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実家のオフグリッド化 その2 ハイブリッドインバーター

2023-11-15 | ★日記

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誰も住んでいない実家だが、屋根に上がっている2kWのソーラーパネルを生かしてオフグリッド化を試してみることにした。

リチウムバッテリーは安価なLi Timeの48V 100Ahを使用する。

あとオフグリッド化するために必要なのはハイブリッドインバーターが必要になる。

 

 

ハイブリッドインバーターと言うのは単純なインバーターとは異なり、インバーター、バッテリー充電器、充電コントローラー、電源切換え器を一つの箱に収めたもの。

キャンピングカーはRVパークでグリッド(商用電源)につないで電気を取込む場合もあるが、基本的にはオフグリッドである。

キャンカーのシステムはチャージコントローラーと走行充電器が一緒になったものもあるが、多くはソーラーパネル、チャージコントローラー、走行充電器、インバーター、AC充電器、バッテリーからなる。

 

ハイブリッドインバーターの使用例

 

 

中国よりハイブリッドインバーターを仕入れた。

SRNEのHF4850U80-Hという単相二線式タイプ。

バッテリー電圧が48V系で、PV入力が 120-450VDCと高いので既設のソーラーシステムがそのまま使える。

8月初めに購入して動作確認もしないでほったらかしにしていたものだが、送料込みで83,000円も掛かった。

円安前は6万円くらいだったのでかなり高くなった。

 

住宅でオフグリツド化するのは単相三線式のハイブリッドインバーターが便利。

これだと配電盤の契約ブレーカーから分岐ブレーカーの間に切換え器を接続するだけでいい。

ところがこの単三用のハイブリッドインバーターが中国から購入してもかなり高くて20万円近くする。

誰も住んでない家にそれだけの費用は掛けられないので、仕方なく一般的なこの機種を選んだ。

ただ最近、SRNEから5kWの単三仕様(型番HYP4850U100-H)が出て、送料込みで11万円くらい。

比較的安いので住宅用の電気配線をそのまま利用しようと思うならそちらの方が使い易い。

 

中国から送られて来たハイブリッドインバーター

 

 

 

製品名 HF4850U80-H

仕 様

AC 出力:
定格出力 5000VA/5000W
電圧 120Vac±5%
電圧レベル調整機能 100/105/110Vac±5%
定格電流 41.7A
バッテリー入力:電圧範囲 40~60VDC
定格電圧 48VDC
AC 入力:100Vが可

定格出力 90-140VAC
周波数 50 Hz/60 Hz
最大ACバイパス電流 63A
最大AC充電電流 40A

PV 入力:
最大電力 5500W
最大開放電圧 500V
MPPT入力電圧範囲 120-450VDC
最大入力電流 16A
PV 出力:
最大電力 5000W
最大充電電流 80A
配線方式:単相二線式対応
サイズ : 426×322×126mm
重量 : 11.6kg

 

本体の価格は71,235円で送料が11,897円だった。

内容物としては簡単な取扱説明書(英語版)とDC入力の圧着端子、一緒に購入したWi-Fiユニット。

 

 

表のパネルを外して内部をチェック。

 

ハイブリッドインバーターは設定項目もかなりあって動作も複雑。

それを制御するのがこの基板。

 

中国製の入出力端子はいつも不安がいっぱい。

中の二つの端子がバッテリー接続端子

 

実験で仮配線したものだが、AC出力側端子はこれで最大5KW(100V 50A)通すのはかなり心配。 

出来れば国産の端子台を使った方が安心。

 

こちらはソーラーからの入力。

これも最大5,000Wだが、流れる電流次第で対策が必要かも。

 

とりあえずバッテリーをつないでテストできるように配線する。

左からAC入力(バッテリー充電とバッテリーが無くなったら商用電源から供給)、AC出力(インバーター出力)、バッテリー入出力。

ソーラー入力範囲は 120-450VDCと高電圧なので手元には試す電源がない。

これは実際のソーラーパネルからの出力で試すしかなさそう。

 

 

モニター画面ではバッテリー電圧は53.2Vで出力はAC100V。

 

テストでよく登場する電気ストーブは900Wで今年もこれから多用する。

 

機器取扱の注意事項

大きなインバーターなどの機器はバッテリーに接続するときにバチッと火花が出るので端子に1~10Ωくらいの2~10W程度の抵抗でステップスタートする方がいい。

反対にバッテリー接続を外した場合も、回路に電気が溜まっているので端子がショートしないように注意。

回路をチェックする時にはきちんと放電させてテスターで電圧が掛かってないことを確認してからにしよう。

 

 

過去記事

実家のオフグリッド化 その1 LiFePO4 5.12kw

 

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふくろうキャンカー)
2023-11-15 09:34:19
我が家で預かっていた機器と同じものですね。
修理は諦め先ほど発送してきました。
誘導雷の損傷と申告されてましたが中の大きな基板を外すのが大変です。
しかも「防湿塗装」、簡単にテスターを当てても接触不良で計測できませんでした。
重量も10kg以上、依頼主は高い送料を負担することになり申し訳なく思ってます。
返信する
ふくろうキャンカーさん (うなぎ)
2023-11-15 19:12:13
ハイ、同じものですね。
かなり性能的には良さそうですが、設定項目が30程度あって自分の使い方に応じた設定が出来そうです。
普通のインバーターと違って動けばいいというものでもなさそうです。
制御基板が損傷するとインバーター回路は大丈夫でも全くいうことを効きません。
誘導雷を受けると必ずと言っていいほど数か所がやられています。
これを修理するのは大変で、メーカーは誘導雷を受けたのは修理不能で返すというのもわかる気がします。
返信する

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