ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

キャンピングカーと趣味について気ままな生活のブログです。

うちのキャンカーはノイズが多い?

2019-02-18 |  快適化(電気関係) 

キャンカーで旅に出たときにラジオを聞くが、キャンカー内は意外にもラジオに入るノイズが多い。

最近の携帯の充電器やパソコンの電源はスイッチング電源なので小型で軽い。

20~30年前の電源はリニア電源と言って大きなトランスが入っていたので重かった。

 
この小さくなったスイッチング電源にも弱点がある。

スイッチング電源は小型化するために最初に直流にしてから半導体素子(トランジスタやMOS FET)の高速スイッチングによりパルス波の交流に変換し、これを高周波トランスに送り込む。

トランスの大きさは周波数に反比例して、周波数が高いと小さくできる。

そのため効率を上げるのにパルス周波数は数10kHz〜数100kHzの高周波を採用している。

これがラジオに入ったり他の機器に悪さをする。

これまで、電源は小さな筐体で機器を動かす電気を変換するので熱との戦いだったが、スイッチング電源が登場してからはノイズとの戦いが加わった。

 

うちのキャンカーの快適化でも多くの電源を使っているが、そのほとんどがスイッチング電源だ。
アマゾンなどで中国製の安価な電源を購入しているが、ほぼ全てがノイズ対策がされてない。

その為にキャンカーの中でラジオを聞くとノイズに悩まされたりすることがある。

 

たまたま、スイッチング電源の電圧調整の為にケースを開けたものがあるのでここにご紹介。

これは国産のTDKのスイッチング電源で適切にノイズ対策されたもの。

樹脂製のケースを取ったら基盤全体を銅板で覆っていて、スイッチングノイズを外部に出さないように銅板でシールドしている。

 

 

中国製はほとんどが樹脂ケースだけで覆われて内部のパーツは裸の状態が多い。

TDKのこの電源には内部にもう一枚銅板があって二重シールドになっている。

 

 

機器から出るノイズは国にって規準が違うが、中国 → 日本 → USA の順に厳しくなる。

 

 お願い。
ランキングに参加していますのでクリックして応援、お願いします。
  にほんブログ村
 人気ブログランキング

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自宅近くの安い定食屋 | トップ | 磁石につくステンレス »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ラジオのノイズ (the-yama)
2019-02-18 09:24:32
私の車のラジオもすごいノイズが入るので、よほどのことがないとつけません。
昨日のバッテリー上がりは大変でした。

やはり、日頃から気をつけないといけませんね。
返信する
the-yamaさん (うなぎ)
2019-02-18 14:57:36
久し振りに覗いたらバッテリー上がりで大変さが伝わってきました。(笑)

私もそうですが、冬はキャンカーの稼働率が下がるのでメインバッテリーが上がりぎみになります。
うちはすぐ近くに100Vの電源がありますので時々充電します。
少し充電するだけで掛かりがまったく違います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

 快適化(電気関係) 」カテゴリの最新記事