの改造しかしてないのでバッテリー庫内はかなりシンプル。

 

 

鉛バッテリーを外したら座面のベニヤ板を固定する枠をノコでカットして取り外す。

これを外さないと新しい300Ahのバッテリーが入らない。

300Ahのバッテリーを入れて位置を確認してから固定用の木片を配置して木ネジで固定。

木ネジは床材を貫通するくらい長くしないとあまり効かない。

 

 

ホールソーで配線用のツバ管が入る穴を2つ開ける。

つば管を入れるのは本来は配線の保護だが、見た感じもいいから。

 

セカンドシートの横の壁に60Aの走行充電器を冷却する120φのファン(バッテリー庫内の換気も含める)を取付けるための100φの穴を開ける。

この穴は100φのホールソーで開けた。

今回、このホールソーはAmazonで買ったが2,380円と安かった。

ファンの向きは排気で走行充電器のヒートシンクを裏から風を送る。

このファンはパソコンケースに付いていた中古のもので3段階のコントローラー付き。

上のブレーカーは200Aのリレーと100Aのヒューズを経由してメインバッテリーにつながっている。

その為、走行充電器の一次側にはヒューズは取付けない。

 

 

ファンを取付けて、座面の木枠を元通りに復旧。

 

走行充電器を取付けて配線をバッテリー庫内に引き出す。

かなり長いので必要な長さでカットして圧着端子を取付ける。

ここは大電流が流れるので長いとロスが半端ない。

 

 

これまで通りに仮配線。

でも、この配線は恰好が悪いよね。

 

バッテリーどうしを接続。

 

 

 

バッテリーからのプラスラインに200Aのヒューズとバスバーを取付けて少し配線回りをスッキリさせた。

 

バスバーのカバーを外した状態。

マイナス側も団子状になっていたのがこれでスッキリ。 

 

 

これでほぼ出来上がり。 

 

既設のボトロニック残量計の液晶モニターが壊れて、表示が欠けてよく分からない。

ボトロニックの新しいのに取り換えるのは高価なので止めて、安価なRENOGYのバッテリーモニターに取替え。 

モニターは後で適当に見やすいところにマジックテープで貼れば設置も簡単。 

 

  

 

走行充電器の前に付けたブレーカーはソーラーパネルからの電流をカットするためのもの。

後でマジックテープで固定する。

キャンピングカーを使わない時にはソーラーパネルとチャージコントローラーの間をカットしよう。

チャージコントローラーとバッテリーの間ではないので間違えないように。

この程度のチャージコントローラーはバッテリーにつながったままでも流れる電気は知れている。

リチウムバッテリーを満充電状態にして、毎日これでもかと14.2Vまで上げるのはバッテリーの寿命を縮める。

 

 

バッテリーは常設ベッドの下になる。

 

今回は600Ah ( 300AH × 2 )にしたのでこのような余裕を持った配置にした。

300Ahだけだったらこのヒート機能付きのリチウムバッテリーとDCCシリーズの50Aの走行充電器を選択すればバッテリー庫だけで収まる。

一通り配線が済んだら、ソーラーコントローラーに温度補償を無視する10kΩの抵抗を入れる。

この抵抗を入れることによって気温に関係なくソーラーコントローラーからの電圧は14.4Vで一定になる。

これは以前と同じ方法。

 

 

バッテリーモニターのリセット電圧と容量をセットしてうまく動作するのを確認。

走行充電はエンジン始動後15秒してからゆっくり電流が上がる。

すぐれもの充電器はこれまでの鉛バッテリーと同じように使えるが、キャンカーのメインスイッチ(サブバッテリースイッチ)がONの状態では電圧動作範囲が13.2~13.4V程度なので、バッテリー残量は60~90%程度の範囲で動作する。

鉛バッテリーと違っていつも満充電状態とは限らない。

また、メインスイッチがオフの時にはすぐれもの充電器はリチウムバッテリーを満充電にするが、過充電にならないように100Vの電源側にタイマーを付けるほうが安心である。

 

RENOGYのこのヒート機能付きの300Ahバッテリーは、BMSが200Aと大きくてバランス機能もかなり強力だ。

サイズ的にも容量の割にシートの下のスペースに収まるくらいで、かなり使い易いものとなっている。

 

 

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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
人様の喜びに貢献 (まるは)
2023-11-27 08:32:06
うなぎ さん。

おはようございます。
少しずつですが「睡眠時間」も確保出来ています。
来年の業務の大型プロジェクト予定も見えて来た。
皆さんが大陸製品を輸入されるから「物流倉庫」も
年々「巨大化」していますが建設費の増加が凄い。

>今回は600Ah ( 300AH × 2 )にしたのでこのような余裕を持った配置にした。
人様の喜びに貢献・・素晴らしい。

当方の「パトロン」から「カムロードのキャンカー」が遊んでいるから使えと申し出があった。
でも、丁寧に「ご辞退」させて頂きました。
資産家の彼には「思って頂ける幸せ」に感謝です。

当方の「ライフワーク」には自力での「慈善活動」が2025年2月より始まり、3年で終止符です。
ハイエース特装車の移動執務室に「思うように自作の車内装備のDIY」がとても楽しい。

昨日、「フレキシブルソーラーパネル」の搭載に
たわみ防止のSUSパイプを力骨として沢山固定し
屋根上搭載の予行演習を行ぃ上手くいったょ。

リアラダーの前の車体最後部に搭載すると屋根上の風の流れで揚力の「浮き上がり」が生ずる。これは、流体工学的に既に理解出来ている。
本来は大型のフラットルーフに搭載すべき。

SUSの六角ボルトをルーフバーに「鉄工用ドリル」で穿孔してパネル固定として「蝶ネジ」を下から締め付ける予定。

それでも「パネル」が走行中にバタつく事のないように「カシメ穴」を多くし結束バンドで縛る予定。
納車後に「走行実験」で静止しているか確かめる。
Unknown (いの)
2023-11-27 16:38:33
こんにちは。

キャンカーのリチウムイオンバッテリー化では大変お世話になりありがとうございました。

ブレーカーはマジックテープできちんと固定することが出来ました。
しばらくキャンカーの使用が無いので、今はカットしてます。
バッテリーモニターは取り付け位置決めがまだ出来てません。
走行中にも確認できるように、ボックスを作ってそれに固定、移動が出来る様にしようかとも考えてます。
どちらにしても早急に結論出したいと思ってます。

これからの長期キャラバンが大いに楽しみです。

ありがとうございました。
まるはさん (うなぎ)
2023-11-27 19:21:05
少しずつでも「睡眠時間」が確保できればいいですね。
この20年で物流倉庫がかなり沢山出来ています。
私の買い物も昔とちがって、ほとんどが宅配便での購入です。
これだけで年間にかなりの金額をつぎ込んでいます。
以前は近くのホームセンターによく通っていましたが、最近はそれも少なくなりました。
今は画面を見てポチッとクリックすればなんでも揃うのでやはり便利ですね。
いのさん (うなぎ)
2023-11-27 19:21:39
これから冬になりますから、キャンカーの使用も少なくなりますね。
バッテリーモニターはそんなに頻繁に見ることもありませんが、やはりケース入れた方が断線しにくです。
バッテリーモニターは満充電になれば600Ahにリセットされるようにしています。
満充電にしないで長く使っていると誤差が大きくなる傾向にあります。
大容量のリチウムバッテリーを積んだらキャンカーで遊ぶのも楽しくなりますよ。
ご教示ください (きいやん)
2023-11-28 08:18:44
いつもいつも質問ばかりですみません。
コルドバンクス(ガソリン車)を所有しておりますが、走行充電(レノジー60A)時にエンジンに負担が大きくオルタネーターも強化(150A)に変更しましたが今ひとつ改善がされません。オルタネーターから走行充電器に直結はしない方が良いでしょうか?
何か改善方法があればご教示ください。
サブBはlifepo4の生セル310Ahをパラで2組です。
よろしくお願い致します。
Unknown (のんべ~)
2023-11-28 13:47:50
こんにちは。
私は機材を持っていないので、並列接続をして何日もほったらかしてます。
0.1 V位に揃った所で満充電させてます・・・
ブレーカーのON・OFFが面倒なのIGONで5極リレーを使いカット!
それもリレーが壊れてブレーカーに変更しました(^^;
うなぐぎさんの様に機材をそろえようかな!?
きいやんさん (うなぎ)
2023-11-28 19:09:52
サブバッテリーの容量が大きいので60Aで充電しようとするのはよく分かります。
しかし、ガソリン車はディーゼル車に比べて低回転でのトルクが低いので60Aの走行充電器が働くとかなりの負荷となりエンジンの回転が下がって不規則になりがちです。
その場合はアイドルアップさせるのも方法かも知れません。
また、走行充電器をDCCシリーズの50Aにすると効率はかなり良くなります。
走行充電器の配線は既設の配線ではなく、オルタネーターから新たに22SQ程度で引き直したものでしょうか。
走行充電器の充電容量をもう少し下げたほうがトータル的にはいいかも知れません。
他には、ダイオードを使ってオルタネーターの電圧を上げる方法があります。
https://blog.goo.ne.jp/camp8877/e/71e30579f1a54276fd76b74f9471fb61
https://blog.goo.ne.jp/camp8877/e/b82ddedec41485840bb762549ccea444
のんべ~さん (うなぎ)
2023-11-28 19:10:38
今回のリチウムバッテリーは2つ同時に入れたものなので電圧は揃っていました。
それですぐに並列接続して満充電にしました。
IGONで5極リレーを使いカットするのはソーラーパネルからの電流ですね。
直流は電圧が高くなるとリレーの接点が持ちませんね。
そんなときにはやはりブレーカーが良さそうです。
中華製のブレーカーは問題が多いですが、RENOGYの製品はこれまでいくつか使ってきましたが大丈夫なようです。
ご教示ください (きいやん)
2023-11-29 07:20:17
うなぎさん
丁寧にご教示いただき有り難うございます。
オルタからのケーブルは既存のままで引き直しは行っておりません。
引き直し又はオルタからメインバッテリーまで追加しても良いのでしょうか?
一つずつ対策を進めてみようと思います。
よろしくお願い致します。
きいやんさん (うなぎ)
2023-11-29 12:23:57
オルタネーターからの配線の引き直しは、出来れば22SQくらいのケーブルを200Aのリレーの入力側に入れる方がロスが少ないです。
ケーブルはコルゲートチューブで保護する必要があります。
オルタネーターにつながっているバッテリーからの配線は常時電圧が掛かっていますから、メインバッテリー側の配線を外してから作業して下さい。

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