アイドルたちの扇情的な酒類広告

2014-05-31 | 酒 CM
ポイントは手を股間の性器に当てて動かすところ。
性的なメッセージばかりのひどいCM。

この韓国焼酎「チョウムチョロム」はロッテの製品。
日本での販売はサントリー。

































2012/12/18 13:26
「アイドル」たちの扇情的な酒類広告

「再生回数多いほど大胆に」
未成年者のアクセス防止できず

酒類の広告には特に「アイドル」が多く登場する。

ここで言うアイドルとは、ソウル市が定義した「青少年の間で知名度が高く影響力があり、偶像化されている芸能人・有名人」のことだ。

ソウル市などの調査によると、今年1-11月にメディアに登場したアイドルの広告回数は1位が俳優キム・スヒョン(24)4万124回、2位が俳優コン・ユ(33)2万3578回、
3位がフィギュアスケート・キム・ヨナ選手(22)2万785回、4位が俳優イ・ドンウク(31)2万702回、5位が俳優チャ・スンウォン(42)で1万5465回だった。

以下、6位は俳優ハ・ジョンウ(34)1万4079回、7位は俳優チョン・ウソン(39)9187回、8位は歌手PSY(34)6076回、9位は俳優ダニエル・クレイグ(44)3674回、
10位はガールズグループSecretが2247回の順だった。

同期間中、酒類広告はビール(15万6094回)が最も多く、次いで焼酎(3904回)、清酒(342回)、にごり酒・伝統酒(5回)の順だった。

今や酒類メーカーが広告にアイドルを起用するのは当たり前となった。

焼酎「チョウムチョロム(初めてのように)」は女優イ・アヨン、ク・ヘソン、バンド紫雨林(チャウリム)、歌手イ・ヒョリらを広告モデルに起用してきた。

焼酎「チャミスル」の広告にはこれまで女優イ・ヨンエ、パク・ジュミ、キム・ジョンウン、キム・テヒ、ソン・ユリ、ナム・サンミ、キム・アジュン、ハ・ジウォン、キム・ミンジョン、
イ・ミンジョン、ムン・チェウォンが出演、先月からは男性歌手PSYが登場している。

アイドルが出演する酒類広告は地上波テレビやラジオ、新聞だけでなく、インターネットやスマートフォン(多機能携帯電話端末)などでも何の制限もなく見ることができるのが問題だ。

ロッテ酒類焼酎が販売している「チョウムチョロム」の最近の広告では、女性アイドルグループの人気メンバー3人を一度に広告モデルとして起用、ダンスバトルをさせている。

「19歳未満は視聴・閲覧できない」として「19禁」との表示はあるが、形式的な警告に過ぎず、視聴・閲覧に何の制限もない。

広告を見ると、女性アイドルグループ4minuteのヒョナ(20)、KARAのハラ(21)、SISTARのヒョリン(21)は太もももあらわなホットパンツ姿で「開脚ダンス」と呼ばれる扇情的なダンスを踊っている。

「チョウムチョロム」の公式ホームページには3人のダンスバトル動画があり、「再生回数が多くなるほど、バトルはもっと大胆に」という「あおり文句」まで付けられていた。

また、未成年者の視聴を制限するということなのか、最初のアクセス時に一応は生まれた年を入力するようになっているが、うその生年を入力しても確認する手だてはない。

現行の国民健康増進法には「飲酒行為を美化する表現の禁止」「テレビ・ラジオの広告放映時間帯制限」「アルコール度数17度以上の酒類広告禁止」「地下鉄・映画館での酒類広告禁止」以外に特に規定はない。

カトリック大学医学部のイ・ヘグク教授は「アイドルが出演する酒の広告を青少年たちが見ると、酒に対し肯定的なイメージを持つということが複数の研究で明らかになっている。

こうした影響に関し社会的に論議を呼んでいるのにもかかわらず、青少年が同一視しやすい同世代のスポーツ選手やアイドルを酒類メーカーが起用し、広告モデルの年齢をさらに低下させるのは無責任な行為」と批判した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/18/2012121801348.html?ent_rank_news




2012/12/18 13:25
ソウル市、「アイドル」酒類広告起用の自制求める

芸能事務所・広告代理店などに公文書送り協力要請へ

ソウル市は「『アイドル』と定義される芸能人・有名人たちが酒類の広告に出演しないよう自制を求める公文書を18日に酒類メーカー、芸能事務所、広告代理店などに送付する」と17日発表した。

ソウル市は芸能人たちの自主的な協力が得られない場合は、申告漏れや広告による不当利得、不当支出などがないか国税庁に税務調査を要求するとしている。

ソウル市は「アイドルとは青少年の間で知名度が高く影響力があり、偶像化されている芸能人・有名人」と定義付けており、これには年齢に関係なく歌手や俳優、スポーツ選手などが含まれる。

ソウル市と大韓保健協会が調査した結果、今年1-11月の地上波テレビ、ラジオ、新聞などの酒類広告は1日平均574件、同期間に合計18万9566件放映・掲載され、
酒類広告によく登場するイメージキャラクター22人のうち17人(72%)が「アイドル」だった。

最も露出回数が多かったのは俳優キム・スヒョンさん(24)で、調査期間中にOBやCassビールなど4万124回登場した。

2位は俳優コン・ユさん(33)で2万3578回、3位はフィギュアスケートのキム・ヨナ選手(22)で2万785回、4位は俳優イ・ドンウクさん(31)で2万702回、
5位は俳優チャ・スンウォンさん(42)で1万5465回だった。

ソウル市のキム・ギョンホ福祉健康室長は「青少年の『将来の夢』2位が芸能人という時代に、酒類広告に『アイドル』を起用するのは青少年保護を怠る行為としか考えられない。
そのため改善を促すもの」と説明している。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/18/2012121801342.html?ent_rank_news







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