岩手 退職金を３割支給へ 酒気帯び免職の県立高教諭

退職金を３割支給へ　酒気帯び免職の県立高教諭

酒気帯び運転で懲戒免職になり退職金が支払われなかったのは不当として、元県立高校教諭の男性（６１）が県に処分取り消しを求めた訴訟で、県教委は２０日、退職金を３割支給すると発表した。

不支給処分を取り消しとする判決の確定を受けて決めた。

県が懲戒免職処分の職員に退職金を支給するのは初めて。

県教委は、男性に支給額を伝える退職手当支給制限処分書を送付。

１９日に男性方へ届いたことを確認した。

振込口座の指定などの返答があり次第、退職金を支給する。

支給額を３割とした理由について、県教委教職員課の金田学総括課長は「酒気帯び運転に至った状況や勤務状況などを総合的に判断し、民間の事例も参考にした」と説明した。
(2014/03/21)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140321_2







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